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【日 時】 | 2000年6月3日(土) |
【山 名】 | 長老ガ岳 916.9mH |
【山 域】 | 京都府船井郡和知町 |
【天 候】 | 曇り一時雨 |
【メンバー】 | 白馬夫婦、知加良 、相良、Mickey-son 5名 |
【コース 】 | 駐車場9:45→林間広場10:30→東屋展望台10:50→ロッジ11:05→電波塔12:05→長老ガ岳12:15〜13:10→車道13:23→川谷浄水場14:35→大井15:05 |
仏主(ほどす)310mHのバス停より橋を渡り、沢沿いに400m程行くと登山道入口にさしかかる。ここには駐車場もある。森林体験マップの標識が立っており左の橋を渡ると権現谷、右手の道を行くと新しくできた森林体験コースの林間広場へ行く道となる。ここからの道はアスファルトでできた車道で、途中あちこちに花の植林がなされている。タニウツギが所々にピンクの花を咲かせている。北側の景色が見渡せる。
しばらくいくと右手に植物採取園(ハーブ園)が見え、工事中で車道も途絶えるが直ぐ右に折れると林間広場(520mH)となり、後3.5kmの標識を見て、立派なログハウスの横を通って遊歩道に入る。20分ほどで東屋に到着する。
これ以降の途中には至る所にイワカガミ、ギンリョウソウ(ユウレイタケ)**イチヤクソウ科の多年生腐生植物。根は褐色で,やや塊状。根以外は純白色で,茎は直立し,高さ10cm内外,肉質となる。葉は退化し鱗状。5〜7月,白い筒状鐘形の花が,茎頂に1個下向きに咲く。果実は球形で白色**が生えており、その白い可憐な花を見せている。
残念ながらホタルブクロホタルブクロ**キキョウ科の多年草。北海道西南部〜九州,東アジアの山野にはえる。茎は直立し,高さ50cm内外。葉は互生し,長卵形で茎とともに毛がある。6〜7月,茎頂や葉腋に鐘形の花を下向きに開く。花冠は長さ4〜5cm,花色は紅紫色〜白色まで変化に富む**、ササユリの姿は見えない。
ロッジ(道の分岐)に到着し、左側に進むとしばらくはなだらかな山道でブナ林の中を森林浴を楽しみながら歩いていく。
獣の進入を防ぐ柵を通り抜けると前方に電波塔(DDI 865mH)と長老ガ岳が見える。
もう一つ柵を通り抜けると電波塔に到着。車道を50m程歩き、最後の急な山道を登り切ると頂上。なぜか採火記念碑が建っている。昼食とする。山頂からは北に舞鶴湾、東に若狭湾が見えるようだが残念ながら今日は曇っていて見通しは利かない。
長老ガ岳は京都府で7番目に高い山で丹波地方では1番高い山である。ホンシャクナゲ、ホタルブクロ、タニウツギ、イワカガミなどの花で有名な山である。
帰路は来た道と反対側に下りる。急坂を下ると先ほどの電波塔への車道に再び出会うが山道をとり、しばらく下ると仏主峠分岐に出る。ここで左側の道を行くと仏主に戻るコースであるが道は草で覆われていたため我々は右手の道をとってしまい川谷浄水場(350mH)をへて反対側の麓(美山町大井)に下りてしまった。しかしこの道は確かな歩きやすい山道である。
麓の民家の人の協力を得てタクシーを呼んでもらい、一般道でぐるーっと麓を半回りし、駐車場に帰った。とんだ失敗である。(タクシー代6300円)
帰りはいつものごとく温泉で汗を流す。今回は西紀町の草山温泉(通称観音温泉)に入湯して(950円)帰途についた。