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地図でコースを見る 所要時間 5:10 水平歩行距離 5.3Km 累積標高 ±760m
【日 時】 | 2019年11月1日(金) |
【山 名】 | 大井戸山 794.1mH |
【山 域】 | 兵庫県丹波市氷上町 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | 白馬、ISO、Mickey-son 3名 |
【コース 】 | ゴルフ場西側林道分岐(265mH)10:20→竜ヶ岳登山口(275mH)10:25→炭焼き跡(365mH)10:35→2段滝(395mH)10:50→清水坂(620mH)11:20~11:30→706ピーク11:40→展望岩(730mH)12:05→篠ヶ峰分岐(760mH)12:10→730ピーク12:30→大井戸山頂上(794.1mH)12:35~13:25→篠ヶ峰分岐(750mH)13:50→706ピーク14:15→清水坂14:30→ゴルフ場西側林道分岐15:30 |
竜ヶ岳と大井戸山には多くの方が清水坂の西側から登っているようであるが今回は東側(サイプレスゴルフ場西側)からトライする。
県道78号線から内尾神社と清水トンネルの間にある側道に入っていく。しばらくゴルフ場を右に見ながら西に走行、清住谷川を渡り北上していくと右に林道の分岐が現れるのでここに駐車する。正面にはコンクリート道が続いている。
植林地の中にあるコンクリート道から左に折れるとすぐに右側に黒文字の木のそばに立派な竜ヶ岳登山口の標識が現れるので右に入っていく。清水坂まで40分と書かれている。溝状になっている登山道を赤いテープに従い登っていく。清水坂までのルートは国土地理院に表示されている破線道とは異なっている。しばらくは左側の沢沿いに沢音を聞きながら進んで行くとその沢に小さな2段滝が現れ、更に登っていくと炭焼き跡かと思われる円形の石積みが右に2つ現れる。少し登ってからガレ場の沢を横断してから樹林帯の中の山腹ををジグザグに急登していく。道は不鮮明であるので要所要所にある赤いテープを見逃さないように。
清水坂で稜線に到着。加美町と氷上町を結ぶ峠には炭焼き跡の石積みが右にあり、その先には竜ヶ岳への道が。左には2本の巨木に挟まれて石垣で囲まれた祠が、その中に地蔵さんが祭られている。その先には大井戸山へのきつそうな登りが続いている。また正面には清水方面への峠道が見える。ここで一休憩。
境界杭や地籍調査の杭が続く急登を登りきると706ピーク手前に標識があり、左に三原への下山道の矢印が見えるがよく道は判然としない。そのピークを過ぎると尾根道は緩やかになるが岩場が多く現れ始める。左(東側)は植林であり、右(西側)は自然林であるが紅葉はまだである。アップダウンを繰り返し、次第に岩が大きくなり、稜線を塞ぐように前にたちはだかってくるし、やせ尾根や馬酔木の木も多くなるので歩き辛くなってくる。
踏み跡がはっきりしないところもあり、行けそうなところを検討つけて進んで行く。基本的には稜線を歩くことができるが露岩を迂回せざるを得ない個所もある。岩場の上に立つと左に篠ヶ峰がチラチラと見える場所があるが展望がすっきり見える場所はなかなか見あたらない。ピークを2つ越え、次のピークで地籍調査杭と地籍図根三角点が現れると標識は無い(テープのみ)が手前左側に篠ヶ峰へ向かう下り道が見える。ここで自然と進路が西に向かうことになる。730ピークでは高さのある赤い杭が立っている。ここからは岩井山や加美区箸荷(はせがい)の街並みが望める。
相変わらず続く岩稜を慎重にクリアしていくと四等三角点の大井戸山頂上に到着。岩稜歩きに難儀して結構時間がかかってしまった。頂上は木立に囲まれ展望が悪いし、風が吹き抜けているので昼食には不適であるので更に先に進むと開けた岩場があり、西から南にかけて視界が広がっている絶好のポイントがある。正面(西側)に千ヶ峰、その左(南西側)には笠形山が望める。しかし本日は黄砂が多いと天気予報で言っていたので霞んでいる。西側の眼下には加美区山口の街並みとラベンダーパークが見えている。左側にラベンダーパークへ下るトラロープが設置されている急坂の分岐がある。ここで昼食とする。風が遮られ、日差しがあるので気持ちの良い食事ができた。
昼食後は同じ道を清水坂まで引き返す。当初は竜ヶ岳経由で東側に周回するコースで下山する予定であったが時間も遅くなったので竜ヶ岳への登頂は断念してそのまま下山することにする。
今回のコースでは岩稜歩きの好きな人にとっては尾根歩きとなってから良いかもしれないが、たまに尾根筋の岩場で梢越しに視界が広がる程度で展望は全般に良くない。大井戸山頂上の西側に展望箇所があるのが唯一の救いである。尾根道は倒木も多くあまり整備されていないが赤テープのマーキングが多くあり道に迷うことはない。
帰りに「春蘭荘」(300円 安い!)で汗を流して帰宅。