Mickey-sonのホーム山の部屋登山の記録→兵庫県→西林寺山、八日山

登山の記録  兵庫県

西林寺山 縦走と八日山 周回登山

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        西林寺山: 所要時間 2:25  水平歩行距離 3.5Km 累積標高は+370m -395m
        八日山:   所要時間 1:10  水平歩行距離 1.8Km 累積標高は±210m

【日  時】 2021年12月5日(日)
【山  名】 西林寺山(さいりんじさん) 260.4mH 八日山(ようかやま) 210mH
【山  域】 西脇市
【天  候】 曇り時々晴れ時々小雨
【メンバー】 Mickey-son 1名
【コース 】 西林寺山
西脇公園野球場駐車場(95mH)10:10→こならの路登山口(105mH)10:15→車道(170mH)10:32→ながめの路(170mH)10:35→西林寺山頂上(260.4mH)11:00~:20→ささやきの路分岐(230mH)11:23→#2鉄塔(230mH)11:27→#3鉄塔(250mH)11:38~:45→258ピーク(30mH)11:46→いざないの路分岐(250mH)11:49→#4鉄塔(225mH)11:55→鞍部(190mH)1:59→北山頂上(240mH)12:10→共聴アンテナ跡(240mH)12:14→展望岩場(150mH)12:25→墓地上部(110mH)12:32→観音寺登山口(90mH)12:34

八日山
八日山登山口(85mH)13:40→弁天さん(120mH)13:45→鷹の岩(165mH)13:55→八日山頂上(210mH)14:08→東八日山頂上(200mH)14:20→新宮神社登山口(70mH)14:35→八幡神社(75mH)14:40→八幡神社入口(65mH)14:45→八日山登山口13:50

西林寺山(寺山)縦走

 西脇市の観光協会で紹介されている西林寺山と八日山を矢筈山に引き続いて登る。今回も紹介されているコース通りに登ることにする。西林寺山は縦走であるので童子山の総合市民センターに自転車をデポして西脇公園に車で移動。野球場近くにある駐車場に車を停めて出発。

 スパーク西脇(ゲートボール場)を右に眺めながら車道を進み、突き当りの池の奥に「こならの路」の登山口標識があるのでここから谷筋に入っていく。踏み跡に従って何気なく進んでいくが藪状になってきたので早速正規のコースから外れていることに気づく。地理院の地図では線が書かれているのでこのまま進んでもいけそうで大丈夫そうであるが右手上に、巻道らしき雰囲気が見えるので少し引き返し、急斜面をよじ登っていく。案の定、赤いテープがある道に出る。ここからは赤いテープに従って登っていくだけである。途中、左手に石垣が現れるのでこんな所まで民家があったのか?

 最後の急坂を登りきると舗装路に出る。駐車場もある。この道は坂本日野町に抜ける峠越え道である。この舗装路を少し右手に下っていくと左手に案内標識と赤いテープがあるので再び山道に入っていく。ここからは丸太の階段で登っていく「ながめの路」と名付けられた尾根道となり、所々で左右に展望が開けてくる。西側(右側)には杉原川の先に笠形山から千ヶ峰にかけて東側(左側)には「日本へそ公園」の先には「西光寺山」、「加東神山」の山並みと、この後に登る「八日山」が眺望できる。

 天気予報では晴れであり登るまでは良い登山日和と思っていたがここにきて雲行きが悪くなり雨が降り出してきた。小雨のためそのまま進んでいく。電信柱が点々と続いている。三等三角点のある西林寺山(点名:竹ヶ谷)頂上に到着するが西脇市防災行政無線中継所とその横に東屋があるだけで木立に囲まれ展望は無い。西脇市のガイドには室町期に築かれた山城・坂本城址(城が辻)と書かれているが周りを見渡すが案内板もなく、若干、石垣らしきものが見える程度で城跡の気配も感じられない。頂上から西に日野町へ下る分岐があるようだが急激に下り落ちていてかなりしんどそうである。雨が強くなってきたので東屋で暫し待機する。

