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地図でコースを見る 所要時間 5:10
【日 時】 | 2012年2月27日(月) |
【山 名】 | 黒尾山 1024.7m |
【山 域】 | 宍粟 |
【天 候】 | 雪混じり曇り時々晴れ |
【メンバー】 | 白馬、和田、Mickey-son 3名 |
【コース 】 | 第2駐車場(380H)10:40→登山口(480H)10:45→虚空蔵尊(890H)12:10→行者尊(915H)12:15→黒尾山頂上(1025H)12:40〜13:40→行者尊分岐14:00→虚空蔵尊14:05→中央コース分岐(835H)14:25→沢出会い(750H)14:45→不動尊(675H)15:00→口滝(540H)15:25→登山口15:35→第2駐車場15:50 |
西安積で国道29号線から左に折れそのまま道なりに進んでいくと林道となり、第5、第4と駐車場表示が現れるがそのまま進む。第2駐車場で行く手に杉の大木が横たわっている。仕方なくここに駐車し、大木を跨ぎ、林道を更に歩いていく。沢音を右に聞き、何度かヘアピンカーブを過ぎ、橋を渡ると登山口の立て札が現れる。
登山口には案内地図と記帳所がある。しかし案内図はイメージ図のため地図と見比べると方向、距離感が全然違う。左に折れ、左コースを取る。すぐに右側に中央コースと思われる赤いビニールマークが見える。しかし中央コースは一見しただけで急勾配の登山道と判ったので避けることにする。そのまま直進し、10mほどで左側に黒尾の名水取水場が現れる。コンクリートのスロープを登るが雪が少ないため、良く滑る。本日は誰もまだ歩いた気配は無い。しばらくはなだらかな道である。案内図によると頂上までの歩行距離は1710m。
第2駐車場に駐車→ | 薄く積もった雪林道を進んでいく。→ |
第1駐車場→ | 登山口 直進は右コース、左折は左コース→ |
案内イラスト図 クリックすると 大きくなります→ |
左コースに入ってすぐ、 左手に 黒尾の名水取水場→ |
虚空蔵尊までは急登の九十九折の上りで樹林の中のため展望も全然無い。黙々と登るのみ。虚空蔵尊は大きな岩の庇があり、なかなか立派なものである。自然が作り出した物であろうか?左に折れ、次の分岐で行者尊コースは左に折れるのだが我々はパスし、そのまま直進し頂上を目指す。
鹿よけネット沿いに登り、最後の上りは雪が深く、足跡も無いのでルートを探りながら歩くが少しルートを外れると膝上まで潜ってしまう。山頂はやはり一面の雪であせびの樹が多いが見晴らしは良い。展望は曇り空のため、あまり見通しは良くないが東側には雪彦山、西側には後山が見える。残念ながら瀬戸内海は望めない。使用されなくなった無線中継塔もあり、フェンスも壊れているため中に入ることはできそうである。この上からの展望は良さそうであるが危険そうなのでパスする。寒さを避けるため、南側の斜面で昼食とする。日差しが出てくると暖かく感じる。もう春である。
左コース取り付き→ | 大きな岩の屋根がある 虚空蔵尊→ |
行者尊分岐→ | 黒尾山山頂 かろうじて三角点が顔を出している→ |
黒尾山頂にある方位標 クリックにて大きくなります→ |
頂上直下の下り風景→ |
下りは虚空蔵尊までは同じ道を下り、中央コース分岐で左に折れ、右コースに入る(案内図によると頂上から登山口までも歩行距離は2160m)。急坂で滑りやすいがなんとかアイゼン無しで下っていく。
沢に出会うと90度に曲がり、後は沢の右沿いにどんどん下っていく。途中、沢を渡り左岸を歩き、更に右岸に渡ると不動の滝の上の巨岩が現れ、その右側の岩場をを慎重に下ると不動尊に出る。その横には不動の滝がある。高さ10mほどであろうか。水量はたっぷりある。大木の夫婦杉も天にそびえている。岩場を降りず滝の左岸を通る道もあるようである。
沢から離れ、しばらくすると右手眼下に滝が見える。その一番下の滝が口滝である。不動の滝よりは小ぶりである。後は林道を下っていくだけで橋を渡ると登山口に到着。
右コースに入る→ | 不動滝→ |
不動滝の横にある 不動尊→ | 口滝 |
この山は至る所にビニールテープで案内マークがあるので雪山でも道に迷う心配はほとんど無い。
本日は頂上付近は50cmぐらいの積雪であったが新雪は無く、アイス状になっていたため、アイゼンは装着せずに完歩できた。温泉には寄らずそのまま帰宅。