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登山の記録  兵庫県

鎌倉山(かまくらやま) 針尾峰(はちおみね) 登山

コース2 周回(Lコース)

地図でコースを見る  所要時間 5:15  水平歩行距離 8.6Km 

【日  時】 2019年1月19日(土)
【山  名】 鎌倉山 452.4m 鉢尾峰(大天井) 460.5m
【山  域】 姫路市夢前町
【天  候】 晴れ
【メンバー】 Mickey-son 1名
【コース 】 六處神社駐車場(95mH)9:15→行者道登山口(110mH)9:23→防獣フェンス(115mH)9:25→普光寺護摩堂(140mH)9:27→愛宕神社(155mH)9:30→役行者石仏(160mH)9:31→不動明王石仏(230mH)9:40→普賢菩薩石仏(210mH)9:45→弥勒菩薩石仏(275mH)10:05→釈迦如来石仏(389mH)10:20→#136鉄塔(360mH)10:25→役行者石仏(415mH)11:15→鉢尾峰(460.5mH)10:45→鞍部(410mH)10:55→小天井(460.2mH)11:05→役行者石仏(445mH)11:48→大日如来石仏(459mH)11:15→東の覗き(390mH)11:25~:45→柳峠(305mH)11:55→#132鉄塔(355mH)12:05→#131鉄塔(365mH)12:10→孔雀明王石仏(455mH)12:25→鎌倉山(452.4mH)12:35~:45→河内城跡分岐(365mH)13:05→287mピーク13:20→宇津木谷分岐(240mH)13:25→294.7mピーク13:40→河内城跡分岐(370mH)13:53→河内城跡(280mH)13:55~14:10→東屋(220mH)14:18→防獣フェンス(170mH)14:24→六處神社登山口(125mH)14:27→六處神社駐車14:30

 前回はハーフコース(Mコース)であったので今回は大周りの周回(Lコース)を反時計回りに歩くことにする。本日は少し暖かいので来る途中の道路では濃霧で車のライトを付けなければ走行できない状態であった。うまくすると山の上から雲海が見えるかもしれないと期待する。六處神社の駐車場に車を止め、スタートする。ここの駐車場は狭く、他人に迷惑をかけないようにするには2台位しか止めることはできない。
 鎌倉山までは前回(コース1)と同じコースなのでその付近以降から記する。

 東の覗き近くから犬の吠声と鈴の音が聞こえてくる。これは狩猟をしているのだろうと思い、口笛を吹き、人が居る事を知らせながら下っていく。東の覗きでの昼食後はすぐ下の方に吠声場所が変わる。やがて一匹の黒犬が目の前に現れるが私を見ると踵を返し逃げていく。飼い主のの気配が無いので犬単独で散歩しているのかも。撃たれることがないと判りー安心する。

 鎌倉山頂上には男女2人が食事中であった。本日初めての人との遭遇である。しばし談笑する。午前中に見た雲海は無くなったが南側の展望は靄がかかって高御位山は認識できるが明石大橋も見えない。北側は笠形山、千が峰が望めるがその頂上には雪は全然無さそうである。ここから南に下ると西の覗きへの下り道であるが右手(南西)の道を進み河内城跡(2.1Km先)を目指す。ここからは初めてのコース道である。

 しばらくは樹林の中の歩きで展望は無い。すぐにつづら折りの急坂となっているためトラロープが設置されている。2つ目のピークを越えるとすぐに小さな標識が幹に掲げられ、右に折れるように指示しているので今までの尾根から外れ、植林帯の中、ここも激下りの道のため設置されている。足元が枯れ葉で滑るためロープに捕まりながら下っていく。シダが生い茂る道を過ぎて少し上ると297ピークとなりここから別尾根筋に移ることになる。

 鞍部になると左に分岐が現れる。宇津木谷への下り道である。次の登りでもトラロープが設置されている。ピークが3つ目で249.7ピークとなる。4等三角点と縁台ベンチがあり、東側の展望が開けて眼下には河内の町並みが見える。下っていくと幅広い鞍部となり、左側には岩稜が広がっており、ここから公民館に下りられるようである。そのまま直進すると正面に丸太階段が見え、その元には案内標識があり左手方向は「東屋、公民館」と書かれている。正面の整備された丸太階段を50m程登っていくと開けた場所の河内城跡にでる。城跡は細長く西側に続いており、その奥行きは150m程である。南側の樹木は伐採されており視野が開けて展望が良い。足元のオーセントゴルフ場からその先の瀬戸内海まで眺めることができる。

