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地図でコースを見る 所要時間 5:05 水平歩行距離 9.7Km
【日 時】 | 2015年2月12日(木) |
【山 名】 | 中津峰山 773mH |
【山 域】 | 徳島県徳島市 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | Mickey-son 1名 |
【コース 】 | 金谷駐車場(15mH)8:45→141.7三角点9:00→分岐(115mH)09:05→T字路分岐(270mH)9:30→一風新道分岐(280mH)9:40→#44鉄塔(430mH)10:00→平石山分岐大岩(640mH)10:20→岩場ピーク(745mH)10:40→中津峰山頂上10:50〜11:45→如意輪時分岐(675mH)12:00→風の丘(600mH)12:00→五滝分岐(570mH)12:25→車道出合(440mH)12:40→docomo中継局(415mH)12:45→#47鉄塔(360mH)12:55→宮谷分岐(305mH)13:05→モミの木広場(260mH)13:10→木もれ日の広場(225mH)13:15→たたらの滝(100mH)13:25→金谷駐車場13:50 |
今回は金谷川(かなやがわ)沿いの駐車場に車を止め、時計回りで周回コースに挑む。すでに多くの車が駐車している。駐車場の対面にある登山口からまずは合戦尾根を登り始める。赤いテープ通りに進んでいく。10分ほどで右側に分岐が現れたのでちょっと思案するが無視して登って行くとすぐに先ほどの分岐からの道と合流する。結局、分岐は巻き道と分かる。その先で141.7mHピークの三角点に到着する。北東には小松島市方面の展望が、南西には中津峰山方面が展望できる。ここからは少し下ると左に分岐(池谷からの登山道か?)が現れるがそのまま直進し、平坦な尾根筋歩きとなる。
少し勾配がきつくなるとその先でT字路となり舗装路に出会う。何の案内もないがここで右に折れ、林道を歩いていくと右前方に「中津峰山」と「一風新道」と書かれた標識が現れる。指示に従い林道からを離れる。「一風新道」ではしばらく、なだらかな道であり、#44の鉄塔が右手に現れる。ここからは視界が広がっており徳島市、小松島市、阿南市方面がよく見える。
だんだん勾配がきつくなっきてかなりしんどくなってくる。左手に平石山への最初の分岐標識に出会とすぐに再び平石山の分岐である分岐大岩に出会う。後は以前に朝立彦神社から登ったことのある道なので足を速める。この辺りからは直線的な登りとなり、岩場ピークで一休みをして徳島市から阿南市方面の風景を再び堪能した後、天津神社の石垣に到着となり頂上となる。パラグライダーが5つ程、青空に舞っている。
頂上では駐車場の車の台数から判断して人が多いのかと思っていたが人気は無しであった。しかし昼食中に3グループが到着。早速、下りの予定コース「いやしの道」の情報を収集するがしっかりした道であるらしいので安心する。
金谷登山口→ | 141.7mHの三角点から日の峰山を望む→ | しっかりした登山道→ |
林道出会い 左側から出てきた→ | 林道を逸れ、右の道に入り「一風新道」へ→ | #44鉄塔 → |
左手に平石山への最初の分岐→ | 2回目の分岐 左は平石山へ右は中津峰山へ→ | 頂上にある天津神社→ |
昼食後、「いやしの道」は如意輪寺への「四国のみち」の先にあるため、如意輪寺に下るという夫婦と一緒に下って行く。夫婦とは右に分岐が現れた所で分かれ、そのまま直進して下って行くと正面に大きな「風の丘」と書かれた標識とベンチが現れる。その前方の植林木には赤いテープが巻かれてあるため迷わずそのまま直進し、612のピークを過ぎ、更に尾根筋を下って行く。しかしどうも雰囲気が違うように感じたのでスマホアプリの地図ロイドで確認する。やはり612のピークの手前で右に折れないといけないようである。先ほどの「風の丘」まで登り返し、ふと横を見ると右手にしっかりした道がある。全然気が付かなかった。早めに間違いに気付いて良かった。少し時間的にロスしたがしばらく下って行くと標識が立っており左側は五滝への道、直進は「いやしの道」と書かれている。
