Mickey-sonのホーム山の部屋登山の記録→兵庫県→大坂山 数曽寺山

登山の記録  兵庫県

大坂山(おおさかやま) 登山

コース2 山口公民館→廻池→298ピーク→299ピーク→数曽寺峠→大坂山→324ピーク→数曽寺池→山口公民館

 地図でコースを見る  所要時間 5:45  水平歩行距離 8.7Km 累積標高は±890m 

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【日  時】 2021年10月24日(日)
【山  名】 大坂山 449.9mH
【山  域】 加東市山口
【天  候】 晴れ時々曇り
【メンバー】 Mickey-son 1名
【コース 】 山口公民館横(95mH)9:30→下廻池(100mH)9:45→上廻池(110mH)9:55→取付き(120mH)10:05→298ピーク10:50→299ピーク11:30→#165鉄塔(310mH)11:40→数曽寺峠(180mH)11:55→岩稜で昼食(390mH)12:20~12:50→大坂山頂上(449.9mH)13:10→#167鉄塔(350mH)13:30→324ピーク13:45→数曽寺池(115mH)14:55→山口公民館横(95mH)15:10

 今回は前回登った時に気になっていた西側の尾根から大坂山に登ることにする。まずは車で登山口方面付近に偵察に行った後、前回と同様に山口公民館近くの路上端に車を止めさせてもらい登山開始。
 
 別荘地の中は細い道が交錯しており、やはり迷ってしまう。何とか池の管理道路?で「明水紫山」(山紫水明)と書かれた施工標識がある廻池に辿り着き、池に沿った東側の小道を進んでいく。直ぐに右手にはスラブが見えており、ここからはピーク186に登る取付きかと思われる。そのまま通り過ごして更に池沿いに北上して歩みを進めると木の幹に赤いペイントマークが付けられている場所に出会う。おそらくここが登山口と判断して藪木立の中に進んでいく。しばらくは不鮮明な道を小さな沢を右に見ながら歩いて行くと直ぐに次のマーキングテープが現れたので正解ルートであると確信する。やがて開けた所に出る。ここからは視界が広がる岩稜歩きとなる。

 振り返ると眼下に廻池が、その先には雄岡山、雌岡山を見ることができ、左側には前回に登ったコースの大岩稜が見えている。その露岩はかなり下まで続いている。やがて今回最大の岩壁のスラブが現れる。転げ落ちると誰も救助に来てもらえないと思うので慎重に登っていく。ピーク298で前回歩いたコースに合流。それ以降の記録はコース1を参照してね。

 大坂山頂上は展望が無いので今回も頂上手前のスラブ上で昼食とする。前回と違うのは本日は遠望が効き、南側に見える三草山とその奥の六甲山の山並みに追加して瀬戸内海や淡路島までが望める。もちろん雄岡山、雌岡山、高御位山なども見えている。大展望を独り占めしながら昼食とする。

 大坂山からの下山は前回はピーク324で右に折れ、数曽寺谷に下るルートであったが、折角なので今回は違ったルートで下ろうとそのまま直進して尾根筋を下っていくことにする。隣りの東側の尾根も地図上では下れると考えていたので左側に分岐があるか探してみるが羊歯が生い茂り踏み跡は見られないので諦める。少し下って東側の尾根を眺めると先ほどの藪さえクリアすれば下って行けそうである。

 尾根道は木立はまばらなので視界は開けているので方向は把握できる。しかしこの先も踏み跡はわずか見える程度で足元は羊歯で覆われている。痩せ尾根でもないので比較的、幅広く歩けるため方向を間違えないようにしなければならない。時々進む方向を間違えると行く手を大きな薮で阻まれることもある。

 数曽寺池に近づくと勾配は緩やかになるも木々が多くなり見通しが効かなくなってくる。予定ではこのまま進んでいけば数曽寺池の北端に出るはずであるが木々が深く垂れ込んできている。少し引き返し、右側が開けているのでそちらに向かい数曽寺谷ルートに合流する。少し下っていくと左側に橋とたくさんの赤いマーキングテープが見られたので多分ここが予定していた下山口であろう。登山口を抜けて数曽寺池沿いの舗装路を歩いて車に戻って終了。

下の廻池→ ピーク186への取付き→ 上の廻池→
赤いペイントマークで右に入っていく→ 次のマーキングテープが現れる→ 視界が開ける→
右側に以前登った岩尾根→ 尾根筋を適当に登る→ さらに西側の尾根→
振り返って→ 今回最大の急壁→
前、今回の尾根→ ピーク298手前からの展望→ ピーク298で前回コースに合流→
 ピーク298の合流地点から以降からピーク324までは前回のコース1記録を参照 
ピーク298の合流地点からの展望→
ピーク324で直進する→ 僅かな踏み跡を辿っていく→ 時折岩場が現れる→
ピーク248直前→ ピーク248からの展望→ 点線で下りるつもりだった→
 