 元の分岐道まで戻り、整備された遊歩道を緩やかにジグザグに下っていくと更に分岐が現れて左は「細谷、公民館」へ、直進して「東屋、六處神社」方面に進む。少し登り、立派な東屋が現れてから下っていくと、 六處神社の裏手(神社に向かって右奥)に出る。六處神社には幹回り4.8mの加西市指定ふるさとの樹の大杉がある。

雲海に浮かぶ山  雲海に浮かぶ山

鎌倉山以降の写真

枯れ葉の主尾根道を下っていく→ 急こう配となりトラロープが設置されている→ 小さな標識で右に急勾配を下る→
植林帯を再びロープを使って激下り→ シダ道となる→ 鞍部で分岐 左に折れると宇津木谷へ→
登り用トラロープ→ 縁台のある249.7ピーク→ 幅広い鞍部→
階段を上ると河内城跡へ 左は六處神社下山口→ 河内城跡を東側から西を見る→ 河内城跡から南側の展望→
左が公民館へ 直進して六處神社へ→ 六處神社の下山口→ 六處神社と加西市指定の大杉

鎌倉山(かまくらやま) 針尾峰(はちおみね) 登山

コース1 ハーフコース(Mコース)

地図でコースを見る  所要時間 5:30  水平歩行距離 7.8Km 

【日  時】 2018年3月18日(日)
【山  名】 鎌倉山 452.4m 鉢尾峰(大天井) 460.5m
【山  域】 姫路市夢前町
【天  候】 晴れのち曇り
【メンバー】 播磨の山歩き会、Mickey-son 19名
【コース 】 河内町公民館駐車場(60mH)9:35→行者道登山口(110mH)9:40→普光寺護摩堂(140mH)9:45→愛宕神社(155mH)9:50→役行者石仏(160mH)9:55→不動明王石仏(230mH)10:00→普賢菩薩石仏(210mH)10:13→弥勒菩薩石仏(280mH)10:30→釈迦如来石仏(389mH)11:00→#136鉄塔(360mH)11:05→役行者石仏(415mH)11:15→鉢尾峰(460.5mH)11:25→鞍部(410mH)11:35→小天井(460.2mH)11:45→役行者石仏(445mH)11:48→大日如来石仏(459mH)11:57→東の覗き(390mH)12:05~:50→柳峠(305mH)12:55→#132鉄塔(355mH)13:05→#131鉄塔(365mH)13:10→孔雀明王石仏(445mH)13:30→鎌倉山(452.4mH)13:35→西の覗き(405mH)14:00→鎌倉寺(370mH)14:15→防獣フェンス(205mH)14:35→生活道(150mH)14:45→河内町公民館駐車15:05

 明治35年に開かれた行者道を歩く登山である。県道24号線の河内南の信号で北上し、河内(こうち)町公民館駐車場に車を止めさせてもらい皆さんの集合を待つ。本日は反時計回りの周回路登山である。集合後、南に少し戻り左に折れてから川を渡ると「行者道」の案内標識がある。右に折れ道なりに進むと「行者道」の石柱で左に折れると登山口である。防獣フェンスの扉を開け登山開始。

 鳥居をくぐると直ぐに開けた場所に護摩堂が建っており、地元の女性たちが掃除やお供え物の準備をしている。挨拶をしてから次の愛宕神社は大岩の間に祠があるだけの神社である。その前には石を積んだ灯篭が立っている。ここから雑木林の中の尾根道を次々現れる石仏を眺めながら登って行く。梢越しに左右の村や後ろには南側の展望が垣間見られる。里山のためあちこちで左右に分岐が現れる。釈迦如来石仏の分岐で左に折れる。右は明楽寺への下山道である。#136鉄塔下を通過して緩やかに高度を上げた後、鞍部となり鉢尾峰への登りになると近道と表記された巻き道が右手に現れるがそのまま頂上を目指して杉林の中の急登を登って行く。

