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地図でコースを見る 所要時間 5:35 水平歩行距離 7.5Km
【日 時】 | 2016年9月2日(金) |
【山 名】 | 雲頂山(雲須山) 876.2m |
【山 域】 | 兵庫県朝来市生野町 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | 白馬、和田、Mickey-son 3名 |
【コース 】 | 口呂ヶ谷(355mH)9:30→滝(395mH)9:45→分岐(425mH)10:00→杉ガタワ(575mH)10:40→尾根分岐(710mH)11:00→沢横断(675mH)11:10→三叉路分岐(695mH)11:15→721ピーク(721mH)11:25→773ピーク(773mH)11:50→分岐(850mH)11:10→頂上分岐(870mH)12:15→#50鉄塔(850mH)12:25〜13:25→雲頂山頂上13:35→黒川貯水池(860mH)13:37→頂上分岐(870mH)14:00→分岐(850mH)14:02→#52鉄塔(565mH)14:35→#53鉄塔(450mH)14:50→団子谷(360mH)15:05 |
あまご村の標識で国道429号から離れ、一ノ瀬川を左に見て西につめていく。途中にはあまごの養殖用の池を多く見かける。水は澄んでいて清流である。橋を渡り、舗装されてはいるが道もだんだん狭くなり、車が一台通れるだけとなる。舗装が途切れたところに大きな広場が現れ、頭上には送電線が見える所に駐車し、登山を開始する。近くには口呂ヶ谷の標識が立っている。左に草木に覆われた「神船大名草の森」(神船は三菱重工神戸造船の略)の木柱があり、その右手横には下山予定の林道が見える。
しばらくは未舗装の林道を沢を右に見て歩いていく。やがて左に結構大きい滝が見えてくる。更に進むと林道は途切れて山道となる。谷筋を歩いていくと左手に地面に枝を突き刺して先端に空き缶ともう一本やはり先端に瓶を被せて、分岐を示すマーキングがあった。周りを見渡すと左手の尾根伝いに登るコースと目の前に谷筋を行くコースとがある。我々はここで左に折れて谷筋のコースを選び、進んで行くがやがて尾根筋と変わり、踏み跡がない急坂を登りだすことになる。
ようやくの思いで尾根にある杉ガ乢(すぎがたわ)に到着。右に折れると粟鹿山への道で我々は左に折れて更に尾根を登っていき721ピークを目指す。途中、右側に与布土坂への分岐が現れるが左に進路をとり、ここから尾根を下っていく。鞍部で先頭人はそのまま登り返すコースを選んで進んでいたが左下の沢に続く踏み跡が見える。しかしその先は草木が生い茂り、道が判然とはしないが地図で確認するとこの道が正解のようである。目先にある尾根を目指して沢を渡り、草木をかき分けて、別の尾根筋に移動する。すぐに左に下る分岐が現れるが右に曲がっていくと「721ピーク」となる。木立に囲まれており、石柱が埋め込まれているだけで何の変哲もないピークである。
境界杭に従って尾根道を進んで行くが結構、アップダウンがあり、疲れてくる。鞍部になると右下に真新しい林道ができている。木材切り出しのために設けた風である。もう一度登ると「773ピーク」である。ここも少し開けているが石が置かれているだけなので素通り。少し下った後は登りが続き、馬ヶ背となる。最初の送電線の巡視案内板(火の用心)が立っている。鉄塔ナンバーがよく読めないが左は#52、直進は#50らしそう。ここが帰りに下る予定のルートである。
次の巡視案内板では右に行くと雲頂山頂上への分岐となるが#50鉄塔付近が展望がよいと聞いていたのでそのまま直進し、そこで昼食をとることにする。なだらかな尾根筋を歩いて行き、檜林が途切れると紅白に塗られた#50鉄塔が現れ、その下は良く手入れされた芝生となっている。南西側は視界が開けており、千ヶ峰が望める。
口呂ヶ谷の駐車場→ | 開けた景色の中、林道を進む→ | 左手に滝が現れる→ |
空き缶で表示された所で左に曲がり谷筋を進む→ | 杉ガ乢 正面は粟鹿山へ 手前に進む→ | 振り向くと粟鹿山が望める→ |
沢を渡り左側の尾根筋に移る→ | 721ピーク→ | 773ピーク→ |
下山予定の道に巡視路の案内→ | 頂上への分岐を素通り→ | #50鉄塔→ |
昼食後は元来た道を戻り、先ほどの頂上分岐まで戻り、左に折れて雲頂山頂上を目指す。しばらく緩やかに下り、登り返すと三等三角点のある頂上である。頂上は木立に囲まれ展望はない。その先を更に進むと展望が開けた場所に出る。眼下に黒川の貯水池とその彼方には段ヶ峰が望める。正面と左側にネット沿いにそれぞれに下り道が有りそう。
展望を楽しんだ後、元来た道を引き返し、馬ヶ背分岐で直進しても下りられそうであるが左に更に戻り、最初に見た巡視路の案内板で右折して送電線を右上に見て、プラスチックの階段が設置された巡視路に沿って急激に下って行く。やがて右手に#52の鉄塔が見えてきて、更に下ると#53鉄塔下となる。ここからは草に覆われた道となるが最近、草刈りをしてくれており巡視路がジグザグにはっきり続いている道を下っていく。やがて両側にミツマタが群生している荒れた林道となり、駐車場に到着となる。
正面(南西)に千ヶ峰が望める→ | 西側の先には段ヶ峰→ | 黒川の貯水池が眼下に見える→ |
下山開始→ | #52鉄塔→ | #53鉄塔→ |
両側にミツマタが茂る林道を下る→ | 「神船大名草の森」の標柱がある下山口 |
所々にマーキングがあるものの登山者があまり入っていないのか全体的にはしっかりした道は少ない山である。頂上から下る道はかなり急坂のため、下り用に選定するのが良いだろう。
下山後は黒川温泉美人の湯(600円)で汗を流して帰路に就く。