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登山の記録  滋賀県

御池岳(おいけだけ) 登山

コース2 (西側駐車場〜鈴北岳〜御池岳〜カタクリ峠〜コグルミ谷) 

地図でコースを見る   所要時間 6:30 水平歩行距離 12.0Km 累積標高 ±1025mH
       3Dでコースを見る

【日  時】 2022年5月29日(日)
【山  名】 御池岳 1247mH 鈴北岳 1182mH 奥ノ平 1241mH
【山  域】 鈴鹿山系
【天  候】 晴れ
【メンバー】 もりごん、のむ、Mickey-son 3名
【コース 】 鞍掛トンネル西側駐車場(625mH)7:20→甲1鉄塔(775mH)7:42→鞍掛峠(791mH)7:46→乙1鉄塔(820mH)7:53→鈴北岳(1182mH)8:50→元池分岐(1150mH)9:03→日本庭園(1145mH)9:05→真ノ池(1140mH)9:10〜9:20→御池岳(1247mHH)9:45〜9:50→天狗の鼻(1195mH)10:03→ボタンブチ(1190mH)10:05→ボタン岩(1190mH)10:15→奥ノ平(1241mH)10:55〜11:20→丸山分岐(1230mH)11:30→9合目(1155mH)11:40→真ノ谷分岐(1055mH)11:50→8合目(1050mH)11:55→7合目(1015mH)12:08→6合目、カタクリ峠(940mH)12:15〜:20→5合目(865mH)12:29→タテ谷分岐(655mH)13:00→コグルミ谷登山口(540mH)13:17→国道306号線(530mH)13:20→鞍掛トンネル東口(620mH)13:37→鞍掛トンネル西駐車場13:50

 お誘いを受け18年ぶりに鈴鹿山系最高峰で花の百名山の一つである「御池岳」に登る機会を得た。今回も鞍掛トンネル西側から反時計回りに周回する。最近は8時には鞍掛トンネル駐車場が満車となるようなので彦根駅前で前泊して、あくる日の早朝に現地に向かい駐車場を確保する計画である。
 前日は移動だけなので時間的余裕があるため湖東三山スマートインターで高速を降り、道の駅 「せせらぎの里こうら」で昼食をとった後、今まで山登りで何回も素通りしていた「多賀大社」と宿泊地に近い「彦根城」を観光する。夜は英気を養いに居酒屋にGo!

 6時半にホテルで朝食をとった後、すぐに出発。国道306号で現地に向かうが我車以外はそれらしき車は前後に見えず。しかし峠にある鞍掛トンネル西側駐車場に到着するとすでに30台程度駐車しており辛うじて2台分の空き地が残っており運よく駐車できた。どんどん満車時間が早くなってくるのだろう。本日は快晴。天気予報では29℃なると言っていたので皆さん予備の水を多めに持っていくことに。

 駐車場のすぐ奥に登山口が在り、良く管理された杉林の中をいきなりの急登のジグザグ道で登山を開始する。登山道沿いの杉の幹には紫色のビニールテープが至る所で巻かれている。やがて兵庫県では全く見かけることがない茶色に塗られた甲1鉄塔が現れ、5分ほどで「鞍掛峠」へ。十字路となっており、横にある祠には地蔵尊が安置されている。左は「三国岳」への縦走路、直進は鞍掛トンネル東口からの道、少し休憩して右に折れ尾根道の樹林帯に入る。やがて、同じく茶色の乙1鉄塔横を通過した後、しばらくすると左側は視界が開けてきて霞んではいるが遠くに伊勢湾方面を眺めながらの緩やかな尾根道となる。吹き抜ける風は湿気は無く、汗も引いていく。ヤマツツジの花が散って、赤い絨毯を敷いたようになっている。オオイタヤメイゲツの紅葉木も現れ始める。右下に国道306号線が見え始め、名もないピークを過ぎると前方には視界が広がり、なだらかな山容の「鈴北岳」が見えてくると同時に琵琶湖が望めるようになる。以前の登山では伊吹笹(イブキザサ)道の中の登山道であったが鹿による食害のためかその面影は無く、あちこちで伊吹笹をネットで囲んで養生をしており伊吹笹原の復活を計っている。

