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登山の記録  奈良県

三峰山(みうねやま) 登山

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【日  時】 2018年2月9日(金)
【山  名】 三峰山(みうねやま) 1235mH
【山  域】 奈良県奥宇陀
【天  候】 晴れ
【メンバー】 白馬、和田、ISO208、Mickey-son 4名
【コース 】 青少年旅行村第1駐車場(545mH)10:05→登山口1(540mH)10:10→木橋(560mH)10:15→分岐(720mH)10:40→展望地(920mH)11:10→山小屋(1083mH)11:35→三畝峠(1175mH)12:05→分岐(1180mH)13:15→三峰山頂上(1235mH)12:10〜13:10→八丁平(1200mH)13:15〜:25→三畝峠(1175mH)13:30→新道峠(10559mH)14:05→林道出会い(815mH)14:40→第1駐車場(545mH)15:25

 奈良と三重県の県境に位置する日本300名山の一つの三峰山に霧氷を期待して登ることにする。久々の遠出である。朝6時半に出発して大阪環状線、西名阪道路から国道369号線に入り、御杖村にある青少年旅行村に入る。第1駐車場に車を止め準備していると後から2台の車が入ってくる。一旦第4駐車場の方まで下っていき、登山口の標識で右に折れて神末川を橋で渡り緩やかな林道を登って行く。雪は3cm位、積もっているがアイゼン無しでスタート。5分程で右手に木橋が現れ、我々は「登尾コース」に入って行く。同時に到着した他の2組はそのまま直進して「不動滝コース」を進んでいく。不動滝の氷瀑も捨てがたいが。

 薄暗い植林帯の中のつづら道を登って行く。やがて視界が開け、立派な簡易保険の施設や神末雨量観測所を右に見てから林道を横切り、手摺りが設けられた20mほどの急坂を登りきるとまた立派な森林組合の「三畝山林展望台」が左に立っている。ここの表示は「三畝山」と書かれている。ここからは倶留尊山(くろそやま)、大洞山(おおぼらやま)が望める。道中には、所々に頂上までの距離が表記された標柱が立てられている。この辺りからは積雪は5cm位になっている。

 お地蔵さんを左に見た後、しばらくすると道から外れた左側に山小屋が現れる。近くには何の木か判らないが大木が生えている。山小屋の裏には不動滝からのコースが合流している。小屋の中には中央に大きな囲炉裏場があり、周りに板間がある。結構室内は広い。ここで休憩してアイゼンを装着する。ここからは気持ちの良い自然林の中の歩行となる。

 三畝(みうね)峠で左に折れて尾根道となる。この辺りからは霧氷が付きそうな小枝を張った木々(ヤツオツツジ?)が一面に現れる。残念ながら霧氷は全く無し。本日は比較的暖かいので悪い予想はしていたが。更に左手の道をとる。三峰山頂上は小さな広場となっているが北側のみの眺望となっており、鎧岳、兜岳、倶留尊山、大洞山など室生赤目青山国定公園の秀峰が見える。室生火山群の説明プレートが設置されている。木曽御岳山が見えるとの案内もあったが今日は無理である。ここで昼食とする。 

青少年旅行村第1駐車場→ 右手の木橋を渡り登尾コースに入る→ 植林地をジグザグに登る→
分岐出て左に折れる→ 簡易保険の施設→ 急坂を登りきると左に展望小屋→
神末川沿いの村落が見える→ 至る所に野生動物の行動足跡→ 地蔵さん→
山小屋が左手奥に現れる→ 三畝峠で左に折れる→ 本来なら霧氷のトンネル?→
鎧岳、兜岳、倶留尊山、大洞山→ 三峰山頂上→ 雪の中での昼食→

 昼食後、針路を南に取り三重県側にある「八丁平」に向かう。皆さん適当に歩いた後が雪原についている。八丁平は広々とした雪原で気分は爽快である。ここからは大台ヶ原、大峰山方面が眺望できる。風が吹き抜けるから地面には雪は少ない。小枝には多分エビの尻尾もできるであろう。針路を西に取り、三畝峠へ向かう。積雪も15m位と多くなるが踏み跡があるので歩きやすい。常緑樹に多くの雪が積もり枝が垂れ下がっている。赤い幹のヒメシャラも数多く見かける。しばらく歩を進めると自然林のトンネルとなり、樹氷が付いていればさぞかし美しい光景となるだろう。

 新道(しんどう)峠までは積雪が少し多いが緩やかに小さなアップダウンを繰り返し、周りにはブナを多く見かける。新道峠では左に折れると白髪峠から高見山への縦走路であるので様子を見に行くが高見山は見ることができなかった。右に折れ、沢近くで防獣ネットを超え、一度登りとなり、違う尾根に移動した後はネットを左に見ながらし植林帯をジグザグに下っていく。

 小屋が見えると林道で近くに小屋と砂防ダムの所に出る。後は沢沿いに林道を下っていくだけで青少年旅行村に到着する。沢を挟んで反対側の斜面には雪に覆われた色々な遊具が設置されている。しかし冬場のため閉鎖中である。アマゴの養殖場やつかみ取り施設もある。駐車場の隣の管理棟の人が我々の車のワイパーに帰りに立ち寄る予定の「姫石(ひめし)の湯」の100円割引券を置いてくれていた。

広々とした八丁平→ 大台ヶ原、大峰山方面の山並み→ 八丁平を後にする→
道の雪が深くなる→ 気持ちの良い雪の山道→ 霧氷のトンネルのはずが→
新道峠→ 高見山縦走路→ 防獣ネットに出会う→
再び植林帯に入る→ 林道出会い ここから林道歩き→ 青少年旅行村に戻ってくる
頂上からの展望 →  八丁平からの山群

 ルート上には赤いテープの目印がこれでもかという程付けられているので道に迷うことは無い。またトイレは駐車場と不動滝と簡易保険の施設に有る。
 下山後、道の駅「伊勢本街道御杖」にある「姫石の湯」(700円)で汗を流して帰途につく。本日は暖かく登り始めの時間も遅かったので霧氷を全く見ることができなくて残念であった。天候が良かったことで良しとしよう。往復走行距離380Km。

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