安心して木立の中を明確な道をどんどん下って行くと目の前に舗装路が現れる。右は如意輪寺への車道である。ここを横切り、docomoの中継局を左に見て、次に左側に#47鉄塔が現れる。鉄塔の下まで少し上ると徳島市方面が良く見える。
やがて右手に谷に下る道が現れる。宮谷への分岐である。直進は「やかんの道」らしい。ここで直角に折れ、谷筋に入っていき宮谷を目指す。道には岩がごろごろしている。左側にもみの大木がある「もみの木の広場」、「木もれ日の広場」を通過後、「たたらの滝」の標識が現れる。右手奥に滝が見えるので見物に行き滝の水で顔を洗う。高度を下げてからは道の周りにはすだち、ミカンなどが見られるが今は世話をする人もいないのか放置されている。右手にある用水路沿いに下って行くと民家が見えてから生活路を右に曲がり、金谷橋を渡り、更に右に折れると駐車場に到着する。すぐ横に無人販売所があり大きな椎茸が150円/袋で売られていた。頂上で会ったグループの人がちょうど居たので聞くと安いというので一袋購入して帰路に就く。
左の道は五滝へ 直進する→ | 車道出会い 右奥から下ってきた→ | 左に#47鉄塔を見る→ |
モミの木広場→ | 木もれ日の広場→ | たたらの滝→ |
要所要所で展望が開ける丁度良い周回コースである。コース地図中で緑色コースは後日、下りた「やかんコース」である。
地図でコースを見る 所要時間 4:00 水平歩行距離 8.2Km+2.9Km(中止)
【日 時】 | 2014年2月24日(月) |
【山 名】 | 中津峰山 773mH |
【山 域】 | 徳島県徳島市 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | Mickey-son 1名 |
【コース 】 | 星谷運動公園(30mH)9:30→橋(35mH)09:40→車道(125mH)09:50→広場(160mH)10:00→車道出合、星の岩屋、星谷寺(230mH)10:05〜:30→仏石分岐(370mH)10:45→未舗装林道出合(390mH)10:50→岩門(510mH)11:00→道路出合(550mH)11:05→パラグライダーフライト基地横(730mH)11:30→中津峰山頂上11:45〜12:20→パラグライダーフライト基地横12:25→道路出合12:40→岩門12:45→未舗装林道出合12:50→仏石分岐12:55→星の岩屋13:05→広場13:10→車道13:15→星谷運動公園13:30 |
今回は星谷から登ることにする。前回と同様、車の駐車関係でピストン登山である。県道16号線を遡り、中角バス停付近から右に折れ、星谷橋(潜水橋)を渡り、左岸河川敷にある星谷運動公園(建物にトイレ&シャワー有り)に車を止める。
すぐ北にある一般的な岩屋谷川から登るコースは帰りに下りることにして国土地理院の地図に記載されている600m程、西側にあるコースから登ることにした。取っ掛かりは案内標識も無いため判り難い場所にあるが民家の間と通り抜け、コンクリート道の後、川を渡り、はっきりとした道を順調に登り始める。しかし山麓にある車道の下まで来ると道が途絶え、草木が生い茂っている。あちこち探ってみるが道を発見できない。更に道路下は5m以上はあろうかの法面でとてもじゃないが這い上がれそうにもない雰囲気である。林道ではよくあるケースである。やむを得ずこのコースからの登山を断念し、駐車場まで戻り、一般コースを登ることに変更した。約1時間ロスしてしまった。一般コースは遍路の道(四国の道)となっている。