 「鈴北岳」頂上も様変わりして伊吹笹が全く無くなっており地が見えている。広々とした台地でおまけに遮るものが無いため360度の展望で北側には琵琶湖、霊仙岳、更にその後方には伊吹山が霞んで見える。南側はその形から丸山と呼ばれる御池岳、その奥には藤原岳が望める。ここからフラットな道歩きとなるが「日本庭園」を目指すつもりが漫然と東に向かう踏み跡に従っていくと1148ピークに向かっていることに気づく。ヤバい!現在位置を地図で確認して草原のため何処でも歩けそうなのでここからショートカットして南側の「日本庭園」方向に方向転換。

 「日本庭園」はカルスト地形であり、石灰岩台地が浸食されて陥没したドリーネと呼ばれる池が散在しており白い石灰岩もあちこちで露出している。枯山水的な感じではあるがスケールがでかすぎて日本庭園のようには見えない。梅尅垂フ群生もあちこちに見かけるようになる。丸山(御池岳)に近づくに従い大板屋名月(オオイタヤメイゲツ)の紅葉木が多くなる。踏み跡は至る所に在るので地図を確認しながら歩かないととんでもない所に行ってしまう。また繁殖した梅尅垂ナ道を見失うこともある。現に我々もこれ以降、道を間違うことが数回あった。しかし道を間違っても見通しが利くので梅尅垂ェ行く手を阻むぐらいで何処でも歩くことができる。

 花の百名山にもかかわらず三角点の無い「御池岳」の山頂は独特のカルスト地形がみられる。頂上北側は樹林帯に覆われ、展望はあまり良くないが南側は少し視界が開けている。今回のルート上の何れの頂上も三角点は無い。鞍掛西登山口からの登りではあまり人をを見かけることはなかったが「丸山」頂上では多くの登山者で賑わっている。一般的な山であれば、山頂へ到着後、折り返して下山をするのが常であるがこの「御池岳」はなだらかなテーブル状の地形を呈しており、丸山頂上周辺に周回ルートが在り、見所も多いので登頂後も山を楽しむことができる。昼食には早いので登頂記念撮影の後、南に向かって下り、丸山の南側の断崖沿いにある見所巡りに出かけるが石灰岩地のため踏み跡が明確でないのでどっち方向に行ってよいのか進行方向にも迷ってしまう。

 まずは「天狗の鼻」に到着。切れ落ちた崖から岩が空中に突き出している。その上に人が立った痕跡が見えるが岩が崩れ落ちそうでとてもその勇気は出ない。しかし「天狗の鼻」を横から見ると以外にもしっかりした突き出し岩であることが分かる。これなら突き出し部に乗っかっても問題なさそう。ただしそこまで年寄りが辿り着けるかが問題である。次の見所の「ボタンブチ」と呼ばれる所も崖の上の展望地で名前の謂れは良く分からないが崖下には細かく浸食された石灰岩石が急激に下まで続いている。この辺りから「奥ノ平」に続く台地は見通し良く広々としている。天気も良く草の緑と空色のコントラストが最高である。

 更に周回コースを進んで「ボタン岩」を通過後、「奥ノ平」に向かうがその先でも踏み跡道が途切れてしまっている。他の登山者もウロウロしている。梅尅垂フ増殖で踏み跡はどんどん消滅しているようだ。お互いに情報を交換しながら梅尅垂フ中を歩みを進めて何とか奥ノ平に到着。奥ノ平は緩やかな地形で草原の中に所々にポツンと木々が在り、まるで映画の「慕情」のワンシーン(古い!)のような雰囲気のある場所である。目の前には草原と空の境界線。雄大さを実感できる場所である。あちこちの木の下にはすでに登山者が陣取っている。空いている大きな木陰で昼食とする。日陰では涼しい風が吹き抜けて非常に爽快で、おまけに360度の眺望である。昼食中はカッコウの鳴き声を聞きながら優雅に過ごす。御池岳は良い山である。

