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地図でコースをを見る 所要時間 6:05 累積標高 ±880m
水平歩行距離 9.9Km 三草コース:2.5Km 三草古道コース:1.5Km 炭焼窯跡古道コース:1.9Km 鹿野コース:4Km
【日 時】 | 2020年3月12日(木) |
【山 名】 | 三草山 423.9mH |
【山 域】 | 兵庫県加東市山口 |
【天 候】 | 快晴 |
【メンバー】 | Mickey-son 1名 |
【コース 】 | 三草山駐車場(90mH)8:45→分岐(120mH)9:00→三草山登山口(140mH)9:05→277ピーク9:25→ピーク(365mH)9:50→三草山頂上(423.9mH)10:00〜10:10→三草古道コースへ(405H)10:12→炭焼窯跡古道コース分岐(230H)10:30→2つ目炭焼窯跡古道コース分岐(190H)10:35→昭和池周回コース出会い(130H)10:45→炭焼窯跡古道コースへ(130H)10:50→三草古道コース分岐(190H)11:25→#5炭焼窯跡(210H)11:30→鹿野コース合流(340H)11:45→三草山頂上(423.9mH)11:55〜13:00→376ピーク13:20→点名天狗岩(304.4mH)13:45→天狗岩(290mH)13:50〜:55→233ピーク14:10→鳥居(200mH)14:15→昭和池周回コース出会い(125mH)14:25→ボートハウス(120mH)14:45→三草山登山口(90mH)14:50 |
ハイキングコースの山なので10年ぶりの三草山で代表的な登山4コースを一日で歩くことにする。昭和池の駐車場に車を止める。平日なのにすでに8台停車している。やはり人気の山である。駐車場にあるトイレもなんか奇麗になっているような気がする。
気温10℃の晴天の中、先ずは駐車場手前横の「三草コース」から出発。左手の工場横を通り、右手に採石場跡?を眺めながら平坦路を歩いて行くと三叉路が現れ、右の道をとると左手に登山口が見える。ここから本格的な山道に入って行き、しばらく登るとコンクリート丸太の階段となり、その先にスラブが現れ、鎖の手すりが設置されている。山道からハイキング路に変わってしまう。この頃には周りの視界が開け、後ろに昭和池や滝野方面、山口の町並みが見えるようになる。雄岡山、雌岡山を望むことができる。
227ピークからは前方や後方に次のピークまでの直線的な登り尾根道が見え、北側の景色をずーっと楽しむことができる。やがて岩稜歩きとなり、2度ピークをクリアして急登を登りきると三草山頂上である。
10時に2等三角点のある三草山頂上に到着するが男性登山客が一人だけであるが直ぐに出発して一人取り残される。方位盤で周囲の山座を確認する。しかしあまりにも天気が良いので遠くは霞んでいるが北方面は白髪山、笠形山まで、南側は雄岡山、雌岡山、六甲山系が確認できる。方位盤は少し東にずれている感じである。頂上にある三草山神社(神社というより祠に近い)は京都の北野天満宮より御分霊を受け、菅原道真を祀っている。そのためか大きな合格祈願の看板が設置されている。三草山城跡の石碑も建っている。
次の「鹿野コース」を下っていき最初の分岐で「三草古道コース」の案内板に従って右に折れる。しばらくは樹林の中を急な尾根道を下っていくがやがて緩やかになると足元はザレ場となる。眼下には昭和池が望める。尾根を左に見ながら山腹に沿って下っていく。中間点付近には、「炭焼窯跡古道」に繋がる分岐が左に2回現れる。昭和池が見えると池周回コースに合流して案内板で左に折れ、少し西に進み案内板に従い左の「炭焼窯跡古道コース」に入っていく。
湿原状の広い沢に出る。ここから遡るがしばらく進むとマーキングテープは沢沿いにあり、対岸にも黄色いテープが有るため渡渉して進むがその先には踏み跡は無く、暫し周りを探索しても道らしきものは見えない。少し周りをうろうろするが結局見当たらず、元の沢まで戻る。ここで周りを観察すると沢の先に赤いテープを確認。渡渉するのではなく沢中を歩いていくのが正解である。立派な立て看板がその後現れるがこの不明瞭な場所に設置してほしいものだ。
