Mickey-sonのホーム→山の部屋→登山の記録→信州→宝剣岳、木曽駒ヶ岳、将棋頭山
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【日 時】 | 2017年10月9日(祭)〜10月12日(木) |
【山 名】 | 宝剣岳(ほうけんだけ)2931m 木曽駒ヶ岳(きそこまがだけ)2956.1m 将棋頭山(しょうぎかしらやま)2730m |
【山 域】 | 中央アルプス系 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | W氏、T氏、Mickey-son 3名 |
【コース 】 | 一日目(10日) 所要時間 2:50 水平歩行距離 2.7Km すずらん荘(880m)7:05→菅の平バス停(850m)7:15〜7:35→しらび平駅(1662m)8:05→ 千畳敷駅(2612m)8:20〜:30→駒ヶ岳神社(2612m)8:30→八丁坂(2720m)8:45→乗越浄土(2850m)9:20→宝剣山荘(2870m)9:30→宝剣岳(2931m)9:45〜10:00→宝剣山荘(2870m)10:15〜:25→中岳分岐(2885m)10:30→中岳頂上(2925m)10:40→頂上山荘分岐(2870m)10:50→頂上木曽小屋(2905m)11:10 散歩 木曽小屋12:20→木曽駒ヶ岳頂上(2956.1m)12:30〜13:25→玉ノ窪小屋(2755m)14:00→木曽小屋14:25 二日目(11日) 所要時間 8:55 水平歩行距離 10.8Km 木曽小屋7:20→木曽駒ヶ岳頂上(2956.1m)7:25〜:40→馬の背(2780m)8:10→濃ヶ池分岐(2670m)9:05→遭難記念碑(2705m)9:30〜:40→西駒山荘分岐(2700m)9:45→将棋頭山頂上(2730m)9:55〜10:10→分水嶺(2730m)10:45→茶臼山分岐(2585m)10:55→胸突の頭(2570m)11:00→津島神社(2410m)11:35〜12:10→6合目(2310m)12:25→胸突八丁(2140m)13:00→大樽避難小屋(2065m)13:15→白川分岐(1965m)13:40→馬返し分岐(1915m)13:50→横山分岐(1880m)13:55→ぶどうの泉(1425m)15:10→発電設備所(1275m)15:35→桂木場(1270m)15:45→(タクシー)→すずらん荘(880m)16:15 |
4年ぶりの秋山登山である。中央アルプスで最高峰の花崗岩の山、木曽駒ヶ岳に登ることにする。天候と紅葉情報を見ながら出発日を決める。今回の登山では時期的に紅葉で有名な千畳敷カールがコースであるため観光客で混みあうと予想されるため、菅の平バス停を早朝に出発した方が良いだろう考え前日に駒ケ根市に入る日程を組む。前日10時に車で自宅を出発して中央道の駒ケ根インターチェンジで降り、夕刻に駒ケ根駅前のビジネスホテル(素泊まり4500円)に宿泊。夕方にホテルで一風呂を浴びた後、近所の酒屋で買った缶ビールを飲んでから、近くの居酒屋に行って前夜祭を開催する。しかし駅前はシャッター通りと化し、随分と寂れている。居酒屋などは18時からしか開店しないらしい。調子に乗り少し飲み過ぎる。
本日も暖かく半袖でビジネスホテルを6時に出て近くのすき家で朝食をとってからコンビニに寄り本日の昼食用に弁当を購入する。菅の平バス停近くにある下山後、宿泊する予定のホテル(国民宿舎「すずらん荘」)まで行き、車を駐車させてもらう。ここで下山口の「桂木場」に迎えに来てもらうように伊那市のタクシー会社に電話で手配する。
