Mickey-sonのホーム→山の部屋→登山の記録→兵庫県→親不知
地図でコースをを見る 所要時間 5:40 水平歩行距離 7.7Km
【日 時】 | 2014年2月6日(木) |
【山 名】 | 親不知 604.6m |
【天 候】 | 曇り時々雪 |
【メンバー】 | 白馬、和田、知加良、今泉、Mickey-son 5名 |
【コース 】 | 大杉ダム駐車場(105mH)10:10→ダム湖奥登山口(130mH)10:35→尾根分岐(310mH)11:00→展望岩(495mH)11:55〜12:05→境界尾根分岐(520mH)12:05→室、市寺分岐(550mH)12:25→親不知頂上12:45〜13:55→クロイシ山分岐(585mH)14:00→大岩(430mH)14:30→伐採跡(240mH)15:00→徳尾集落(145mH)15:20→大杉ダム15:50 |
国道175号線の八日市の信号を西に折れ、県道282号線を進んだ後、大杉ダムの案内標識に従い、右に折れてしばらく走ると大杉ダム自然公園の駐車場が左に見える。ここに車を止める。横には水洗トイレがある。本日のコースは大杉ダムを起点に反時計回りの周回コースを予定している。
スパッツを着け、ポンチョを着込み雪がちらつく中を出発。湖の東側に渡るためダムの上を歩く。通常、登山道はダム横近くの遊歩道から登るのであるが本日は積雪もあるためできるだけ体力を温存しようと大杉ダム湖奥から登ることにする。東側湖岸沿いに歩道を進み、オートキャンプ場を過ぎると右側に親不知登山口の案内がある。まだ本日の踏み跡は無い。樹林の中を雪を踏みしめて進んでいく。
尾根に出会うと標識があり、右方向は大杉ダムキャンプ場まで0.6Km、左方向は山頂まで2Kmと書かれている。ここからは尾根道である。少し下った後、上りとなり467ピークを巻いて登ると緩やかな道となる。左手に上部が平らになった巨岩が現れる。ここが展望岩である。岩の上からは大杉ダム辺りは見えるがあいにくの天気のため遠望は利かない。東側には福知山市街地も見える。すぐ近くには親不知頂上まで1Kmの標識がある。ここで境界尾根に合流し、20分ほど進むと室、市寺方面への道が右手に出会う。モミの大木が1本、空に伸びている。我々は左の方に進み、ここでもピークを巻いて最後の登りを上りきると親不知の頂上である。
ここで遅い昼食とする。しかし親不知頂上はすべて雪に覆われてベンチも幾つ在るかも判らない程である。とりあえず雪を掻き退けて座る場所を確保する。雪がちらついてはいるが風がないのでなんとか寒さはしのげる。いざ食事をしようとした時、持参したおにぎりが見当たらない。リュックの底を探っても無い。仕方なくカップめん、チョコレート、頂いたパンで腹を満たす。
大杉ダム左側にトイレ付きの駐車場がある→ | ダムを渡る→ | 右手に大杉ダム湖奥登山口→ |
尾根に到着 左へ→ | 積雪30cm位の尾根を進む→ | 展望岩→ |
展望岩からの大杉ダム湖を見る→ | 室、市寺分岐→ | 雪に覆われた親不知頂上→ |
昼食後、アイゼンを装着して鴨内峠と書かれている方向に出発するがアイゼンを付けているにもかかわらず急坂を滑りながら下っていく。右手に分岐があり、クロイシ山(555.9mH)と標識に書かれている。この先で大原神社に下る分岐道があるのだろう。しかし大原神社に下った後は車道を長いこと歩かなければならないので我々は左側の道を進み、大杉ダム湖の西側に下りるコースを取る。道の左側は杉林、右側は樹林である。雪を冠って道が不明瞭な中、適当に尾根筋をドンドン下っていく。赤いテープの目印を所々に見かける。途中で大岩を通過する。この地点ではまだコースは間違っていない。
赤いテープを見かけなくなるが正しいコースと思い込み更に進むと突然、開けた場所に出て下の方に住居が見える。どうも様子が変である。すぐにスマートフォンアプリの「地図ロイド」で現在位置の確認を取る。やはりコースをズレ、徳尾付近に下りてきている。途中で左に曲がり別の尾根に下らなければならないのにそのまま直進してしまったようである。フェンスの扉を通り抜けると徳尾集落となる。折角、長い車道歩きを避けるために選んだコースであったのだが結果的には大原神社に下りるコースと同様、車道を歩く羽目になってしまった。道を間違うのは尾根の下りの時はよくあることで、やはり尾根下りは慎重に方向を確認して下らなければならないことを痛感する。
車道を30分歩いて駐車場に到着。車内を見るとシートの隅におにぎりがちょこんと鎮座していた。合羽を取り出す時に転げ落ちたと思われる。
50cmの積雪の尾根道→ | 右にクロイシ山分岐→ | 大岩の横を通過 この時点では予定コース→ |
どうも様子がおかしい 眼下に家並みが見える→ |
徳尾集落に下りてきた→ | 本来下りるはずの尾根 |
本日は雪のため、足元を確かめることが多く、周りを鑑賞する余裕はあまり無くて黙々と歩くのみであった。また本日も登山中、誰にも会わずじまい。国領温泉(助七旅館 700円)で茶色の湯に身を沈め、汗を流して帰路に着く。
親不知は松茸山のため9月15日から10月14日まで入山禁止である。