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地図でコースを見る 所要時間 4:55 水平歩行距離 8.6Km 累積標高は±815m
【日 時】 | 2021年5月10日(月) |
【山 名】 | 大岩岳 384m |
【山 域】 | 兵庫県神戸市北区道場町 |
【天 候】 | 晴れのち曇り |
【メンバー】 | Mickey-son 1名 |
【コース 】 | 千刈貯水場駐車場(140mH)10:05→千刈ダム天端(175mH)10:10〜10:30→登山口(155mH)10:35→尾根に合流(220mH)10:52→正規ルートに合流(215mH)10:57→分岐A(215mH)10:59→分岐B(225mH)11:04→分岐B(225mH)11:07→沢渡渉(200mH)11:35→沢渡渉(210mH)11:40→分岐(240mH)11:46→大岩岳山頂(384mH)12:15〜12:50→分岐D(310mH)12:54→分岐E(320mH)12:57→東大岩岳山頂(365mH)13:05→馬の背(340mH)13:07→東大岩岳山頂(365mH)13:16→分岐E(320mH)13:20→分岐F(250mH)13:32→分岐G(255mH)13:36→分岐H(295mH)13:44→西コース分岐I(300mH)13:47→分岐J(300mH)13:49→分岐K(265mH)14:03→分岐L(265mH)14:07→#178鉄塔(240mH)14:22→登山口(140mH)14:41→東山橋(140mH)14:43→千刈貯水場駐車場15:00 |
15年前の登った山であるが石造りの千刈ダムだけが印象に残っているだけなので再度登ってみることにする。それに「風吹岩」なるものがあると情報を得たので訪れるのももう一つの目的である。JR道場駅付近で県道327号線から武庫川を橋で渡り、羽束川(はつかがわ)に沿って狭い道を車を進めていくと30台は停められる広い駐車場が現れる。
駐車所奥からダム管理の敷地と羽束川の間の右岸を進んでいくと正面に千刈ダムが見えてくる。しかし少し異臭が漂ってくるのであまり綺麗な水では無さそうだ。ダム自身は相変わらず石張りの堤体斜面をスライドゲートから白く波立った水が流れ落ちてレースのカーテンのごとく美しい景観である。ダム下流の対岸(左岸)にはトンネル式の導水路があり、こちらの水は岩盤に自然に流れ落ちてくるため自然な滝のようである。手前のアーチ型の配管は千苅ダムの水を下流にある千苅浄水場に送る導水管。
ダム上まで遊歩道が続いているのでひょっとしたら地理院地図に載っている尾根道を登れるのではないかと行ってみることにする。しかし天端へは鉄格子があり立ち入り禁止となっている。残念。対岸の山には鳥居が建っているのが見える。多分あそこまで行けるのだろう。仕方ないので引き返し通常の登山道に戻る。
登山口はダム下流の「千刈橋」で羽束川を渡り、左岸沿いに少し下流に進んでいくと左側に現れる。しかし先ほど見た尾根道に行きたいと思い、登山口手前から尾根を目指して登っていくことにする。少しの踏み跡はあるものの最初は石積みの急登、その後も藪漕ぎに近い急登である。しかしこんな所にもひょっこりとミツバチ用の箱が何個か現れる。放棄されているのか、いまでも使用されているのか?左側には千刈ダムが眼下できる。藪のため背中につけているストックが枝に引っ掛かり、歩き辛い。やっと尾根に辿り着くと細いが比較的はっきりした道に合流する。これが地理院地図に載っているダム左岸に続く尾根道である。左折して鳥居まで下って行こうと思ったが少し進むと急下り坂となりこれからの行程のことも考えて諦めることにする。(軟弱)
引き返し、尾根道を進んでいくと本来の登山道である幅広い道に合流する。左に折れてから直ぐにY字路Aとなる。左の道もしっかりしているので少し思案してそちらに進んでいくがだんだん貯水池に向かって下っていく。予定している道でないと気付き、引き返して先ほどの分岐で直進する道を登っていく。ここでリュックにつけていたストックがなくなっているのに気付く。留めていたマジックテープがストックが枝に引っ掛って外れたようだ。少し、後戻りして探しに行くが見当たらず諦めて頂上を目指すことにする。