ホテルから徒歩10分の菅の平バス停に到着。思惑通りバスを待っている人はあまりいない。始発は出た後であったが切符(820円+1210円)を購入してから登山届をポストに投函して待機していると20分後に臨時便が到着してさっそくバスに乗り込む。狭い道路を大田切川、北御所川、中御所川渓谷沿いに進む。この辺りはあまり紅葉は見られない。しらび平に到着してロープウェイも待たずに順調に乗車でき、眼下の紅葉した山麓や日暮滝、大滝を眺めながら千畳敷駅に到着する。バス停からここまでは所要時間40分程である。
日本一高い千畳敷駅を下車後、裏に回ると第一便の人達で賑わっている。駒ヶ岳神社横の遊歩道から登山を開始し千畳敷カールの中に入っていく。しかしここまで上がってくると期待していた紅葉はすでに終わりかけでナナカマドの葉っぱは縮れていて、チングルマの羽毛も全く無く、さっぱりである。ただ南側の方角には雲海の彼方に南アルプスの山並みが眺望でき、富士山も頭を出している。雄大な景色を楽しむことができる。白い花崗岩と丸太で作られたジグザグの階段道の八丁坂に差し掛かるがきつい登りと希薄な空気で息切れがする。大きく深呼吸をしながらゆっくり登って行く。登るに連れて風当たりが強くなり、ウィンドジャケットを羽織る。
広々とした「乗越浄土」に到着するが中岳方面はガスで覆われている。まずは「宝剣山荘」まで行き、そこに荷物を置き、岩稜の宝剣岳の山頂に空荷でトライする。T氏は登頂を諦めてリュックと共に小屋で待つことになりW氏と2人で登ることになる。最初は砂地のなだらかな道であるがやがて岩が多くなり、その内に鎖場が現れる。鎖が無ければ怖い岩登りである。頂上には巨岩の基に祠があるが更にその横の岩が上に伸びている。先に登っていた若者4人組がその上に立っている。私の短い脚ではとても登れない岩である。2人の登頂写真と撮ってもらい、慎重に下っていく。
次の分岐では中岳(2925m)への直進道と左に巻き道があるがピークハンターの私だけが中岳に向かい、他の2人は巻き道を進み先の「頂上山荘」の前で合流することにした。5分ほどで登り切った中岳の頂上も花崗岩の巨岩群がありその基に祠がある。ガスで展望が無いため早々に反対側に下っていき、みんなと合流する。
「頂上山荘」の前は岩と石がゴロゴロしているがテント場となっており、ガスの先に3つぐらいのテントが張られているのが見える。「頂上山荘」手前で分岐が現れ、右は濃ヶ池、西駒山荘へ、直進は木曽駒ヶ岳頂上への道であるが明日に登頂する予定であるため左の巻き道で「頂上木曽小屋」に向かう。この道も結構厳しい道である。右手上は白い大きな岩稜で左側は切れ堕ちている。所々にロープガイドも設置されている。
「頂上木曽小屋」(2食付きで8000円)には我々が一番乗りで到着。腰の曲がった男主人が一人で切り盛りしている。ここの食堂を借りて持参してきた弁当を広げて昼食をとる。今夜は14人が宿泊するらしい。外は相変わらず風が強い。散歩(下記に記載)から帰った後は宿から提供されたかりんとうを食べ、しばらく談笑してからきれいな夕焼け(17時27分)を観賞する。夕食は少量のワイン付きで食べ放題のカレーを頂き、食後、小屋に関する話題を主人から聞いて8時半には床に着く。同宿の14人は全く鼾もかかず静かである。鼾をかく自分にとっては申し訳ない。夜中に4回トイレに行くが相変わらず静か。ついでに、星を見るため玄関外に出るが月明かりがあり、西側の空しか見えないので満天の星空とまではいかなかった。
菅の平バス停→ | しらび平駅→ | ロープウェイ下の紅葉風景→ |
右側奥に富士山が顔を出している→ | 千畳敷駅から見たカール→ | 遊歩道から八丁坂へ→ |
千畳敷カールから剣ヶ池と南アルプス→ | 千畳敷カール→ | 振り返って千畳敷駅とホテル→ |