すでに多く鞍掛トンネル西側駐車場→ 紫テープの植林帯をジグザグに登っていく→ 甲1鉄塔を通過→
鞍掛峠→ 馬の背を歩く→ 左手に伊勢湾方面→
前方にピーク1056と御池岳→ 乙1鉄塔→ 気持ちの良い木漏れ日の中→
伊吹笹のための養生→ 広々とした場所に出る→ 前方に鈴北岳が姿を現す→
琵琶湖と比良山系をを望む→ 鈴北岳直下からの展望
琵琶湖をバックにした鈴北岳頂上→ 御池岳の丸山を目指して→ 石灰岩が転がる日本庭園へ→
元池分岐→ 梅尅垂フ群生が現れだす→ ドリーネ(真ノ池)横を歩く→
梅尅垂ニ大板屋名月の中を進む→ 丸山(御池岳)頂上→ 頂上からの道は判然としない→
苔と梅尅垂フ競演→ 天狗の鼻→ 空と大地の雄大な景色→
切れ落ちたボタンブチ→ ボタンブチ付近の展望
ボタン岩?→ ボタン岩?→ 雰囲気のある苔と石灰岩→
奥ノ平へ→ 奥ノ平と南東に藤原岳?→

 昼食後は丸山に向かって西に進んでいくが左側の草原の先に先程歩いてきた「ボタンブチ」、「天狗の鼻」やそこへの幾筋もの道が見えている。天空の眺めである。上から眺めると道に迷うことないように見えるが実際歩いてくると結構、苦労する。梅尅垂フ中を南峰を経由して御池岳手前で右に折れて「カタクリ峠」を目指して下って行く。「丸山」への分岐が現れると9合目で更に下って行くと左に「真ノ池」経由で「鈴北岳」への分岐が現れる。真ノ谷分岐を見てから大きくUターンする。

 8合目までの間はは苔むした岩が現れ、幻想的な雰囲気となる。7合目前後から下草の無い広い尾根道となり、木漏れ日を浴びながらの下山である。この辺りからは時々山リスに出会うこともあるらしく、現に出会った登山者からリスを見たという情報もあったので下山中、足元に注意しながら四方に目を凝らすがリスは最後まで出会うことは無かった。6合目にある「カタクリ峠」(標識はコグルミ谷出合)は開けた場所で案内標識の周りには名前の謂れのある「カタクリ」がちらほらと見かけるが数も少なく時期が過ぎているので寂しい感じである。右には「白瀬峠」への道が見える。

 左に折れてからコグルミ谷筋に入っていく。途中にある「長命水」は気付かず通り過ごしてしまう。小さな沢では何の蛙か判らないが繁殖時期なのか盛んに鳴いている。目を凝らして探してみるも姿は見えない。5合目から始まる「コグルミ谷」ルートは鈴鹿北部の山に特徴的な石灰岩の岩盤が剥き出しになった野趣あふれるコースで苔の緑と岩の白のコントラストが美しいが石灰岩が転がっていたり、ごつごつと岩が道上に突き出ているのでとにかく歩きづらい道である。途中、崩落個所が2か所あるなど結構道も荒れている。西尾根コースに出合う「タテ谷」コースの分岐が左手の岩場に現れるが取り付きから湿った岩場登りのかなり厳しそうなコースのようだ。

 その後、「コグルミ谷」を右手に見ながら下って堰堤が見えるとコグルミ谷登山口となり、大きな石碑がある国道306号線に出てからは鞍掛トンネルに向かって舗装された長い上り坂を3Km程歩いて行かないとならない。疲れた足にはこの上り坂は結構、堪える。この国道はサーキット族には人気のコースらしく単車がコーナリングを競い合っているので怖い。トンネル東口手前の2ヶ所の駐車場も結構、あふれた車が路肩に駐車している。長さ800m位のトンネルを抜けて西口に向かう。左右に狭いながらも歩道があるので薄暗い中だが安心して歩ける。やっとこさ西側駐車場に到着。車数は5台程度に減っている。