 役行者石仏を通過してから鉢尾峰頂上となる。鉢尾峰は大天井とも呼ばれる山城跡であるらしいがそれらしき雰囲気は残っていない。馬酔木の花が満開である。左に折れてから鞍部になると先ほどの近道とここで合流する。次のピークは小天井であるがその手前で左側にまた近道の標識があるが無視してそのまま登っていく。小天井頂上は北側に展望がある。「地籍図根三角点」が地面に埋められた丸い蓋の中にある。初めて見るやり方である。1つ目のピークを過ぎると大岩の間に役行者石仏が、2度目のピークで大日如来石仏となり、左に普光寺(ふこうじ)、本宮へと書かれた分岐と合流。

 アップダウンして自然林を抜け、左側に視界が開けると「東の覗き」に到着。切れ堕ちた崖となっており、南側の展望が素晴らしい。崖には役行者が修行に使用された鎖が残っており、崖下から鎖を使って上がってこられるようになっている。少し下には石仏が置かれている。ここで景色を眺めながら昼食とするが曇ってきた上、崖からの吹上風で寒さを感じる。

登山口にある「行者道」石柱→ 防獣フェンスを開けて→ 普光寺護摩堂→
愛宕神社→ 役行者石仏→ 軽快に尾根歩きく→
不動明王石仏→ 普賢菩薩石仏→ 振り返ると眺望できるようになる→
弥勒菩薩石仏→ 釈迦如来石仏 右に折れると明楽寺へ→ #136鉄塔下を通過して登って行く→
左の近道は鉢尾峰の巻き道→ ステンレスの標識がある鉢尾峰頂上→ 痩せ尾根を下っていく→
小天井頂上→ 大日如来石仏→ 東の覗きからの南側展望→

 少し下ると分岐が現れ直進にはしっかりした道が現れる。しかし案内はここで右斜面を登るように指示されている。ずーっと下って鞍部になると柳峠で左は鎌倉谷へ、右は八千代区下三原(柳)へ下る道である。ここから鎌倉山まで1Kmと記されている。峠から少し急登があり、鉄塔を2つ過ぎ、孔雀の上に乗った明王石仏で右からの分岐と合流して左に曲がるとすぐに鎌倉山頂上である。3等三角点のある鎌倉山頂上には法起大菩薩像が祭られており、屋根付きの立派な双眼鏡が設置されておまけに無料である。東から南にかけて播州平野が見渡せられ、遠くは六甲山、明石大橋、高御位山などが、更にその奥には瀬戸内海が見渡せることができる。反対の北側も展望は開け笠形山などが見ることができる。右側に河内城址への縦走路があるが我々はここから下山なので左の道を下っていく。

 「西の覗き」でも大きな岩壁となっており岩壁に彫られた摩崖仏を見ることができる。南側の展望を楽しんだ後、少し引き返し、左に折れて植林帯の中を進むが左に先程の「西の覗き」の下に出られる案内標識があったので行ってみることにする。いばらの道となり摩崖仏の直下に出て見上げると上から見たものよりでかくて結構立派な摩崖仏を見ることができる。どのようにして彫ったのだろうか。

 杉林の中に鎌倉寺本堂が現れる。その横には山の神が祭られた鎌倉神社の祠もある。祠の前から植林帯の中をジグザグに下り木橋を渡った後、防獣フェンスを開けると鎌倉谷下山口となる。後は生活道を南に歩いて行き公民館まで戻って登山は終了となる。 

柳峠 手前は鎌倉谷へ前方は八千代区下三原へ 鎌倉山への急登を登って行く→ 孔雀明王石仏→
  鎌倉山頂上→ 西の覗き 崖の下に摩崖仏→ 西の覗きの下から見た摩崖仏→
鎌倉寺の左にある鎌倉神社の祠→ 植林帯を下山→ 木橋を渡ると下山口
南方面の眺望 北方面の眺望

 色々なコースがあり体力に合わせて手軽に登れる山で展望個所も適度にあるため楽しめる。縦走路では要所要所に石仏と標識が有り、道に迷うことは無い。
トイレは河内町公民館にあるが今日(日曜日)は鍵がかかっており使用できず。

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