ジグザグのきつい登りの八丁坂→ | 乗越浄土に到着→ | 宝剣岳へ向かう→ |
宝剣岳への鎖場→ | 眼下に宝剣山荘→ | 宝剣岳の頂上 若者は左の岩の上に登頂→ |
直進は中岳へ 左は巻き道→ | 中岳頂上の祠→ | 「頂上山荘」手前にある各方面への分岐→ |
左側は切れ堕ちた岩場→ | 見上げるとハイ松と岩稜→ | 頂上木曽小屋に到着→ |
早く木曽小屋に着いてしまったのですることが無いのでフリースを羽織って一人で木曽駒ヶ岳まで登ることにする。10分ほどで今回の登山で唯一の三角点がある山に登頂、相変わらず北西からの強風とガスが飛んでいる頂上付近で40分位たむろする。あまり寒さは感じられない。頂上は岩がゴロゴロ転がっており、駒ヶ嶽神社の奥社と沢山のケルンがある。方位盤らしきものが中央にあるが表示は不鮮明で読み取れない。
帰りは木曽小屋を通り過ごし、鞍部にある「玉ノ窪小屋」まで下っていく。小屋手前には○○霊神と記した石碑が林立し(御嶽講の人々により死後魂が御嶽に還るよう願って建てられた石碑群)、鳥居の奥に心明霊神の像が祭ってあった。蛇籠で囲まれた小屋はすでに閉鎖している。ここの小屋には珍しく温水シャワーがあるらしい。正面前方には「木曽前岳」で左側には「北股沢」へ下る巻き道が、右側には「麦草岳」が見える。右手の「牙岩」の尾根筋は大分崩壊していて稜線のすぐ下に迂回道が見られる。「木曽前岳」は急登で登るにはしんどそうなのでここで引き返し、木曽小屋に帰還。支給された布団が湿気ていて冷たいので玄関前にあるテーブルに広げて天日干する。その内、宿泊客が次々入ってくる。
木曽駒ヶ岳頂上→ | 奥社がある頂上風景→ | 南アルプス群→ |
伊那前岳の先に富士山もくっきり→ | 八ヶ岳→ | 雲の中に木曽御嶽山→ |
木曽小屋を通り過ごし鞍部の玉ノ窪小屋へ→ | 玉ノ窪小屋から烏帽子岩と木曽小屋を見上げる→ | 木曽小屋玄関から夕日と右に木曽御嶽山→ |
ワイン付きカレーの食べ放題夕食→ | 木曽駒ヶ岳から木曽小屋を見下ろす→ | 朝食→ |
5時半に起床して御来光を見るために木曽駒ヶ岳に登る。まだガスは盛んに飛んでいるが頂上では昨日よりは周りの山々が眺望できる。気温は暖かく、7℃であるが相変わらず風は強くガスが速い速度で流れている。北側方面には穂高連峰の右手には尖った穂先が天を突きさす槍ヶ岳、そして乗鞍岳、御嶽山が、東方面には八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳などの南アルプス群が、また富士山も頭を出している。南方面には空木岳がガスの流れの合間に見ることができた。しかし木曽駒ヶ岳頂上からの御来光(5時46分)は南アルプスの山から太陽が出てくるため雲海からの御来光とは違ってあまり幻想的ではない。小屋に戻る頃には御嶽山の朝焼けが見られた。久しぶりの御来光を楽しむ。
一旦、木曽小屋に戻り朝食をとる。私のソフトバンクの携帯は通じないのでドコモを持っている宿泊客の電話を拝借してタクシー会社に予約(15時半)の確認をとってから小屋で飲み水と昼食のためのお湯を頂いて7:20に出発する。
下山は内ノ萱コースを下る。途中、将棋頭山に立ち寄ってから桂木場までの基本下りのコースである。再び木曽駒ヶ岳頂上に立ち寄り、最後の木曽駒ヶ岳頂上からの展望を楽しんでから将棋頭山の案内標識に従い針路を東に取る。しばらくはハイマツと砂礫の道を緩やかに下る稜線歩きである。相変わらず北西風が強く帽子を吹き飛ばされないように注意する。