奥ノ平からボタンブチと天狗の鼻を見る→ 丸山頂上手前で右に向かう→ 9合目分岐→
真ノ池経由鈴北岳への分岐→ 苔の庭園→ 8合目→
7合目→ 木漏れ日の中、リスを探しながら→ カタクリ峠→
急坂の狭い尾根道を下って行く→ コグルミ谷左岸は道が険しくなる→ 左にタテ谷分岐→
タテ谷コースは結構険しそう→ 岩が露出している左岸道→ 国道306号線に出る

 登頂後も頂上周辺であちこち探索ができ楽しめる山である。鞍掛峠より上方は爽やかな風が吹き抜け、おまけに空気が乾燥しているため飲料の消費も少なくて済んだ。前回登った時から山容は全く様変わりしていて、かつては至る所で伊吹笹が生い茂っていたのに今回は全く無くなっており半面、梅尅垂ヘ範囲が広がっているように見える。歩行ルートは個人的には反時計回りの方が楽そうに感じる。
 トイレは無し。今朝ドライブ中に見かけた高室山の登山駐車場も結構車が止まっており、人気の山のようだ。

観光

太閤橋@多賀大社→ 御神門@多賀大社→ 拝殿、神楽殿、幣殿、本殿@多賀大社→
ひこにゃん登場@彦根城→ 琵琶湖南側 彦根城天守閣より→ 琵琶湖北側と伊吹山 彦根城天守閣より

御池岳登山(おいけだけ)

コース1 (西側駐車場〜鈴北岳〜御池岳〜真ノ谷〜白瀬峠〜冷川岳〜カタクリ峠〜コグルミ谷)

【日  時】 2004年4月29日(祭)
【山  名】 御池岳 1247mH 鈴北岳 1182mH 冷川岳1054mH
【山  域】 鈴鹿山系
【天  候】 晴れ
【メンバー】 白馬夫婦、相良、今泉、揖場夫婦、鷹崎、mHickey-son 8名
【コース 】 鞍掛トンネル西側駐車場(615mH)10:00→鞍掛峠(791mH)10:25→鈴北岳(1182mH)11:35〜12:25→日本庭園(1150mH)12:30→御池岳13:05→ボタンブチ(1210mH)13:25→9合目(1155mH)14:00→丸山分岐(1060mH)14:10→8合目(1055mH)14:20→キャンプ場(885mH)14:55→白瀬峠(1020mH)15:25→冷川岳(1054m)15:40→カタクリ峠(940mH)16:05→長命水場(790mH)16:30→タテ谷出会(650mH)16:50→国道306号線(540mH)17:05→鞍掛トンネル駐車場17:35

 山体は古生層の石灰岩からなり、藤原岳とともに鈴鹿山脈の北部石灰岩地帯に位置する。南北約3kmH、東西数百mHの広い平らな空母のような山容の山頂部は「テーブルランド」と呼ばれている。山頂部には多くのドリーネの池とカレンフェルトが点在するカルスト地形が見られる。最大の池は、日本庭園近くの元池で、その南東には真ノ池がある。山頂部は丸山とも呼ばれ、山頂の西端には、ボタンブチ及び天狗の鼻と呼ばれる、崖の上の展望地がある。山頂からは御在所岳など鈴鹿山脈のほとんどの山が望める。遠く伊吹山、乗鞍岳、御嶽山、中央アルプスや恵那山などを望むこともできる。−−ウキペディアより−−