道路横の星の岩屋コースの案内図を左に見て、平野(ツチノコ生息地)の標識を通過。3本の大きな白梅が満開の所で野田尾へと左折する(直進は不動の滝への車道)。橋で岩屋谷川を渡りミカン畑の中をのんびり歩く。星の岩屋までの沿道には石仏が点々と祀られている。最初の山麓の車道を横切り、しばらくコンクリート路を歩くと鬱蒼とした広場に出る。ここまでは舗装路であったが岩屋谷川の支流を橋で渡ると本格的な山道となる。四国の道はコンクリートの丸太で階段状に整備されている。星の岩屋まで0.3Kmと標識に書かれている。
次の林道を横切り、正面の小さな坂道を登ると四国八十八箇所第19番札所、立江寺の奥の院である星谷寺(しょうこくじ)に到着。星の落下にまつわる伝説がある「不動の滝」(裏見の滝)、不動の滝の右側の岩壁に「磨崖仏」、樹齢約450年のクスの巨木内部に不動明王を彫り込んだ「生不動のクス」など色々見所がある。巨岩の上から落ちる滝の水量は少ないが滝の裏から見る光景はなかなか見る機会は無いので少し鑑賞に耽る。裏側内部は薄暗いが結構広い。見学の後は案内図とトイレの前の道を西に進んでいく。
相変わらずの階段状の道を進むと仏石分岐となり、四叉路になっており左手上方には仏石(仏陀石)へ200mとなっており、中津峰山(2Km)は右にUターンする。しかし左手下方にもしっかりした道があり、ひょっとしたら朝一番に登ろうとした道に続いているのかもしれない。一度トライしてみたい。仏石へは、しゃがんで進まなければならないぐらいのトンネルの道もあり、中の側壁には何やら文字が書かれた四角い石が何箇所に組み込まれている。暗いのでよく内容は判らない。トンネルを通り抜けて少し探索してみるが大分、下のほうに道が続いていたので今回はスキップすることにした。
未舗装の林道を横断し更に登っていくと左右の大岩の間(岩門と呼ぶ)を通過、右手には平石山が梢越しに見えてくる。最後の道路出合からはだんだん残雪量が多くなり、20cm位になってきた。スパッツを着用していないため靴の中に雪が入ってくるし、勾配もきつくなる。少々疲れてきた。なんとか広い舗装路に出ると道はなだらかになり、左手に柵に囲まれた広々とした草原が現れる。遠くに風見用の吹流しが見えるのでパラグライダーフライト基地であろう。標識は無いが雪の上の足跡を辿って三叉路を右に行き、アンテナ等を左手奥に見て次の三叉路を左に行くと山頂である。
頂上では大事な昼食を持ってくるのを忘れていたのでチョコレートとカルピスウォーターだけで我慢。いつものビールも無いし、これでは疲れが取れない。男女各1名が東屋で休憩していた。今回で中津峰山頂上は3度目ではあるが皆さんが報告されているような大勢の登山者には会わなかった。西側に雲早山、高丸山が望める。口寂しい休憩を終えて、後は同じ道を下山するのみ。自然と早足になる。
県道16号線右側にある礎石 ここで右に曲がる | 勝浦川右岸 右前方の潜水橋を渡る | 星の岩屋への道 |
四国の道(遍路道)の標識に従い左折 | 岩屋谷川を渡り、進むとみかん畑に入る。 | 林道出合 右のガードレールを辿る |
鬱蒼の中の広場 舗装路はここまで | 林道出合 右の小さな坂道を登ると星の岩屋へ | 星谷寺の境内の巨杉 |
裏見の滝と大師堂 | くすのきの内部空洞に彫られた不動明王 | 殆どが階段状の登山道 |
ここの分岐で180度方向転換 左は仏石へ200m | 仏石への小さなトンネル | 岩の門 |
右手に平石山 | 広々としたパラグライダーフライト基地横 | 星谷運動公園から中津峰山を見る |
星の岩屋まではハイキング歩きである。トイレは星谷運動公園と星谷寺とパラグライダーフライト基地にある。
地図でコースを見る 表示に少し時間がかかります。またルートが表示されない時はI.Eのツール→互換表示のチェックをはずしてください。
所要時間 4:40 水平歩行距離 8.5Km
【日 時】 | 2013年12月10日(火) |