再びY字路Bとなり案内標識は無いが左側の道を選択する。右側の道には赤いマーキングテープがあり、大岩岳の近道である。左側のルートは貯水池を高巻きするため、ずーっと貯水池が見ることができるのかと期待していたのだが梢越しに時々湖が見える程度である。一旦下って2つの沢を渡渉して再び登り返していく。道がU字状にえぐれた細い道を過ぎると左側には時々ハート形に見える貯水池が見える。次のY字分岐Cで右の道をとる。ここから各ピーク毎に開けた場所に出て少しは展望が開け、遠くには三田市内や六甲山頂上が見えてくる。
大岩が見えると頂上は直ぐで二等三角点がある大岩岳頂上に到着。5人ほどが休憩している。ここからも西から南にかけて展望が広がっている。前回の記憶がまったく残っていないので大岩岳と東大岩岳とどちらの方がが展望が良いのか尋ねると「こちらだ」と回答があったのでここで昼食とする。六甲山や新名神高速道の架橋も見え、ひょっとしたら明石大橋も見えているかもしれないが遠くは霞んでいるために確認しようがない。東側には樹林の間から東大岩岳が見えている。
駐車場奥の右端から進入→ | 正面に千刈ダムが→ | 千刈ダム全景→ |
レースのカーテンの壮観な眺め→ | 右端の滝はトンネル式の導水路→ | 天端風景 対岸の山に鳥居が見える→ |
正式ルート手前から尾根を目指す→ | 藪の中にミツバチの巣箱→ | 左岸上からの千刈ダム→ |
藪の中を適当に登っていく→ | 鳥居に続く尾根に出る→ | 正規ルートに合流して左へ→ |
Y字路分岐Aで右へ→ | Y字路分岐Bで左へ→ | 鞍部の沢で橋が崩落→ |
窪地の細い道→ | Y字路分岐Cで右へ→ | 東の正面に大岩岳が見えてくる→ |
二等三角点の大岩岳頂上→ | 大岩岳頂上からの展望→ |
東大岩岳に向かって急激に下っていく。右に分岐Dを見た後、鞍部となり、次の分岐Eで左に折れて登っていくと大きなスラブが現れるとその先が頂上である。折角なので登山道から離れてそのスラブを登っていく。結構グリップがあり急斜面でも登っていくことができる。途中では南から西にかけて展望が開けている。直ぐに東大岩岳頂上である。ここからも同様な眺望である。ここには誰も居ない。「馬の背」の標識があるので北側の稜線を進んでいくと大きなスラブが現れる。まあまあの規模である。その先のピークからは下っていく道が見えるが多分貯水池に下っていくのであろう。
引き返し、東大岩岳頂上から左側(東)に丸山湿原への分岐Fがあるが元の道を引き返し先程の分岐Eで左に折れて東コースに入り広葉樹林から植林帯となりどんどん下っていくと丸山湿原駐車所からの道Gに合流する。当初はここから丸山湿原経由で「風吹岩」を目指す予定であったが最初の藪漕ぎやストック探しの引き返しなどで少し疲れが出ていたので中央尾根道で下ることに変更する。ここでも軟弱者。右に折れて次の分岐Hで丸山湿原に行かず、直進して中央尾根道に向かう。直ぐに次の分岐Iで西コースに合流して左、すぐの分岐Jで標識の表示に従い右折、更に分岐Kで右に折れる。この辺りは短い間に分岐が次々に現れ、非常に慌ただしい。ここまでくれば後は一本道の下り道である。
このルートも尾根筋ではあるが尾根下を歩く道となっており、樹林の中で展望はほとんど無い。次の丸山湿原への分岐Lを左に見てからは稜線歩きに代わり、各ピークではザレ場となっており、展望が開けている。#178の鉄塔下を通過してからは点検巡視路道になる。やがて右下に駐車場が見え、右手後方には大岩岳も見えている。正面に新東名高速道が見える広い伐採地に出てから木を敷き詰めた湿地帯を抜けると林道に突き当たり羽束川の左岸に出る。左に折れて東山橋を渡ると水力発電施設となる。右岸の舗装路を遡って行くと駐車場に到着。
左岸を歩いて行く途中の左側に「松風の滝」と「村雨の滝」の案内標識が現れる。少し立ち寄ると直ぐに小さな「松風の滝」が、「村雨の滝」は更に20分ほど奥にあるようだ。
西ルート分岐D→ | 東大岩岳への分岐Eで左へ→ | 頂上直下のスラブをよじ登る→ |
東大岩岳頂上→ | 東大岩岳頂上からの展望→ | |
馬の背のスラブ→ | 西側の三田市方面 ハートマークの千刈湖→ | 東大岩岳頂上分岐F どちらも丸山湿原へ→ |
植林帯を下っていく→ | 丸山湿原への分岐Gで右へ→ | 再び分岐Hで直進→ |
