Mickey-sonのホーム→山の部屋→登山の記録→兵庫県→庚申山 天雲山
地図でコースを見る 所要時間 4:00 水平歩行距離 5.2Km 累積標高は±450mH
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【日 時】 | 2023年4月18日(火) |
【山 名】 | 庚申山 218mH 天雲山 270mH |
【山 域】 | 加西市 |
【天 候】 | 晴れ時々曇り |
【メンバー】 | Mickey-son 1名 |
【コース 】 | 墓地駐車場(90mH)10:05→殿原登山口(85mH)10:10→防獣フェンス(90mH)10:01→あたご社(155mH)10:25→庚申堂(145mH)10:30~:35→庚申山(205mH)10:50→点名:谷合(222.5mH)10:55→236ピーク(236mH)11:10~:20→鴨谷分岐(235mH)11:38→点名:大内(301.0mH)11:55~12:40→池への分岐(300mH)12:53→天雲山(265mH)13:00~13:10→電波塔(250mH)13:15→点名:五社神社(134.0mH)13:35→五社神社(120mH)13:38~13:50→庚申堂参道入り口(95mH)13:55→墓地駐車場(165mH)14:30 |
墓地の駐車地から山裾の生活道を北上して殿原集落へ向かい、左手に現れる「あたご社/庚申堂」の標識から入山する。道は「いきものふれあい広場」として整備されてハイキング遊歩道となっているようなので分岐ごとに標識が立っている。少し山道を登り防獣フェンスを開けて中に入ると分岐となり、左手には稲荷神社とその奥に権現池が見える。「権現池」と指示された道もしっかりしているため多分「庚申堂」に続いているのだろう。「あたご社/いきものふれあい広場/庚申堂」と表示された右手の道を採り、丸太階段の道を登っていくと左手に東屋のある「あたご社」が現れる。様子を見に行くが樹木に囲まれているので展望は無い。
少し下って山腹を巻いて、見上げるような御葉着(おはつき)イチョウ(県指定文化財)の巨樹がある「庚申堂」に到着。堂の右奥には岩壁から水が湧き出している。自宅からの水道水を捨てて入れ替える。お堂を横切って右側の方から再び丸太階段を登っていく.とテーブル/ベンチが現れその先にも登ってくる道がある。これが多分「権現池」からの道であろう。ここが「いきものふれあい広場」なのか、それにしても貧相で名前負けしている。
テーブル横で右に折れ、ここからは遊歩道を離れて雑木林に突入して不鮮明な道を進んでいくことになる。マーキングテープがあるのでそれに従って緩やかに登っていく。テープを見失っても基本的に尾根筋に従って行けば問題ない。しかし蜘蛛の巣が顔にへばりつく。もうそろそろ里山登山も終了かな。すぐに小ピークとなり「庚申山」となるが何の変哲も無い雑木林の中である。これが本当に名のある頂上なのか疑問である。
次に四等三角点のある点名:谷合(やごう)ピークである。ここが本当の「庚申山」ではないのかな。梢にも「庚申山」の標札が掲げられている。しかし雑木林の中で展望は無い。この後も相変わらず倒木や枯れ枝が散乱している雑木林を縫っていくが足元には低木が無いため歩き易い。
緩やかに登って236ピークに到着。ここからは広々とした尾根道となり快適な稜線歩きである。左手に鴨谷からの分岐を見てから道は羊歯藪となりそれを避けるために尾根筋から離れ、巻き道となる。しかしその距離は短く再び雑木林歩きとなって三等三角点名:大内に到着。ここは北側の木々が伐採されて本日初めての展望を楽しむことができる。しかし黄砂が飛んでいるせいか霞んでいるが遠くには北に「笠形山」、「暁晴山」近くには紅白の電波塔がある「深山」を望むことができる。ここで眺望を楽しみながら昼食。
墓地前に駐車→ | 標識で左折→ | 丸太階段のつづら折り→ |
左手に東屋とあたご社が現れる→ | 庚申堂→ | 御葉着銀杏→ |
堂の右奥にある湧き水→ | 遊歩道はここまで右に折れて林の中へ→ | 雑木林の中に突入→ |
雑木林の中の庚申山頂上?→ | 四等三角点名:谷合→ | 236ピーク→ |
236ピークからは広々とした尾根道→ | 羊歯藪に突入→ | 三等三角点名:大内→ |
三等三角点名:大内からの展望→ |
昼食後、直進に谷町方面へのしっかりした下り道があるが右に折れて周りの木々が伐採された道を下っていく。どうも町興しのためか登山道を整備しているようだ。やがてあちこちに松が植樹された道を過ぎ、左に池に下る分岐を見てから羊歯藪を抜けると地元企業が提供しているアルミベンチが置かれている「天雲山」となる。今度は南東方面の展望が開け、今まで歩いてきた稜線や万願寺川を見ることができる。三草山、六甲山などが見えるらしいが今回は黄砂でNG。
「天雲山」からはロープが設置された急な坂を下って平坦道となるとやはりベンチがある電波塔に出る。右に直角に折れ、建屋のフェンス沿いに下ると、ここからは今回の登山で一番の急坂で、ロープが設置された直進的で下り坂が続く。慎重に下らないと一度蹴躓くと転がっていきそうである。道幅は広い。
防獣フェンスを抜けると道は二手に分かれてその付け根の所に低いながらも四等三角点名:五社神社がある。どちらに行っても民家に下れるが「五社神社(ごしゃ)」に立ち寄るために少し戻って右に折れ防獣フェンス沿いに下ることにする。五社神社の一つの八幡神社横に降り立つ。五社神社は天神社、弁天神社、観音堂、稲荷神社、八幡神社の五つが一緒になっているようだ。為茂郷の五輪塔は少し南の離れた所にある。
長い参道を歩いてから民家の中を抜け、生活道から一旦、車道に出るが通行車が多いし味気ないので万願寺川まで出て土手上を歩くことにする。途中で二頭のポニーと二頭の山羊が飼われているちょっとした飼育場でポニーが人懐っこく近寄ってくる。そのあたりの草をむしって与えると嬉しそうにむしゃくしゃと食む。橋がある車道との合流点から再び生活道に入り、「庚申堂」への参道を右に見てから車に到着。
三等三角点名:大内から北側の展望→ | 伐採された下り道→ | 羊歯藪道→ |
春だ! クロアゲハ→ | 天雲山で南東の視界が広がる→ | 歩いてきた山とこれから行く電波塔も見えている→ |
天雲山からの展望 | ||
直進的な急坂が続く→ | 電波塔に出て右へ→ | ロープが設置された急な下り坂→ |
幅広い道の激坂が続く→ | 防獣フェンスを通過する→ | フェンスのすぐ先に四等三角点名:五社神社→ |
フェンス沿いに五社神社へ→ | 五社神社→ | 為茂郷の五輪塔→ |
五社神社の長い参道→ | 二頭のポニーと山羊→ | 庚申堂への参道 |
点名:大内ピークと天雲山以外はほとんど樹林帯の中で展望に乏しいコースである。雑木林の中は倒木、枯れ枝などで歩き辛い個所もあるが全般的にはマーキングテープもあるため安心できる稜線歩きである。