右遠くにはまだ富士山と南アルプスが、振り返える伊那前岳、宝剣岳、中岳、木曽駒ヶ岳が顔を見せている。左手には常に木曽御嶽山が見えている。気持ちの良い天空歩きの馬の背を過ぎると右下に小さな池が見えてきた。濃ヶ池である。2、3人がほとりで休息しているのが見える。その先には馬飼ノ池経由で宝剣までの登山道も見える。稜線歩きから南側に道が変わり、ハイ松の中に石楠花が多くなってくる。少し歩を進めると濃ヶ池分岐で、右後方に登山道が濃ヶ池に向かっている。右折は伊勢滝へ向かう道である。
2か所目の砂地の広場で正面に何やら大きな岩に文字が書いてある。遭難記念碑であった。大正2年に小学生ら11人が遭難したらしい。この事故を新田次郎が小説『聖職の碑』を著している。遭難2年後に避難用として作った石室が現在の西駒山荘の元との事。次の西駒分岐で左の道を進み(右は西駒山荘へ)将棋頭山を目指して登って行く。この頂上からも360度の展望である。北側には茶臼山の行者岩も見える。
将棋頭山からは西駒山荘まで一旦下って巻き道を行くルートがあるが頂上から岩場稜線に道が見えるのでそのまま突き進んでいく。稜線ルートは歩きにくい道で踏み跡は薄く、ハイマツが生い茂って足の運びもままならない所もある。
アップダウンと段差のある道でいくつかの岩塊を越えて行く が結構疲れる。「分水嶺」の標識では歩いてきた道は冬道、巻き道は夏道と案内がある。この稜線の西側は木曽川に、東側は天竜川に雨水は流れ込む。
日本海側と太平洋側への本来の分水嶺はここから1kmほど北の方にある。やがて西駒山荘からの巻き道と合流して行者岩分岐標識で右に折れると桂木場への下山道となる。左は茶臼山の「行者岩」へ行く道である。ここからは森林限界下となり樹林帯の中に入る。
日の出前の中岳と南アルプス→ | 甲斐駒ヶ岳から御来光→ | 北東に八が岳→ |
北に穂高岳と槍ヶ岳も見える。→ | 北西に木曽前岳の奥に乗鞍岳と御嶽山 → | 西北西に朝日に照らされた木曽の御嶽山→ |
標識に従い将棋頭山に向かう→ | 振り返って木曽駒ヶ岳にお別れ→ | 将棋頭山方面に向かう → |
振り返ると宝剣岳と中岳→ | ハイ松の中、「馬の背」を進む→ | 天空を歩く |
濃ヶ池と南アルプスを左に見て→ | 濃ヶ池を通り宝剣岳に続く登山道→ | 先の長い稜線歩きが続く→ |
鮮やかな紅色(ウラシマツツジ)と 緑のコントラスト → |
分岐 濃ヶ池へ右後方へ→ | やっとチングルマの羽毛が見られた→ |
振り返って 伊那前岳、宝剣岳、中岳、木曽駒ヶ岳→ |
遭難記念碑→ | 将棋頭山が見えてきたぞ→ |
分岐 将棋頭山は左 西駒山荘は右へ→ | 将棋頭山頂上 後ろは木曽御嶽山→ | 西駒山荘と伊那スキー場へ下る道→ |
中央奥が行者岩でその手前の尾根を下る→ | 分水嶺→ | 分岐 左は行者岩 右に進み、桂木場へ→ |
「胸突きの頭」に到着。標識には駒ヶ岳まで150分、桂木場まで160分と記されている。名前の通りこの辺りから急坂となる。
更につづら折りに下り、左側に「津島神社」が現れるが小さな洞窟と朽ちた木材があるだけで標識が無ければ通り過ぎてしまう様な所で既に廃社となっている。ここで持参してきたカップヌードルで昼食とする。いつもの待ち時間で食べ始めるが小屋で貰ったお湯は沸点が低いため麺がまだ硬い。食後、疲れの出てきたT氏の持ち物の一部を私のリュックに詰め込み出発。
6合目では平坦部があり、ベンチが3つ設置されている。この辺りから道の周りにはクマザサが目立つようになる。
「胸突八丁」は広場となっており、右手には信大ルートとなっており桂木場に下りられる。
右側に避難小屋が現れ5合目となる。「大樽小屋」で中までは見なかったが裏に簡易トイレがあり、便袋方式と表示されている。横の標識には駒ヶ岳までは4時間、白川分岐までは20分と書かれている。