 彦根インターで高速を降り、国道306号に入る。峠にある鞍掛トンネル西、東側の両入り口はすでに登山者の車で満車(各20台程度)であるが辛うじて西側に車を止める事ができ、良く管理された杉林の中を登山を開始する。少し急な道を登り切ると後は尾根伝いに登っていくことになる。ウグイスの鳴き声を聞き、ゆったりと新緑を鑑賞しながら歩いていく。やがて鉄塔が現れ、5分ほどで鞍掛峠。このあたりから山道の両側にカタクリの花がちらほら見かけるがまだ蕾の物が多い。右に折れ、再び鉄塔横を通過した後、しばらくすると右下に車で上がってきた国道306号線が霊仙岳、伊吹山をバックに見え始め、名もないピークを過ぎると鈴北岳への登りとなる。伊吹笹(イブキザサ)道の中を登っていくとオオイタヤメイゲツの紅葉木が現れ、北側には霊仙岳、更にその後方には伊吹山が霞んで見える。南側はその形から丸山と呼ばれる御池岳、その奥には藤原岳が望める。
カタクリの花
 鈴北岳山頂は穏やかな起伏を示すカルスト台地で、爽やかな草原が広がる高原である。ここで昼食とし麦ジュースも飲む。更に下れば、日本庭園と呼ばれる広大な草原に出る。石灰石の露岩と潅木が、趣きのある光景を生み出している。左に大きく曲がり、真の池を右に見て、あちこちに陥没の跡であろうか窪みがある道を歩んでいく。左に真の谷への分岐を見て更に直進する。

 逆コースのツア客が多く、道を譲り合いながら苔生した石灰岩と梅尅吹iバイケイソウ)が群生した山肌の中、滑りやすい道を登りきると、鈴鹿山地の最高地点、御池岳山頂である。御池岳のコバイケイソウ群あまり頂上という雰囲気ではなく、木立に阻まれ、最高峰の割にはあまり展望には恵まれない。

 御池岳頂上より苔むした石灰岩のデコボコ道を下った後、伊吹笹道をボタンブチへと向かう。ボタンブチには絶壁ポイントが2カ所有り、そこからは対面に新緑の山肌が見渡せられ、清々しい。更にその先に進むと奥の平への道があるが我々は左に折れ、御池岳の南斜面を再び伊吹笹の中を登っていく。

 右に折れ、10分ほどで9合目、更に丸山分岐、8合目と下っていき、水の流れのない岩がゴロゴロした真ノ谷道に入る。途中、左にはコグルミへの分岐がある。このコースは谷をクロスしている所が多く道を見失いやすいので注意が必要。下りきった谷底でまた分岐に出会い、左はカタクリ峠へ。更に進みキャンプ場にたどり着いた後、左のつづら折りの道を登っていく。やがて白船(白瀬)峠の標識があり、右は藤原方面へ。左の道を採ると道端にイワカガミの群生が現れ始めるが一部花を咲かせているもののまだ時期は少し早い。しばらく登っていくと冷川岳で出る。ここからは下りとなりカタクリ峠へ。

 カタクリ峠は六合目に当たる。昔の炭焼人は「天ガ平」と呼んでいた所である。カタクリ峠とは名ばかりでカタクリはちらほらでしか咲いていない。左の道は御池岳への道、我々は右に折れ、コグルミ谷へ急な谷道を下っていく。ここでも水は全然流れていないがやはり石灰岩の岩がゴロゴロして非常に歩きづらい。もし雨でも降ったら滑りやすい粘土質の道でもある。

 ベンチのある広場に出ると長命水と呼ばれる湧き水があり、ここでおいしい水を口に含み英気を養う。1口で疲れを癒し、2口目を飲むと1歳若返ると書いてある。3口、4口と水を飲む。休憩後、再び岩の谷を下っていく。途中、伏流水のためか大きく陥没した所がありロープで囲われて注意書きが掲示されている。やがて左側に鈴北岳に登るときに見た「タテ谷」(急な登り)への分岐があり、雨水による流れのためか石灰岩が磨かれ白いラインとなっている。

霊仙山から御池岳及び藤原岳を望む 散乱する露岩を伝っていき、砂防ダムを過ぎると、車が見え始め、国道306号に面したコグルミ谷登山口に着く。国道に出ると立派な石碑が建っている。ここからは国道をしばらく登っていき、トンネル内で三重県と滋賀県の県境を通過して駐車場に戻る。
 御池岳は片栗、岩鏡の他、エンゴサク、エンレイソウ、一輪草、二輪草などいろいろな花が咲いているがもう少し後のj時期が花の見頃であろう。
 mHapFan地図 

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