沢岸に上がった後はずーっと沢沿いに道は続いているが右岸、左岸を数えきれないほど渡渉(10回以上?)してコースの名前通り、炭焼き窯跡(計5か所)を見かけながら緩やかに登っていく。次々に現れる支流を左、左にとっていくが涸れ沢になったり、水が流れていたりと変化する。流れている水は多少白く濁っているがこれが昭和池が水色に見える原因かな?。滑岩を流れている個所も何度か見かける。最後(5つ目?)の炭焼き窯跡を見てからは沢を離れ、急登の道となり一気に高度を100m上げることになる。休み休みに登っていく。
鞍部に出ると「鹿野(しかの)コース」に合流。昼食をとるために左手に折れて再び三草山頂上に向かう。2度目の頂上は一回目の雰囲気とは異なり大勢の登山客がたむろしている。コロナウィルスのせいで学校閉鎖されているためか暇を持て余している子供を母親達が連れてきている。お婆さんが孫を連れているのも見かける。大変だぁ。
数あるベンチも占領されているがかろうじて隅っこにあるベンチに腰掛けてカップ麺をすする。穏やかな天候で日向に居ると心地良い。これでも気温は13℃。その内、4人のかしまし女学生も登ってきて更に賑やかになる。山頂の馬酔木は白い花で満開である。
三草コース駐車場→ | 登山口へ→ | 三草コース登山口→ |
岩場と鎖手すりの道となる→ | 振り返って昭和池とその先は滝野町→ | 277ピークから三草山方面を見る→ |
岩稜歩き→ | 三草山頂上→ | 右の折れて三草古道コースに入って行く→ |
分岐 左は炭焼窯跡古道コースへ→ | 2つ目の炭焼窯跡古道コースへの分岐→ | 古道らしき雰囲気→ |
左に折れて池周回コースに合流→ | 沢中を炭焼窯跡古道コースに突入→ | 渡渉しないこと→ |
沢沿いに遡る→ | 左の支流へ→ | 滑川→ |
左後方は三草古道への分岐→ | 最後の炭焼窯跡を見て沢を離れる→ | 鹿野コースに合流→ |
登山者が少なくなった頂上を後に「鹿野コース」を下っていく。すぐに右手に「三草古道コース」、続いて左に畑(はた)コース、5分ほどで先ほど登ってきた「炭焼窯跡古道コース」を右手に見ながらどんどん下っていく。途中、376ピークの次のピークで左手に分岐もある。枝に掛けられた標識には朝光寺と書かれている。この山はあちこちに分岐道を見かける。
4等三角点のある点名「天狗岩」304.4に到着。ここで「天狗岩、狼岩」の案内板があるのでついでに見物していくことにする。左に折れて下っていくと物々しく赤いテープが点々と付けられている。しかしその通りに歩いていくがどんどん下っていき下方のピークに続いているようだ。これは多分ゴルフ場方面に下る道だろうと判断。やむなく引き返し、途中にあった黄色のテープで西に曲がってから少し下っていくとようやく目的の巨岩が現れる。この上に乗ると南側の展望が広がる。狼岩は所在不明のため断念。
引き返す途中に更に左側(西側)に分岐があるのでそちらに進むと自然に「鹿野コース」に合流できた。ここにも案内板は無いがマーキングテープが付けられている。233ピークでも右手に分岐を見つける。多分、昭和池にに下るショートカット道であろう。次に鳥居が現れる。「鹿野コース」はまだまだ先に続いているが、ここにある白いマーキングテープで右に折れて昭和池へのショートカット道を選択する。道はジグザグであるがしっかりして迷うことは無い。
鹿野登山口から昭和池へのコースに合流して右に折れる。直ぐに昭和池周回コースに合流して左に折れて多少のアップダウンがある池の淵を時計回りに歩いていく。左に大きなスラブを見ると直ぐにボートハウスでその先の昭和池堰堤の途中からの坂道を下ると駐車場となる。
昭和池は殆ど空になっている。
左に畑コース→ | 岩場の尾根道→ | 朝光寺への分岐→ |
左手に天狗岩、狼岩への分岐→ | 天狗岩でポーズ→ | 233ピーク 右側に分岐発見→ |
鳥居が現れる→ | 白いマーキングテープで右折ショートカット→ | 昭和池へのコースに合流→ |
昭和池周回コース出合→ | 干し上がった昭和池周回コース→ | 昭和池ボートハウスからの三草山 |
