Mickey-sonのホーム→登山の部屋→登山の記録→近畿→金剛山
【日 時】 | 2011年2月13日(日) |
【山 名】 | 金剛山 1125m |
【山 域】 | 金剛生駒紀泉国定公園 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | 白馬、和田、相良、知加良、谷口、Mickey-son 6名 |
【コース 】 | 高天彦神社下(330m)10:00→高天彦神社(410m)10:10→高天滝(465m)10:30→分岐(680m)11:00→尾根(1060m)12:00→一ノ鳥居(1080m)12:05〜13:05→国見城跡13:30→葛木岳(1125m)14:05→一ノ鳥居14:10→高天滝15:10→高天彦神社下15:25 |
8時に高速に乗り、阪神高速→阪和自動車道→南阪奈道路→葛城インターチェンジで降り、高天彦神社に9時30分到着。今回は東側からのルートを登ることにした。
冬の金剛山登山は今回で3回目であるが
県道30号線を左に折れると高天彦神社下に到着。もうすでに路上の空き地に多くの車が駐車している。結構人気のあるコースと見受けられる。しばらくタイル張りされた道を登っていく。しかし路面が凍っている上、タイルがツルツルのため滑りやすい。右側のフェンスの向こうには公園風の野原があり、そこを抜けると開けた所に出ると正面に高天彦(たかまひこ)神社が見える。執念の道を通ると高天彦神社に到着。鳥居前には「鴬宿梅」という立派な梅が植わっている。
ここにも駐車はでき、トイレもある。高天彦神社の前の道を左に入る。しばらくは沢を左に見て舗装路を歩いていくと正面に高天滝が見えてくる。高天滝の休憩所でこの滝の左に「不動明王」がお祀りされているので「不動の滝」という別名も付いているようである。休憩所の横に橋が架かっているので左に折れ、川を横切る。ここからは登山道で所々にロープで手すりが付けられている。雪は10cm程度の積雪で強い冷え込みの為、湿気を含んでおらずサラサラである。スキーには最適な雪質であろう。早くも下山してくる何人かの登山客と出会う。皆さん早朝の冷え込み時の霧氷を見に来ているようである。
分岐で郵便道(高天道)に入る。左は中坊方面へ。右の郵便道をとる。郵便配達のための道ということでしっかりした道である。途中、尾根道の左右に道があるがどちらも本道に合流する。途中にコップが掛けられた所があり水場が右側にある。
きつい上りを登りきると分岐で、右は水越峠。左の道をとり、少し行くとダイヤモンドトレールに出る。相変わらず、そりを持った人たちが多い。
一ノ鳥居をくぐりその先の葛木岳の下にある広場で昼食とする。前回もここで食事を取ったところである。目の前には、見事なブナ林の霧氷である。仲間たちの食事はほとんど鍋焼きうどんである。ビールもうまいが寒さが身にしみ、手がかじかんでくる。昼食後、出発しようとした時、一人が寒さのためか、足がつってしまったのでここで別行動を取り、下山をすることになった。その他の者は折角なので国見城跡まで行った後、電波塔のある葛木岳山頂に寄ってから後を追い下山することになった。無事下山できるか心配していたが我々と同じ頃に下山していたので一安心。
このコースは時間にも寄ると思うが登山客は少なく、表参道の混雑に比べるとマイペースで登ることができる。
帰りは1Km先にある「かもきみの湯」(500円)に寄って疲れを癒すが日曜の夕方ということで大層混雑していた。5時頃、帰路に着く。
出発点の高天彦神社下→ | 高天彦神社前にある鴬宿梅→ | 高天彦神社→ |
高天滝(不動滝)→ | 雪の中の急勾配を登っていく→ | 見事な霧氷のトンネル→ |