分岐Iで左へ→ | 直ぐの分岐Jで右の東山橋へ→ | 直ぐの分岐Kで右へ→ |
分岐Lで右へ→ | ザレ場からの展望→ | 右手下に駐車場が見える |
新東名高速道が見える広い伐採地に出る | 右岸に出る | 東山橋で羽束川を渡る |
この山には要所要所には標識は在るが道がしっかりしているせいかあまりマーキングテープを見かけないがルートが多数あるため分岐が多く、注意を要する。
トイレは駐車場を少し進んだ所の道横に在るが気付きにくい。
所要時間 6:10
【日 時】 | 2006年2月24日(土) |
【山 名】 | 大岩岳 384m |
【山 域】 | 兵庫県北摂 |
【天 候】 | 曇り |
【メンバー】 | 白馬夫婦、相良、知加良、今泉、Mickey-son 6名 |
【コース 】 | 千刈貯水場(140mH)8:50→分岐(225mH)9:20→ピーク(355mH)10:10→ピーク(375mH)10:17→大岩岳山頂(384mH)10:30〜11:20→分岐(225mH)11:30→東大岩岳(360mH)11:40→分岐(245mH)12:05→丸山湿原(270mH)12:20→湿原西コース(260mH)12:35→舗装路(170mH)13:10→道場駅15:00 |
JR福知山線の道場(どうじょう)駅横の踏切を渡り、羽束川(はつかがわ)を右に見ながら上っていくと神戸市の千刈(せんがり)貯水場正門に到着。ここに車を駐車する。今日の天気は今まで温暖な気候であったのが一転して寒々としている。内は公園になっているようだが早朝のため開門していない。
公園のフェンス沿いに波豆川堤防を歩いていく(ここにトイレ有り)と正面に壮大な石積みのダムが見え、水が蕩々と流れている。立派なダムである。橋で波豆川を渡り、右に折れ、しばらく川をくだると左手に人工の溝が現れるのでここの急坂を雑木林の中を上っていく。神水(神戸市水道局の略?)の石柱(この後にも度々出現する)がある沢を渡るが水は少し白っぽい色をしている。汚れではなくこの山の何か鉱物が溶け込んでいるようだ。そういえば道も緑っぽい色をしている。登山路両側には白いビニール紐がコースの目印のためかずっと続いている。分岐で左側の道を採ると左側に貯水池が見えてくる。ここからは少し急坂となる。もう一度、沢を渡ると尾根に出、しばらくは平坦な道を進む。相変わらず左側には貯水池が見えている。この貯水池はかなり広範囲に広がっている。この辺りは赤松が全滅の状態である。これでは松茸は無理であろう。しばらくすると分岐でここまでは貯水池の周回コースであったが大岩岳の標識が掛かった右の道から登山道である。
2度、ピークを過ぎ、岩場を登り切ると大岩岳頂上である。頂上はそう広くはない。ここからは北側には貯水池の奥に千刈ゴルフ場、そのむこうには三田の住宅街、北東には小さいながら有馬富士が、南には六甲山連山が見える。
昼食後、直進し下っていくと分岐に出る。直進は丸山湿原、境野方面、右は丸山湿原、千刈ダム方面である。直進すると途中に左側に登山道が現れ、この山が丸山と思い、時間も早いため寄り道することにする。頂上は大岩岳の名前の由来と思えるような巨岩上にあるが、たどり着くと東大岩岳という標識がかかっている。勘違いも甚だしい。しかし正面に先ほどの大岩岳が見え、眺望もすばらしい。元の道に戻り、杉林の中を下っていくと分岐に出る。左は境野バス停、右は丸山湿原で折角来たのでここでも下心を出して丸山湿原を見学していくことにした。
丸山湿原の東側遊歩道コースを下っていく。右側には枯れ草が生い茂った湿原が現れる。最近、設置されたであろう立派な丸太の柵で保護されておりベンチも整備されている。左側には丸山(281.4m)山頂への砂状の尾根が見える。この湿原には日本最小の「ハッチョウトンボ」や水生昆虫「ヒメタイコウチ」など湿原だけに生息する貴重種がいると案内板にある。
最下部で直進して下っていく川下川ルートがあるが、我々は駐車している千刈貯水場に戻らないと行けないため西コースを採って先ほどの分岐に戻ろうとするが途中、鉄塔でハイキングの人は左にという案内に従って下っていく。これが間違いの元で結果的には間違って反対側の川下川ダムに下りてしまい、延々と舗装路を歩いて道場駅まで歩く羽目になった。