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【日 時】 | 2003年5月24日(土) |
【山 名】 | 生駒山 642.3m |
【山 域】 | 生駒・金剛・和泉山地 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | 白馬夫婦、鷹崎、池田、Mickey-son 5名 |
【コース 】 | 近鉄枚岡駅登山口(110mH)9:00→額田山展望台(260mH)9:30→鉄塔(405mH)10:10→生駒スカイライントンネル下(590mH)10:40→生駒山10:55→山上展望台(585mH)11:15→暗峠(465mH)11:35→なるかわ園地(525mH)11:50〜12:40→鳴川峠(415mH)13:10→千光寺(260mH)13:50→清滝磨崖仏14:10→かんぽの宿大和平群15:00→近鉄元山上口駅 |
駅の北側の踏切を渡り、閑静な住宅街を抜けると大きな樹木がある枚岡神社を右に見て登山を開始する。枚岡公園内はいろいろな道があり、案内図もあるがどの道を選ぶか判断に迷う。とりあえず摂河泉展望ハイキングコースの指示道をとる。やがて道はコンクリートとなり、右に天龍院を見た後、左に折れ、しばらくすると左側に立派な六角形の休憩所が現れる。額田山展望台で、ここからは花園球技場を始め、大阪キタ方面まで視界が広がる。
ここからの登山道は道幅が広い上、樹林も深いため太陽を遮り、非常に歩きやすい。やがて送電線の鉄塔の下を通過。ここから生駒の頂上までは1.5Kmと標識に示されている。すぐに分岐に出会い、右は暗峠へ、我々は直進し、次の分岐では右に行くとなるかわ園地、一三峠方面の生駒縦走路へ行く車道となる。ここもそのまま直進し、やがて生駒スカイライン道路のトンネルをくぐり抜け、右に行くと各テレビ局のアンテナが乱立する生駒山頂となる。ここの三角点は生駒遊園地の中のミニ列車敷地内にある。こんな場所に頂上があるのは初めての経験。
暗峠へは元来た道を少し引き返し、稜線沿いに下っていく。あまり勾配はなく楽な道である。最初に出会うスカイライン道を横切ると開けた場所にでる。山上展望台であり、ここでも展望は開けている。更にスカイライン沿いに下っていき、2回スカイライン道路をみて下ると、コンクリート道となり下手に住居が見え始める。
暗峠には茶店があり、ちょっとした食事ができる。またこの峠道は今でも国道308号線となっており、峠付近だけは石畳の道である。これもまた珍しい。国道を横切り、なるかわ園地まで登りの道が続く。この道は「万葉の道」の一部で道端には和歌を紹介した立て札がいくつも立っている。
なるかわ園地は広々とした台でここから大阪湾方面及び信貴山方面が見渡せられるがあいにくのかすみで六甲、淡路までは見えない。しかしその見晴らしの範囲は抜群である。ここで昼食とする。(トイレ有り)
来た道を少し戻り、銀樟池を左右に見て広い道を下っていく。鳴川峠を左に折れ(直進は一三峠、信貴山方面)、トンネルをくぐり抜け、今回始めての沢沿いに下っていく。竹林、ブナ林の中を進み、水源地を左に見た後、更に左側に行場への分岐を見て過ぎると民家が現れ、やがて開基が開いた千光寺(真言宗)に到着。ここへは細い車道ながらも車で来ることができる。山門をくぐり抜けしばらく下ると立派な民家の集落が見えてくる。いずれも大きな家である。
標識で右に折れ、川を渡ると清滝磨崖仏群で、滝(3m程の落差)の回りの岩壁に5つほどの磨崖仏(五智如来、はらみ地蔵、ゆるぎ地蔵、八尺地蔵など)がある。もみじが多く秋には紅葉がすばらしそう。そのまま川の右岸を棚田の中をだらだらと下っていく。檪原(いちはら)川を右に見て、頭上にスパンの長いコンクリート橋を見ると後方に生駒のテレビ塔が望める。左上手に大きな新興住宅街が現れると駅は近い。橋を渡ると正面には山口神社があり、ここを右に折れ、車道を歩く。
元山上口駅のすぐ横を道路を横切り、かんぽの宿の「大和平群」(へぐり)で一浴びしてビールを飲んだ後、近鉄元山上口(もとさんじょうぐち)駅から帰路につく。