もうすぐダイヤモンドトレール道→ | 一ノ鳥居→ | ダイヤモンドトレール分岐標識→ |
すばらしい霧氷→ | 仁王杉を見上げる→ | 霧氷の向こうに葛城山 |
【日 時】 | 2001年6月30日(日) |
【山 名】 | 金剛山 1125m |
【山 域】 | 金剛生駒紀泉国定公園 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | 白馬、山崎、Mickey-son 3名 |
【コース 】 | 百ヶ辻登山口(610m)09:45→国見城跡11:15転法輪寺(1122m)11:25〜12:00→一ノ鳥居→伏見峠(965m)12:40→久留野峠(870m)13:00→中葛城山(934.8m)13:15→高谷山(900m)13:30→千早峠(874m)13:50→神福山(755m)14:05→行者杉峠(715.5m)14:25→杉尾峠(690m)14:50→西ノ行者峠(733m)15:20→山の神(450m)15:55→紀見峠→沓掛16:40 |
南海電車河内長野駅から百ヶ辻登山口までバス(470円)でいき、正面の表登山道ではなく左のコース(車道)をとる。沿道にはほたるぶくろがたくさん咲いている。しばらくすると橋に出会うが(車止めがある)その手前を右に折れ登山道に入る。ここからは沢沿いの道となるがあちこちにガクアジサイが可憐な花を咲かせている。渓流沿いに20分ほど歩くと正面に滝が見え、分岐に出る。本来は左に行く予定であったが前の人に付いてしまったためそのまま直進してしまう。更に滝を見て10分後、分岐に出会うがここでも左の道をとらずに進んだため、後でひどい目に遭うことになる。
砂防ダムをいくつか通過した後、やがて道は沢の中を歩くようになる。水量はそう多くないため問題ないが多いときは歩けないかもしれない。沢の道もやがて無くなり、左の斜面に入るがここからは檜林の中、急勾配の道を進んでいかなければならない。20分ほど息を切らせながら胸突き八丁のつづら道を登っていく。腿が悲鳴を上げている。
やっと本来歩くはずの尾根道に出会い、その後すぐ国見城跡に到着。視界はあまり良くなく、先は長いため景色を見る余裕もなくすぐに売店でビール(350cc/400円)を買って転法輪寺横で昼食をとる。
夫婦、仁王杉の巨木を横目に葛城神社横を通り、対峙する葛城山を眺めた後、一ノ鳥居へ、ここからダイヤモンドトレール(全長45Km)となる。「ちはや園」(バイオトイレが有り)では檜の香りが気持ちよい。金剛山キャンプ場を左に見て伏見峠で左に進んで行く。このあたりからはずっと檜林が続いている。緩やかな下りの尾根伝いに歩いていく。
久留野峠を出てから久しぶりの急な階段道を登りきると左側(南側)に視界が開ける。中葛城山である。このあたりにはササユリがあちこちに咲いている。ここからはしばらく左側に久留野町が望める。
小さな登り、下りの道が続く。高谷山を過ぎ、かつては大阪と五條市の交通の要所である千早峠を通り、神福山へ、ここは楠木正成が作った笹尾塞があった所らしい。
杉の大木と祠がある行者杉峠からは最終地紀見峠まで5.8Km。そして1.6Km歩いて杉尾峠。西ノ行者すぎた後、送電線の下を通り、左下方に池が見えた後は長い下りの階段道となる。
山の神少し手前には取水配管があり、水が補給できる。柿畑を抜け紀伊見の民家の中を抜けていくがなかなか沓掛まで遠い。疲れ切った足取りで道路の下をくぐり抜けると到着地の国民宿舎「紀伊見荘」ここで温泉に入浴(冷鉱泉 400円 12時より)。汚れた体をすっきりさせ、ビールを2杯飲んだ後、歩いて5分の紀見峠駅から帰路に向かう。
ダイヤモンドトレールはよく整備された縦走路であり大きなアップダウンもなく、また樹林の中を歩くため日差しのきつい季節には絶好のコースである。