 頂上からはガレ場の急坂であり、補助ロープが設置されている。濡れた岩で滑らないように慎重に下っていく。50m程下ると左側に西脇公園に下る「ささやきの路」分岐がある。右に折れて道がなだらかになり#2鉄塔を見てから小さなピークを過ぎ、次のピークが258ピークとなる。その手前直下には#3鉄塔がある。258ピークから少し下ると今度は西林寺に下る「いざないの路」分岐が左手にある。ここからは急激に下り始める。途中で#4鉄塔を通過、どんどん高度が下り深い鞍部から急坂を登り返すと北山頂上となる。

 北山頂上ではT字路となり、道が左右に分かれている。右は実相寺に下る道で、予定通り左側の観音寺に下る道を選択する。下りのコースは岩場の山道となる。共聴アンテナ跡を通過すると視界が広がる展望地スラブとなる。ここからは国の重要文化財(建造物)に指定された西脇小学校全体を見下ろすことができる。やがて観音寺の墓地裏に出る。ここから登ろうとすれば登山口を見つけるのは難しそうである。デポしていた自転車で西脇公園に向かう。

ゲートボール場を眺めて→ 池奥にこならの路登山口→ しっかりとした道→
正規の道に戻る→ 突然立派な石垣が現れる→ 駐車場のある車道に出る→
車道から再び山道に入っていく→ 左側(東側)の展望→ 右側(西側)の展望→
先に西林寺山→ 西林寺山頂上(坂本城址)→ すぐに西脇公園に下るささやきの路分岐→
西林寺へ下るいざないの路分岐→ 北山頂上→ 共聴アンテナ跡?→
開けた岩場の下山道→ 墓地に出る→ 観音寺に出る

西林寺を散策してから八日山へ

広々とした西林寺境内にはまだ紅葉が残っている。

紅葉した西林寺のドウダンツツジ→ 西林寺への参道→ 西林寺境内のもみじ

八日山(伊夜岡)周回

 西林寺山下山後、自転車で西脇公園に置いていた車を取りに行き、車で「八日山」の登山口に向かう。池が3つ並んでいる東側に車が2台ほど停められる空き地があり、ここに中池登山口の案内板がある。雑木林の中、丸太階段で登っていくと10分ほどで赤い鳥居がある「天神さん」の祠が右側に現れる。以前は鳥居の方向に参道があったのかもしれないがその気配は薄れている。少し登ると分岐の標識が立っているが字は読み取れない。地理院地図ではその方向に道が描かれているので見るが羊歯で覆われているので最近は誰もこの道を利用していないようである。この辺りから道は羊歯に覆われ始めて足元が見え辛くなる。

 頂上まで200mと書かれている標識で「鷹の岩」と呼ばれている大きなスラブが現れ、展望が開けている。右側(東側)には日延駅方面が、左側(西側)には先ほど登ってきた「西林寺山」全体を見ることができる。ここからは下藪も無くなり歩きやすくなる。

 頂上は360度の展望である。この小さな単独峰にもイノシシはいるらしくあちこちに地面が荒らされている。あとは木立の中の尾根筋をどんどん下って植林帯を抜けると「新宮(しんみや)神社横に出て登山終了。そのまま新宮参道を西に進んでいくとお笑い神事で有名な「八幡神社」の大きな境内に出る。立派な参道を下ってから車に戻る。 後半は羊歯も無く歩き易く、道を失うことも無い。

八日山登山口→ 丸太階段で登っていく→ 弁天さん→
羊歯で覆われた道→ スラブが現れ、頂上まで200mの案内→ 先ほど上った西林寺山を望む→
八日山頂上→ 東八日山頂上→ 東に日本のへそ公園→
八日山からの展望
植林帯に入る→ 新宮神社に出る→ 八幡神社の立派な参道

 西林寺山はハイキング程度の低山歩きであるが、加古川と杉原川にはさまれた尾根歩きではあちこちで展望が開け、里山らしい街並みを眺めることができる山である。今回は生憎、途中で天候が悪くなって少しガスが垂れ込め遠望は利かなかった。
 だいぶん前に整備された山道であるため古びて読み取れない案内板があちこちにあったり、道が羊歯で覆われている状態になっているので折角、市民のレクレーションハイキングを奨励するならもう少し管理を継続してほしいものである。私は現状で問題ないと思っているが(笑)。
 山中にはトイレは無いが西林寺山には西脇公園、観音寺に有り。 八日山には八幡神社境内にある。

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