ここで更に疲れが出てきたT氏のリュックをW氏が担ぐことにした。リュックの紐とT氏のズボンのバンドでリュックをW氏のリュックの上に縛り付け、下っていく。私より年上であるがすごい馬力である。さすがは往年の登山で鍛えただけはある。
周りは気分の良い自然林であり木漏れ日を感じながら緩やかな道を下っていく。少し歩行スピードが上がる。途中、ニホンカモシカの生態調査のセンサーカメラ、「奈良井川源流」や「伊那中学生の落雷事故現場」などの標識を見かける。
次の「白川」分岐では左に行くと白川登山口へ40分。我々は素通りするが桂木場まであと80分と記されている。植種が変わってきて広葉樹が増えて紅葉が見られてくる。今朝、下山時に分水嶺付近ですれ違った単独で登っていた人がもう下ってきて我々に追いつく。しばらく話をしていたが親切にも下山後、自分の車で送ってくれると提案してくれる。
「馬返し」分岐で左手に権兵衛峠へ。桂木場まで60分と記されている。ここで携帯の電波が通じたのでタクシー会社に少し遅れる旨の電話を入れる。またW氏の上に載せたリュックの安定が悪く歩きにくいのでT氏のリュックの中身をW氏と私で分担して詰め込み出発。馬返しというだけあってここからの道は緩やかになる。
「横山」分岐で左手に横山へのルートを見てどんどん下っていく。横山分岐から40分位で少し尾根筋から外れて斜面を巻いてつづら折りの登山道を下っていく。深い檜林のせいもあるが少し辺りが暗くなってきた。見るべきところも無く淡々と歩くのみ。
右手の沢部で湧き水が有りひしゃくも置いてある。「ぶどうの泉」の標識が立っている。山ぶどうの蔦が絡まる森の山肌から湧き出てくることから名付けられたそうだ。左手に沢音が聞こえてくる。
発電設備施設前に出てそこからの導水管に沿っていくと桂木場登山口に到着。T氏もなんとか下山できてほっとする。西駒山荘の管理人も本日小屋を閉鎖して同時に下山。登山口付近には東屋と砂利で整備された広い駐車場がある。タクシーはすでに待っていてくれていたが車の提供を申し出てくれた登山者は心配してしばらくここで我々を待っていてくれたらしい。心の中で感謝してすぐにタクシーに乗り込み、小黒川沿いに下り、伊那市から駒ケ根市の国民宿舎「すずらん荘」(12850円+入湯税150円)まで走行。タクシー代(160円+7600円)。宿にて大浴場で疲れた足をもみ、汗を流した後、ビールで乾杯して夕食を楽しむ。日本酒は色んな銘柄があり飲み比べができる。
「胸突きの頭」→ | 周りはシラビソ林→ | 朽ち果てていた津島神社跡 洞窟しかない→ |
3か所ベンチがある6合目→ | 胸突き八丁 右に折れると信大ルートへ→ | 大樽小屋→ |
ニホンカモシカの生態調査のセンサーカメラ→ | 白川分岐 左は白川へ→ | 馬返し分岐 左は権兵衛へ→ |
水場の「ぶどうの泉」→ | 発電関係施設前に出る→ | 桂木場登山口 |
木曽駒ヶ岳は岩場の多い山であるが花崗岩のためグリップは良く安心して歩ける。
1日目、2日目と天候は良かったのであるが強風とガスで環境はもう一つであったのと千畳敷カールの紅葉は時期が遅すぎたのが残念であった。しかしこの間、下界では気温が30℃あったようでこの時期にしては暖かい山登りで良かった。
翌朝9時過ぎに宿を出発して「霊犬 早太郎」で有名な近くの「光前寺」の風情のある境内を散策観光した後、駒ケ根ICから高速に乗り、飯田山本ICで下り、天竜峡を遊歩道に従い観光する。JR天竜駅近くのそば屋で昼食をとるがここのおやじさんは川エビのそばにこだわりを持ってい。、また11月になると1個5000円もするリンゴは川向こうの農家で買えば1500円で買えるとか色々話をしてくれる。
飯田山本ICで高速に乗り帰路に就く。17時30分に帰宅。全走行距離778Km。
光前寺境内を散策 | 天竜峡 |