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地図でコースを見る 所要時間 5:35 総歩行距離 12.5Km
【日 時】 | 2012年10月20日(土) |
【山 名】 | 高丸山 1438.6m 赤石丸 1232.5m |
【山 域】 | 雲早山 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | Aus、Mickey-son 2名 |
【コース 】 | 千年の森駐車場(1050mH)08:20→水飲み場分岐(1140mH)08:40→三つ尾の峠(1225mH)08:55→高丸神社分岐(1265mH)09:05→西三子山縦走路出会い(1365mH)9:20→高丸山頂上9:40〜10:40→旗立て鞍部(1255mH)11:00→林道出会い(1265mH)11:25→東屋(1245mH)11:30→赤石丸12:05〜:15→林道出会い12:55→旗立て鞍部13:10→取水場(1205mH)13:15→山荘(1165mH)13:25→高丸山東照神社分岐(1165mH)13:30→高丸山東照神社(1175mH)13:35→高丸山東照神社分岐13:40→水飲み場13:45→千年の森駐車場13:55 |
徳島県のほぼ中央にあって勝浦川源流域に位置している高丸山に登る。くねくね曲がった県道16号線を詰め、標識に従って右に折れ、林道を進む。千年の森駐車場には多くの車が駐車でき、立派な管理棟とバイオトイレがもある。管理棟から少し離れると高丸山の丸い頂上が見える。
立派な丸太柱の登山口案内に従い登山を開始。しばらくは遊歩道を歩いていく。左に三つ尾の峠の案内が現れるがそのまま直進し、ブナ林の中を森林浴をしながら進むと水飲み場にでる。水道の蛇口が3つあり捻ると沢水が出てくる。持ってきた水道水を捨て、沢水を補給する。ほんすぐに分岐が現れ、右は山荘へ、左に曲がって頂上を目指す。この辺りから本格的な山道となり、ブナの大木が現れる。
やがて三つ尾の峠で右に折れ、西側の景色を木々の合間から見ながら、しっかりとした道を進み、何度かターンを繰り返す。道端にはあちこちにつぼみの状態のミヤマリンドウが花をつけていた。高丸山東照神社への分岐を右に見て、西三子山(にしみねやま)縦走路に出会い、右に折れる。
三等三角点のある頂上は広々として360度の展望である。方位盤があると聞いていたがどうも風で吹き飛ばされたみたいで土台は残っているのだが肝心の方位盤が無い。しかし山頂からは360度の展望であり、すばらしい景観である。時間的には大分早いがここで昼食とする。朝4時起きで明石からきたので腹具合はOKの状態である。
駐車場の管理棟の上部に高丸山が頭を出している→ | 登山口→ | 水飲み場→ |
最初の分岐。左は高丸山頂へ、右は高丸山山荘へ→ | 気持ちの良いブナ林の中の登山道→ | も少しで三つ尾の峠 右へ進む→ |
潅木の中、直進的に緩やかな道を登る→ | 右は高丸山東照神社への下山道 左へ→ | 西三子山縦走路出会い→ |
正面手前は 西三子山→ | 沿道にはミヤマリンドウがあちこちに咲いている→ | 高丸山 頂上→ |
石碑の向こうには雲早山→ | 西側奥には剣山→ | 高城山→ |
北西に雲早山→ | 北側遠くには鴨島市内か?→ | 北東には旭ヶ丸と大川原高原→ |
昼食後は北東の方向に尾根伝いに旗立山方向に下り出す。潅木の中のため枯れ枝が多く、道は不鮮明であるが尾根伝いに下っていけば問題ない。「旗立て」鞍部の分岐を右に見て更に進む。
何度かアップダウンを繰り返す内に登山道は林道によって突然途切れてしまう。本来はそのまま登山道は続いていると思われるがここで止む終えず一旦林道に下りるが反対側の道に行こうにもの高さは5mほどもある崖である。仕方なく一旦降りて左方向に林道を歩いていく。
しばらくすると東屋が左手に現れ、右手には旗立山が見えるが林道歩きのためパス。途中に「順路」と書かれた標識が現れるがこれは水源涵養保安林用の案内なので無視の事。そのまま林道を進む。やがて赤石丸が正面に見え出すと従来の登山道と林道の段差がなくなってきたため伐採木がある辺りから山道に入る。 足元には茨のある草が多い。5分ほどで開けた杉林の中にある赤石丸山頂(三等三角点)に到着するが全然展望もなく、全くもって、来た甲斐が無い山である。ただ登頂したというだけである。写真を撮って早々に後にする。
その先には山犬獄への縦走路がある。
潅木の中の尾根を下っていく→ | 旗立て鞍部→ | 林道が登山道を分断→ |
東屋から赤石丸方面を見る→ | 振り返って高丸山を仰ぐ→ | 赤石丸が正面に見えてくる→ |
ここで林道から山道に入る→ | 赤石丸山頂 右手には山犬獄への縦走路 |
帰りは林道を歩いて千年の森に到着する下山も考えたが林道歩き(ガイド書は80分)はくたびれるし、元の道はそれほど急登も無かったので、来た道を「旗立て」まで同じコースを引き返す。東屋では夫婦の登山者と少し会話をした。本日初めて登山者の出会いである。「旗立て」で左に折れ、ドンドン下っていく。道はしっかりしている。取水場が左に見えてからやがてブナの大木が増えだすと山荘である。ここはかつては野外活動に利用されていた感じの場所である。飯盒炊爨やキャンプファイヤーが行われていた形跡がある。
すぐ先に高丸山東照神社の標識があり右に折れ、小石だらけの急坂を距離100m程登ると神社と思われないような掘っ立て小屋があり、その奥に石で組まれた祠がある。その横からも高丸山に登る登山道がある。山荘に戻り、うっすらと紅葉したブナ林の中を更に進むと「水飲み場」に出会い、そこからは朝登った道を下っていく。
千年の森には車が6台止まっており、我々の後から何グループかが登っているようである。帰り支度をしていると東屋であった夫婦が林道を使って下りて来た。どちらのコースも時間的にはあまり変わりがないようである。
旗立てから下っていく | 高丸山荘 | 山荘前のキャンプ場 |
山荘前の広場 | 高丸山東照神社 | ブナの木と紅葉 |
標高約1500mの高丸山ではあるが実質の登山の高低差は390m程度である。また所々に紅葉は見られたが時期的にはまだ少し早かった。