Mickey-sonのホーム→山の部屋→登山の記録→兵庫県→とんがり山 西寺山
地図でコースを見る 所要時間 5:45 水平歩行距離 6.2Km 累積標高 ±730m
【日 時】 | 2019年9月17日(火) |
【山 名】 | とんがり山 620mH 西寺山 645.9mH |
【山 域】 | 兵庫県丹波篠山市今田町 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | 白馬、ISO、Mickey-son 3名 |
【コース 】 | 四斗谷公民館駐車場(250mH)9:45→薬師堂登山口(265mH)9:50→祠(325mH)10:05→妙見宮跡(390mH)10:10→共聴アンテナ(540mH)10:35→分岐(550mH)10:45→とんがり山頂上(620mH)11:00~11:45→595ピーク11:50→515ピーク12:05→峠(440mH)12:25→550ピーク12:45→570ピーク13:10→西寺山頂上(645.9mH)13:40→495ピーク12:25→沢分岐(420mH)14:35→墓地(255mH)15:10→道路(230mH)15:15→井根口池(240mH)15:20→四斗谷公民館(250mH)15:30 |
以前に虚空蔵山に登った時に西に尖った山が見えていて気になっていたので今回登ることにした。
国道372号線の上小野原交差点で県道292号線を北上してしばらく細い道を進んで行き四斗谷川を渡った後、右側に井根口池が現れる。その先の四斗谷(しとだに)公民館に車を止めさせてもらう。すぐ横にある生活道を西に進んで行くと川に突き当たり、川沿いに歩いていくと右手に薬師堂が見えてくる。参拝してからすぐ横(東側)の鳥居を潜ると登山口である。薬師堂の裏手(北側)には妙見宮があり、境内にはトイレも設けられている。
しばらくは参道らしき幅広い道を緩やかに登っていくが今日初めての登山者のようで次々と蜘蛛の巣が行く手に立ちはだかっている。結構太くて硬い糸である。やがて小さな祠が現れ、道も左右に分かれている。右側の道もしっかりしていて雰囲気的には先で合流しているように思われるがマーキングテープがある左側の道を進む。道幅は少し狭くなる。雑木林の中を九十九折に登っていく。石積みが見えると妙見宮の跡地である。石段を上がると建屋は無く、跡地の中央付近に平成に建立された「妙見宮跡地」と彫られた石柱と左側にみすぼらしい祠があるのみである。参道はここまでである。ここでも道は二手に分かれているがマーキングテープのある左側の道を選択して本格的な山道を登っていく。。
道中には道横に「アンテナ線があるので掘削には注意」との表札が所々に設置されている。確かに道には所々にケーブルが露出しているところがある。雑木林の中を登っていくとその共聴アンテナ設置場所に出会う。ポールにアンテナが取り付けられただけの簡単な物である。小ピークに達っして右側(東北東)には梢越しにチラッと白髪岳が、正面にはやはり梢越しにトンガリ山も見えている。
更に登っていくと再び道が左右に分かれている。どちらもしっかりした道で判断に迷うが雰囲気で右の道を選択する。ここから山頂までは急勾配の上りになる。やがて大きな露岩が現れると山頂は近い。最後の胸突き八丁を登りきると祠がある頂上となる。数人がくつろげる程度の岩場の広さである。ここからは南東方向は雑木に遮られて展望が無いが、祠の西側の狭い山頂部分に立つと眺望が広がる。北西には笠形山から千ヶ峰に至る稜線が見渡せる。北東には白髪岳と松尾山が目の前に鎮座している。ここで昼食とする。風が吹いていて心地よい。
四斗谷公民館横の生活道に入っていく→ | 川沿いに歩いていく→ | 正面に鳥居が見えると道登山口→ |
小さな祠で左側の道へ→ | 妙見宮跡の左側に山道→ | 共聴アンテナに出会う→ |
二股で右側に 左道もしっかりしている→ | 岩場が現れると山頂は近い→ | 祠があるとんがり山頂上→ |
北東には真ん中に白髪岳と右に松尾山→ | 北西側の展望→ | 西側の展望 西光寺山→ |
反対側の頂上直下は崖岩で急激に下っている。下りきって少し上り返した所の「595ピーク」で道が二手に分かれている。右側(北方面)は黒石ダム方面に行く道か?左(南方面)に折れて西寺山への尾根道に進む。この辺りからは幅広い赤テープと白いビニール紐が点々と設置されており、これ以降,この2つのマーキングを辿っていけば問題なかった。
「515の小ピーク」、岩場の「455小ピーク」を過ぎて下りきった鞍部では左右に黒石地区と四斗谷地区を結ぶ峠道がある。どちらの道もしっかりとした沢筋の下山道となっている。やり過ごしてからは急登となる。木々の間を縫って木に捕まりながら登っていく。やっとの思いで「550ピーク」にたどり着くが周囲は木立に囲まれ、境界杭があるだけで何の変哲もない場所である。一息入れ、進行方向を90度曲げて南東にある尾根筋に移り西寺山に向う。ここでは注意しておかないとそのまま尾根筋を直進してしまう地形である。
しばらくはなだらかな稜線歩きで「570ピーク」に到着。ここも展望も無し。次の鞍部を過ぎてからは西寺山へはまたしても長い急登である。今回のルートは結構アップダウンがあるので体力的にも気分的にも疲れる。やっと登りきった西寺山頂上も木立に囲まれ展望は無し。三等三角点があるのみ。展望が良ければ少しは疲れが取れるのだが。
。山頂からは道が二手に分かれている。直進は今田小学校への下山道で我々は左(東方面)に折れて尾根筋を下っていく。少し登って495ピークに到着。ここで進路をマーキングのある南にとる。展望岩から今田小学校が見え、その先には和田寺山が見える。
次の鞍部では赤いテープが数多く巻かれており、分岐を示している。ここから四斗谷に下るため谷筋のコースに入っていく。沢の左岸側を下っていくがほとんど踏み跡は無い。時々迷いながらもマーキングを発見して下っていくとごろごろと岩石が転がっている廃林道らしき所に出る。これからは荒れた林道を下っていく。
墓地が右手に見えてからすぐに四斗谷川に架かる橋がある県道に出る。ここからは舗装路を公民館までテクテクと歩いて車に戻っていく。この辺りの田んぼはすでに稲刈りは終わっている。井根口池では「逆さとんがり山」が撮影できるポイントであるが残念ながら池面にはさざ波が立っており映らず残念。
不明瞭な道を下っていく→ | 峠道 左は四斗谷へ 右は黒石へ→ | 境界杭があるだけの550ピーク 左へ→ |
木立に囲まれた570ピーク→ | 西寺山頂上→ | ここから谷筋を下っていく→ |
赤マークを頼りに下っていく→ | 廃林道らしき道を沢沿いに下る→ | 墓地に出る→ |
県道に出る→ | 井根口池越しのとんがり山 |
とんがり山以外は展望がないコースである。またアップダウンが結構あり、特に登りは急勾配の箇所が多いので足にこたえる。ピークでは道が分かれている所があるのでコース間違いの無いように注意が必要である。ルート上には点々とマーキングがあるので方角だけを間違わなければ下界に降りられる。本日は32℃と予想されていたが登山中には涼しい風が結構吹いており、お陰であまり汗をかかずに済んだ。
帰りに「こんだ薬師温泉ぬくもりの郷」で汗を流そうと立ち寄ったが火曜日のため休館日であった。