本来ここに下るつもりだった

 本日は日曜日にもかかわらず誰も見かけず。やはりマイナーな山か。もう少しコースが整備されれば高御位山に匹敵するくらいの人気の岩山になるのではなかろうか。

大坂山 数曽寺山 登山周回

コース1 山口公民館→298ピーク→299ピーク→数曽寺峠→大坂山→数曽寺→大坂山→324ピーク→数曽寺谷→数曽寺池→山口公民館

 地図でコースを見る  所要時間 6:50  水平歩行距離 9.5Km 累積標高は±1025m 

【日  時】 2021年5月26日(水)
【山  名】 大坂山 449.9mH 数曽寺山 459mH
【山  域】 加東市山口
【天  候】 晴れ時々曇り
【メンバー】 もりごん、よんよん、のむ、KYO竹、小林、Mickey-son 6名
【コース 】 山口公民館横(95mH)9:40→取付き(130mH)9:56→189ピーク分岐10:08→ケルン(240mH)10:22→298ピーク10:47→鎖場(235mH)10:55→299ピーク11:33→#165鉄塔(310mH)11:40→数曽寺峠(180mH)11:57→岩稜で昼食(270mH)12:10~12:45→大坂山頂上(449.9mH)13:15~13:25→数曽寺山頂上(459mH)13:58~14:15→大坂山山頂上(449.9mH)14:56~15:00→#167鉄塔(350mH)15:25→324ピーク13:40→数曽寺谷へ(265mH)15:45→数曽寺谷分岐(140mH)15:58→堰堤(125mH)16:11→数曽寺池(110mH)16:20→山口公民館横(95mH)16:30

 国道372号線から一旦、三草山登山口駐車場にに集合して一台に乗り合わせて国道の反対側にある山口公民館近くの路上端に車を止めさせてもらう。事前の情報では藪漕ぎがあるというので打ち刀を持参することにする。

 ここから私有道路と立札がある舗装路を別荘?方面に北上していく。直ぐに道は二手に分かれているので左側の道を進む。右手は下山予定の「数曽寺(すそうじ)池」からの道である。やがて道は再び二手に分かれている。右手の道は下り坂となっているため迷わず左の登り道を進んでいくが途中で方向が違うことに気付き、先ほどの分岐まで戻り、右にある坂道を下っていく。左手に池が見えるとどうってことない、間違って進んだ道と合流することになる。更に左手に折れて正面の木々の僅かな隙間から突入、尾根に出て前方に岩稜が見えてくる。ピーク186までは登山者は色々な場所から入っているのでどれが正式の登山口か分からないまま。まぁ適当に登って行けば良いのだろう。

 早速、スラブ歩きとなる。ここの岩質も高御位山と同様な感じでグリップはしっかりしている。見晴らしがよくなってくる。ピーク186になると高度が低いにもかかわらず周りの展望が開けている。北側にはピーク298、ピーク299、大坂山、数曽寺山が彼方に望める。西と東側にはこれまた面白そうな岩稜尾根がその下にある池と共に、また南側には三草山が見えている。尾根歩きは一部、スラブを這いつくばって歩かなければならない箇所もあるが石が積まれた高さ1m位のケルンに到着するとその先はなだらかになる。

 ここからも遠くは霞んではいるが南西方面には雄岡山、雌岡山、高御位山などが見え、少し右側には西脇市内も見えてくる。展望も良く、なかなかいい感じの稜線歩きである。きつい岩場を登りきるとコンクリートの境界杭があるピーク298である。展望はここまででここからの下りは茂みの中に突っ込んでいく。足元には羊歯が覆っており、地面が見えないので注意が必要。やがて小さな崖が現れロープが設置されているが大したことは無く通過。登り返すと四等三角点(点名 上三草)の狭いピーク299となる。

 少し下っていくと次に#165鉄塔となる。振り返ると鉄塔の向こう側には三草山頂上が見えている。ここから先は巡視路となっているため今までの藪の中と違って道はきれいに整備されているので歩き易くなる。「関電さんどうも有難う」。

 鞍部になると数曽寺峠である。十字路となっており、左側の鹿野町への道は巡視路のためか幅広い。右は数曽寺谷に下る道である。どちらもしっかりした道である。直進するがここからは巡視路を離れたため、また樹林帯の中の岩場歩きとなる。時折、時期遅れのミツバツツジが淡いピンクの花を咲かせている。