焼き窯跡古道コースは少し道は判りづらいが夏場に歩くには涼しいコースであると思う(ヒルが出るのかは知らないが)。所々にはツツジの花が咲きかけていた。すべてのコースでイノシシが登山道を掘り返している箇所が多くみられた。
その2
地図でコースをを見る 所要時間 3:40 水平歩行距離:6.6Km 累積標高は±630mH コースを3Dで見る
【日 時】 | 2024年6月20日(木) |
【山 名】 | 三草山 423.9mH |
【山 域】 | 兵庫県加東市山口 |
【天 候】 | 曇り |
【メンバー】 | Mickey-son 1名 |
【コース 】 | 山口登山口(75mH)9:10→分岐(115mH)9:35→ベンチ(215mH)9:50→ピーク(250mH)10:00→ピーク(350mH)10:30→三草山(423.9mH)10:50〜11:50→畑コース分岐(400H)11:55→天狗岩(300mH)→昭和池コース(200mH)13:00→昭和池(90mH)13:10→山口登山口(75mH)13:45 |
何度もレポートしているので簡単に。
久しぶりの三草山登山。自転車一辺倒で2月以来、山に登っていなかったのだが7月に北海道のアポイ岳、樽前山登山予定があるため、体力、靴の経年状況を見るために登ることにする。季節柄、早めに出発して7時半頃に三草山の山口登山口に到着して登山開始。
登り始めてから雑木林を抜けると岩場の展望地になり、振り返ると以前に登った同じような岩山である大坂山、数曽寺山が見えている。その奥には笠形山も顔をのぞかせている。3度のピークを越えると三草山頂上である。帰りは鹿野コースで途中、「狼岩」の案内で幹に赤いペイントに従いそちらに探訪に行くが、どんどん下っていくので登り返すのがしんどそうだったので途中で諦めて引き返して??、「天狗岩」に向かってここで満足することにする。実際の「狼岩」の場所は尾根筋から高度60mぐらい下った所のようだ。
鹿野コースから外れて昭和池へのコースに移動。鹿野コースと合流してから3ヶ所の道端に白い笹百合(ササユリ)を見かけるが残念ながら咲いているのはいずれの場所でも1本だけである。
今日は曇り空で日差しが無い分、楽である。朝早かったので午前中に帰宅。曇りのためサングラスを喪失
北側の向かい側にある大坂山と数曽寺山→ | 北西方面→ | 二等三角点がある三草山頂上→ |
マイナーな場所にある四等三角点(点名:天狗岩)→ | 天狗岩からの南側の展望→ | 鹿野コースの3ヶ所で見かけた 笹百合 |
その1
所要時間 4:3
【日 時】 | 2010年10月23日(土) |
【山 名】 | 三草山 423.9mH |
【山 域】 | 兵庫県加東市山口 |
【天 候】 | 曇り時々晴れ |
【メンバー】 | 白馬夫婦、西、Mickey-son 4名 |
【コース 】 | 山口登山口(75mH)9:10→分岐(115mH)9:35→ベンチ(215mH)9:50→ピーク(250mH)10:00→ピーク(350mH)10:30→三草山(423.9mH)10:50〜11:50→畑コース分岐(400H)11:55→天狗岩(300mH)→鳥居(200mH)13:00→鹿野コース出会い(90mH)13:10→山口登山口(75mH)13:45 |
2回目の今回は三草山コースから鹿野コースを辿る時計回りのコースを歩くことにする。ハイキングにちょうど良い季節のためかすでに多くの車が駐車している。本来は少し戻って舗装路(他の登山者に指示された)を進むのであるがトイレ横の岩稜からも登れると判断して登り始める。しかし一応、道はついているものの一旦ピークを越えるとすぐに下りの道となり、その後、本来の登山道に合流する。少し余分の準備運動となった。これもご愛嬌である。ここからは頂上まで1.9Kmと表示されている。見晴らしの良い滑らかな岩場を登っていく。このコースは木立が少ないため視界がすこぶる良い。至る所で風景を楽しめ快適な山登りである。所々にステンレスの補助鎖が設置されている。それほどメジャーな山で無いのに結構整備されている。この時期はまだ紅葉には早すぎでほとんど緑のままである。左下にはかなり水量の減った昭和池が、南西遠くには雌岡山、雄岡山も望めるようになる。
