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【日 時】 | 2000年4月1日(土) |
【山 名】 | 龍門山 756.6mH |
【山 域】 | 和歌山県那賀郡桃山町 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | 白馬夫婦、知加良 、ISO208、鷹崎、相良夫婦、玉井、Mickey-son 9名 |
【コース 】 | 粉河駅10:30→1本松11:00→田代峠12:00→磁石岩12:20→龍門山12:25〜13:20→勝神峠13:25→竹房橋15:30〜:38→桃源郷→井阪橋16:15→下井坂駅16:35 |
本来駅(150m)より歩いて龍門橋を渡り登山する予定であったのだが粉河駅に着くのが遅れたためタクシーで登山口まで行く。狭い民家の中を通り抜け下車後、桃、スモモ、柿、ミカン、梨(まだ花は咲いていない)などの果樹園横の作業道を通り、眼下に紀ノ川を見ながら上っていくと標識が現れる、松が2カ所生えており1本松(410mH)であり水場もある。ここで右側の道をとると中央登山道。我々は左側の田代峠に行く道をとる。前日の雨で道はぬかるんでいる。ここの石はキラキラ光る片岩が多い。
30分ほど林の中を歩くと左手に小さな祠(地蔵尊)があり、更に登っていくと田代峠(展望は良くない)の分岐点に出会う。まっすぐ行くと黒川、左に行くと飯盛山で我々は右の方に曲がり、尾根伝いに進んでいく。右手には木立の間から紀ノ川が見え、心地よい風が吹き登ってくる。
やがて右側に県指定の天然物である磁石岩が現れる。何の変哲もない岩であるが周囲17m、高さ4mの岩で手前はN極、奥側がS極になっている。試しに磁石を持っていくと針は逆の方向を示す。頂上までは200mぐらい。
3等3角点の頂上はちょっとした広場となっており、西は大阪湾、淡路、神戸までが見通せる。残念ながらこの日は少しかすみがかかっているため明石大橋までは望めなかった。北側の見晴らしも十分で
和泉山脈が一望できる。冷たいビールを飲み昼食にする。
西に少し下ると勝神(かすかみ)峠の小さな広場に出る。右は西杉原に下りる道で我々は左の庄前峠の方へ行く。しばらく山道を行くとハンググライダーの飛び立ち台の所に出る。ここからも眼下に紀ノ川の景色が広がっている。簡易トイレがある。
ここからは急なコンクリートの道が続き、足にこたえる。紀泉ゴルフ場の玄関横を通り抜け車道をどんどん下り、2回目のハンググライダーの練習場の手前を左に下っていき農道、県道と下りていくと竹房橋に出る。
今回の目的の一つである桃源郷に向かって土手沿いに歩いていくが残念なら桃はまだ蕾でその素晴らしい景観には遭遇できなかった。今年は低温のため例年より開花が遅く1週間後がちょうど見頃ではなかろうか。
傷心と疲れでとぼとぼと土手沿いに歩いて井阪橋で右に渡り、旧大和街道をすすむと和歌山線井阪駅。帰り道はほとんど舗装道であった。
帰りはいつもの通り電車の中で軽く一杯。ああ疲れた。