【山 名】 | 平石山 648.8mH 中津峰山 773mH |
【山 域】 | 徳島県徳島市 |
【天 候】 | 曇り |
【メンバー】 | Mickey-son 1名 |
【コース 】 | 朝立彦神社下駐車(290mH)08:50→水飲み場(320mH)08:55→朝立彦神社(340mH)09:00→展望台(323.8mH)9:05→#39鉄塔(400mH)09:25→#40鉄塔(510mH)9:40→#41鉄塔(575mH)9:50→平石山(648.8mH)10:10→ピーク(640mH)10:15→ピーク(690mH)10:20→金谷分岐(640mH)10:25→岩場ピーク(765mH)10:50→中津峰山頂上(773mH)10:55〜11:40→岩場ピーク11:45→平石山12:20→#41鉄塔12:30→#40鉄塔12:40→#39鉄塔12:50→朝立彦神社13:00→水飲み場13:10→朝立彦神社下駐車13:30 |
前夜の台風並みの嵐が明け方には雨がやみ、風も収まってきたので初めてのコースである朝立彦(あさだちひこ)神社からの往復コースを登ることにした。県道16号線で勝浦川の右岸を遡り、飯谷公民館(長柱(なごしろ)バス停)を過ぎて朝立彦神社案内標識を右に見て右に折れ、潜水橋をわたり、対岸(左岸)へ。所々にある案内標識を辿って九十九折の細い道を登っていく。行き止まりとなる手前に駐車スペースがあり、ここでコンクリート壁に「朝立彦神社」という文字が刻まれている。汚い字であるが登山口が明瞭で有り難い。登山口までは車のナビでは認識しなかったがグーグルマップのナビで順調に到着。登山を開始する。
登り始めて最初の分岐で少し右に行くと水飲み場が現れる。その先にも道は続いているので帰りには探索してみようと思う。分岐まで戻り、左に折れ鬱蒼と茂った木々の中を登っていく。5分で正面に背丈の低い鳥居が見えると朝立彦神社(祈雨の神様)である。
本殿左側には良く手入れされた芝生の広場が広がっている。その先の展望台横に石の神輿置き場があるので神輿祭り用の祭場であろう。広場の先では足元には4等三角点があり、日の峰山、小松島市、那賀川方面などの展望が開けている。しばらく眺望した後、本堂まで戻り、お亀の池の標柱で本堂の裏手側に行くと大きな1枚岩の中央に井形の石積みがあり、これがお亀の池と呼ばれる所でここから水が絶えることは無いといわれている。しかしその内は水の気配がない。この辺りから東側の岩盤が朝立彦ゲレンデであろうか先では打ち込んだハーケンなどが残っている。
本堂の右手に伸びる道を進む。石の祠を右に見て、最初は少し不明瞭な道であるが適当に進むとしっかりとした送電線のメンテナンス道となる。#39鉄塔の下をくぐった後、左に下山道を見て尾根筋を進む。更に#40鉄塔を左に見て少し下った後、上り返すと右手に#41鉄塔が現れる。そのほんの少し先には右側の木々が伐採されており、徳島市方面が全貌できる場所がある。本日は少し霞んでいるがかろうじて大鳴戸橋までが見える。なかなか良い眺望である。
樹林の中を直進的に登っていくと頂上の手前には右手に下山道があり、すぐに平石山頂上となる。樹林に囲まれて展望はなし。すぐに立ち去り、2度ピークを超えると一気に下っていく。鞍部では大岩に中津峰山まで30分、平石山まで15分と案内がペイントされた場所に出会い、ここから金谷方面?に下る道が合流している。
再び直進的な急な坂を上りきると岩場ピークとなり、ここのテラスからは北から南までの範囲で展望が開けている。付近にロマン峠と表札がかかっており南側に下るロマン新道の道もある。しばし展望を鑑賞。
5分ほど登ると正面に石垣が見え、左に「星の岩戸」の案内があり、石垣をくぐり抜けると天津神社に到着、中津峰山頂上となる。誰も居ない。南と西側に視界が開けている。南側には橘湾、大竜寺山、鶴林寺山などが望める。西側には大川原高原の風車群が見える。風が強いので少し下のベンチで昼食とする。食事中に3人グループが到着。しばらく談笑する。五滝から登ってきたそうだが昨夜の雨で増水して歩きづらかったと言っていた。