 大坂山頂上は展望が無いとのことなので頂上手前のスラブ上で昼食とする。南側に見える三草山とその奥の六甲山の山並みを肴に昼食とする。

まずは別荘地?に向かって北上→ 大体の見当をつけて尾根道に入っていく→ ピーク186へ→
ピーク186よりこれからの景色を見る→ すぐ東側の尾根岩稜→ スラブを登っていく→
ケルンに到着→ すぐ西側の尾根岩稜→ ピーク298へ→
ピーク298から振り返って→ ピーク298→ 藪に突入してピーク299に向かう→
ロープの鎖場→ 四等三角点のピーク299→ #165鉄塔→
十字路の数曽寺峠→ 大坂山手前の岩稜で昼食→ 昼食場から眺める三草山と六甲山→

 昼食後は食事で重たくなった体に鞭打ちながら岩場のある樹林帯を急登していく。やっとの思いで三等三角点がある大坂山の狭い頂上に到着。かつて周りを伐採した形跡は見られるが残念ながら木立に囲まれて東側と北側に少し展望が開けている程度である。ここまで結構、アップダウンがあったのでこの山塊で最高峰の数曽寺山まで行くかどうか相談した結果、賛成多数で数曽寺山に向かうことにする。
 
 急坂の上、落ち葉で滑り易いので木立に捕まりながら転げるように下っていく。鞍部に到着するとその先で右側に分岐が現れる。しっかりした道で馬瀬に下る道だろうか?大坂山から数曽寺山までは樹林帯の中の稜線歩きでアップダウンの繰り返しであり展望は数曽寺山手前で後ろに大坂山が見えるだけでそれ以外全く無く、黙々と歩くだけである。しかし道はしっかりしており点々とマーキングテープがつけられているので問題は無い。ただし本日最初のパーティなのか蜘蛛の巣が立ちはだかっているので先頭の人は難儀である。数曽寺山も木立に囲まれほとんど展望は無い。唯一北側に「新池」と「ゴールデンバレーゴルフ場」が見えるだけである。

 少しの休憩の後、大坂山まで引き返し、頂上手前で左に折れて#167の紅白の鉄塔を目指して下っていく。ここからは今回一番の藪漕ぎとなるがこのルートにもマーキングテープがあるので安心である。時々左手に数曽寺山が顔を覗かしている。藪を抜けるとスラブが現れ歩き易くなり正面に紅白鉄塔が大きく見える。途中、鎖場のスラブを通過してからピーク324への登りとなる。岩場のピークを過ぎてしばらく下っていくと分岐となり道は右に90度に折れ曲がり数曽寺谷へと下っていく。直進もしっかりした道のためこのまま稜線歩きができるのであろう。次回は直進したい。プラスチックの階段が現れたのでこの下りのコースは関電の巡視路である。

 数曽寺谷まで下ってから左に折れる。右の道は数曽寺峠からの道だろう。何度か沢を渡っていくと小石がごろごろ転がっている歩き難い枯れ沢歩きに変わる。その内に枯れ沢を右に見て歩くようになると右側に堰堤が見えるとあと少しである。数曽寺池に出会うと道は舗装路となり、右に折れて池に沿って歩いて行くと車に到着。

再び樹林帯の中へ→ 三等三角点の大坂山頂上に到着→ 数曽寺山に向かう→
鞍部の右側に分岐がある→ 数曽寺山頂上から新池とゴルフ場が見えるだけ→ 大坂山から紅白鉄塔を目指して下山→
藪の中を下っていく→ 時折、左側に数曽寺山→ まだ藪は続く→
藪を抜けると#167の紅白の鉄塔が→ 西側の岩稜→ #167鉄塔の先には三田方面→
鞍部まで戻り日時計の丘公園へ下山開始→ ピーク324→ ピーク324を下ってから90度に折れる→
プラスチックの階段を下っていく→ 数曽寺谷筋に降りてきた→ 何度か沢を渡る→
枯れ沢を歩く→ 左に堰堤が現れる→ 数曽寺池に沿って舗装路を歩いて行く

 登山口までは住宅街を通過するため多少迷いやすい。
 ピーク299の南側は展望が開け、気持ちの良い岩稜歩きだがそれ以降の北側は樹林帯の中、足元には羊歯が生い茂った道となり展望は無し。#167鉄塔付近からは再び展望が開ける。三草山には多くの登山者が居たが大坂山では誰にも会わず仕舞い。あまり知られていないのかなぁ。トイレは三草山登山口にしか無い。

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