ピークを4度ほど過ぎると頂上である。前回は冬場のためほとんど人に会わなかったが頂上には多くの登山者が昼食をとっている。
帰路は6年前に登った鹿野コースを下るがほとんど記憶に残っていない道で初めてのような感じである。途中左側に畑方面に下る道が現れ、ここから鹿野登山口まで3.1Kmと表示されている。このルートは周辺は木立に囲まれてあまり展望界は利かないため単調なコースである。鳥居を過ぎてからはおぼろげに記憶がよみがえってきた。
所要時間 5:50
【日 時】 | 2004年1月24日(日) |
【山 名】 | 三草山 423.9mH |
【山 域】 | 兵庫県加東市山口 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | 白馬、知加良、鷹崎、Mickey-son 4名 |
【コース 】 | 山口登山口(75mH)9:10→鹿野コース出会い(90mH)9:40→鳥居(200mH)10:00→天狗岩(300mH)10:20→8合目(370H)10:55→畑コース分岐(400H)11:05→三草山(323.9mH)11:10〜12:20→ベンチ(325mH)12:40→畑コース登山口(175mH)12:55→朝光寺(225mH)13:25〜:40→鹿野登山口→三草山コース出会い(90mH)14:10→山口登山口(75mH)15:00 |
寿永3年(1184年)に源義経が三草山西の山口に陣取る平資盛(たいらのすげもり)を夜襲した三草山合戦有名な三草山を登る。国道372号線にある標識に従い、国道をはずれるとすぐに昭和池の土手下の駐車場に到着する。トイレ有り。左側は三草山尾根コースであるが、我々は直進し、土手を上り、昭和池を左に見ながら池沿いに登山を開始する。前方に三草山が待ちかまえている。池の回りを半周ほど歩いた後、池を離れて冷え込みのため3〜4cm程の大きな霜柱を踏みながら雑木林の中をしばらく緩やかに登る。次に下りになり、右手に新たな池が見えると右手側から来る鹿野コースに出会う。
ここで左に鋭角に曲がると通常の登り道となる。しばらく登ると岩場となり、やがてセメントのベンチが現れると瀬戸内海方面が一望できるようになる。少し霞んでいるが雄岡山(おっこうさん)、雌岡山(めっこうさん)、六甲山が見渡せられる。回りに遮る物がないため実に見晴らしがよい。昭和池を左下方に見ながら、高さ3mほどの石造りの三草神社の鳥居をくぐり、尾根道をゆったりと歩いていく。この道は後ろを振り返りながら景色を楽しみつつ登るコースである。
天狗岩(5合目)では樹木に囲われ、余り視界が利かないがしばらく進むとベンチが現れ、左右に視界が広がる。至る所に山ツツジが小さな芽を出し始めている。尾根伝いに小さなアップダウンを繰り返し、急な下りを経た後、登り返すと8合目の標識、更に5分ほどで9合目となる。やがて下りのコースとなる畑コース(義経道)の分岐を右に見て200mほど歩いていくと、城の名残である土塁を左上手に見えれば頂上である。
頂上には結構広い広場となっており、三草神社、方位案内盤、シンボル塔、ベンチがあり、ここで昼食とする。北西方面は樹木に少し遮られるが雪を頂いた千ガ峰及び笠形山、更に雪彦山が望むことができる。当然南側は瀬戸内海方面が一望される。
昼食後、頂上北側には三草山コースの下山道があるが我々は元、来た道をしばらく戻った後、左に折れ、畑コースを取り、下っていく。途中、階段が頻繁に現れ、少々歩きづらい。左下方に、ある宗教団体の大がかりな建築工事を見ながらふもと道に出る。この登山道は直進的に下るコースで登りには少しきつそうである。
義経道である村道を歩いて室町時代初期に「法道仙人」によって創立された国宝の朝光寺(ちょうこうじ)本堂、重要文化財である鐘楼を、またその前を流れる鹿野川にあるつくばねの滝(冷え込みにより氷で縁取られていた)を見学して地道を鹿野登山口まで歩く。午前中見た最初の分岐を左に折れ、朝歩いてきた道を駐車場まで戻る。
三草山は岩山のため遠望がきく山まである。
社夢園(1000円)にて一風呂を浴び、汗を流して帰路につく。