復路は水飲み場まで同じルートで下山。水飲み場からはそのまま探索のため直進し、下っていく。やはりこの道が本来の参道である。民家の横を通り駐車した場所よりは1段下の車道に出る。しかしこの参道口は表示がないので中々判りづらいと思う。車道を登っていき、車まで戻る。
朝立彦神社からのコースは殆ど直線的に登る道であまり迷うような所は無い。トイレは朝立彦神社に在るのみ。頂上以外、行きも帰りも誰にも会わなかった。
県道16号線沿いの案内標識→ | 勝浦川を渡る潜水橋→ | コンクリート壁に「朝立彦神社」の書き込みがある→ |
水飲み場→ | 朝立彦神社入り口→ | お亀の池(手前の四角いのが井戸)→ |
朝立彦神社展望台から勝浦川と奥には日の峰山→ | 途中に石の祠→ | 生比奈の植林地を進む→ |
#41鉄塔横では徳島市方面 遠くには大鳴戸橋→ | 平石山頂上→ | 金谷(合戦尾根)登山道との合流地点→ |
鞍部から和田島方面を望む→ | 頂上直下の直線状の急登→ | 岩場ピークから平石山 その先には那賀川→ |
中津峰山頂上→ | 西に大川原高原の風車群→ | 民家の左側に本当の参道がある。 |
所要時間 3:20
【日 時】 | 1999年11月6日(土) |
【山 名】 | 中津峰山 773mH |
【山 域】 | 徳島県徳島市 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | Mickey-son 1名 |
【コース 】 | 八多08:20→五滝入口08:45→林道09:20→森林公園09:55→展望台10:00→中津峰山頂10:15〜:25→八多11:40 |
八多川の支流より生活路を登り始める。この近くに犬飼の農村舞台があり、毎年秋(11月)には地元人形座の公演があり、ちょっと寄ってみるのも良いのでは。
周りはミカン畑で黄色い実がたくさんなっている。途中、畳石峡の清流を左に見ながら舗装路を登っていくと簡易水道の浄化タンクを見ればすぐ五滝の入り口に出会う。
ここから沢沿いに岩場を登っていく。雌鴨滝(落差5m程の小さな滝であるが、幾条にも別れて小刻みに落ちる水流がなかなかの風情)、雄滝(落差5m前後。三段と見れば7m位)、布引の滝(落差15m程)、御来迎の滝(落差は15m前後)、蔵王滝(滝は落差20m程。岩盤がまるで翼をひろげた鳥のよう)と各種の滝を楽しみながらのためあまり疲れを感じさせない。
蔵の滝からは沢をはずれて杉林の中の整備された急坂を登りきると車道に出る分岐点。下れば中津峰山中腹の如意輪寺へ30分。右に折れ、しばらく車道を歩いていくとまた分岐にでる。西に分岐すれば婆羅尾(ばらお)峠を経て杖立峠に出るが森林公園の標識を左に折れ
、更に進んでいくと森林公園休憩所が現れる。ここではいろいろな散策道に分かれて自然と遊べるようになっている。
公園手前からの登山道(尾根道)を登っていくとすぐに木製の展望台に到着する。ここからは東に紀伊水道、淡路島、北に徳島市街、吉野川平野や鳴門海峡、南に日の峰、太平洋、西に剣山系など展望は雄大。無料で使用できる双眼鏡もある。
阿波三峰(津乃峰、日の峰)の1つである中津峰に到着。しかし樹木のためあまり視界は開けない。山頂直下南面(勝浦町側)にハンググライダー離陸場がある。
山頂直下の石積みで囲まれた三十八社(天津神社)は正面登山口の徳島市多家良町金谷から三十八丁(中腹の如意輪寺までは丁石がある)にあたる故の名前という。
帰りは星の岩屋へ降りる道があるが、反対側に出るため、もと来た道を戻ることにしたが途中の林道で崖上の山中でガサガサ音がしたと思ったら突然大きな黒いイノシシ(体長2m程)が目の前を横切っていく。あまりのことで足がすくんでしまった。この後は口笛を吹きながら帰った。
ちょっとした家族ハイキングには適した山である。