Mickey-sonのホーム→登山の部屋→登山の記録→兵庫県→氷ノ山
地図でコースをを見る 所要時間 6:40
【日 時】 | 2013年5月9日(木) |
【山 名】 | 氷ノ山 1509.6mH |
【山 域】 | 兵庫県但馬 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | 白馬、和田、今泉、谷口、Mickey-son 5名 |
【コース 】 | 坂ノ谷林道10:00(1005H)→坂ノ谷登山口10:05(1015H)→水飲み場11:05(1330H)→殿下登山口分岐11:15(1385H)→若桜町分岐11:25(1450H)→避難小屋、三ノ丸11:30(1464H)→千年キャラボク分岐12:25(1450H)→氷ノ山頂上12:30〜13:35→三ノ丸、避難小屋14:20〜:35→、若桜町分岐14:38→殿下登山口分岐14:40→仙人門(1290H)14:55→分岐15:05(1260H)→林道15:15(1240H)→逆水の滝分岐15:55(1050H)→逆水の滝16:05(995H)→林道16:20→駐車16:40 |
ヤマメ茶屋の案内板で国道29号線から別れを告げ、林道に入る。地道のガタガタ林道を慎重に進んでいく。普通車ではかなりゆっくりでないと進めない道である。7時に明石を出たが到着は10時前になってしまった。やはり氷ノ山は遠い。
ヘアピンカーブで坂ノ谷、殿下登山口の標柱がある近くに車を駐車する。右への林道は帰路の殿下登山口方面である。我々は左の坂ノ谷コースを取る。天気も最高に良いためTシャツ姿で登り始める。5分ほどで登山口となる。不届き者が登山口を塞ぐ格好で駐車している。杉林の中を抜けると左右にスズダケ(根曲がり竹)がある広々とした登山道となる。三の丸までは緩やかな、だらだら登りである。ぶな林も現れ始めるがまだ新芽が出たところで新緑は楽しめず。そのためこのコースはずーっと日陰も無い登山道のため暑い。道端の所々に細い竹の子(スズコ)が頭を出しているので採取しながら登っていく。頂上までに結構収穫できた。しかしこの辺りの竹は背丈が2〜3mぐらいあり視界がふさがれており、背丈が低ければもっと周りの景色を楽しめたろうに残念である。
水飲み場を右に、殿下(でんか)登山道の分岐を右に、次に左に若桜への登山道を左に見るとすぐに右側に赤い三角形の避難小屋が現れる。三の丸まではまだ少しあると思い、休息をとる。しかし10m程先に三の丸が現れる。ここからの眺望は良く、広々とした高原の景観でなかなか雰囲気が良い。氷ノ山頂上が正面にくっきりと見える。木製の展望台があるが昼食の時間も迫っていたので帰路にゆっくりする事にし、そのまま頂上を目指す。
三の丸を過ぎると初めての下り道となり残雪が現れ始め、雪解け水で登山道がはあちこちでぬかるんでくる。鞍部辺りでは更に残雪が増え、コースを慎重に探さなければならない箇所も出てくる。また木々が雪のため道を横切っているため非常に歩き辛い。難所を過ぎ、登りとなるが、目の前に頂上が常時見えているのになかなか近づかないので気分的に結構疲れる。左に千年キャラボクへの道を見ると山頂である。多くの登山客がたむろしている。
頂上では快晴のため眺望は良いが大山は少し霞んでいる。北に扇ノ山、北東に三上山、南に暁晴山、雪彦山、南西には後山、三室山などが見渡せる。昼食時に白馬氏が持参していた金網を使用して先程収穫した竹の子をバーナーで焼き、食する。柔らかく灰汁もないがやはり味噌か塩が欲しいところである。
案内標識で左へ 右は殿下コースへ→ | 坂の谷登山口(邪魔な車)→ | 杉林の中を進む→ |
広々とした坂の谷登山道→ | ブナが現れ始める→ | ブナ林→ |
岩の上に生えた木→ | 残雪が現れ始める→ | 左へ、右は殿下コースへの分岐→ |
左に若桜コースへの分岐→ | 避難小屋→ | 背後に三室山と後山→ |
三の丸から氷ノ山頂上を見る→ | 振り返って高原雰囲気の三の丸を見る→ | 残雪に覆われた登山道 先は氷ノ山頂上→ |
氷ノ山 頂上小屋→ | 扇ノ山方面→ | 三の丸方面 斜面にあちこち残雪が残る→ |
帰路は元来た道を戻り、三の丸で展望台に上り、眺望を鑑賞及び休息するがやたら小さな虫が飛び交っている。刺す虫であってはいけないので早々に退散し、次の分岐で左に折れ、殿下登山道に入る。坂ノ谷に比べて傾斜は少しきつくなるが相変わらず左右に根曲がり竹がある緩やかな道である。
道の真ん中に根?が二つに分かれた木が現れる。仙人門と書かれた札がかかっているので記念撮影。この横に水場があり、水を補給する。本日は結構気温も高く快晴であるため、しきりにのどが渇く。冷えて旨い水にありつけて一息ついた。この後、左に早めに林道に下る分岐が現れるがそのまま直進する。
林道に下って登山は終了。しかし何故か関ノ宮に向かって林道が舗装されている。おまけにバイオトイレまである。行政が違えばこれだけの差があるのか。右に折れて、後は林道をだらだら下っていくのみである。 林道沿いには大きなブナ林があるが標高が下がった分だけ成長が早く、花と若芽が芽吹いている。40分ほど歩くと左手に逆水(さかみず)の滝の標識が現れる。ついでなので見物に行く。しかし谷底にあるため道は急勾配の斜面をジグザグに下っていくため有志だけである。滝は水量も十分でなかなか立派で、周りはこれまた大きい岩の絶壁である。往復20分ほどである。羊ヶの滝は疲れのためパスする。
氷ノ山を振り返る→ | 残雪の中をコースを選びながら下る→ | 三の丸の展望台→ |
相変わらず広々とした殿下登山道→ | 珍しい木のトンネルの仙人門→ | 林道沿いには多くのブナ林→ |
逆水の滝→ |
今回のコースは緩やかな登山道で、登山というよりはハイキング気分で登れる。登山時期は木々が芽吹く、もう少し後のほうが良さそうである。下山後は楓香荘(本日はワンコインデイで500円)で汗を流して帰宅。
所要時間 5:40
【日 時】 | 2011年7月6日(水) |
【山 名】 | 氷ノ山 1509.6mH |
【山 域】 | 兵庫県但馬 |
【天 候】 | 晴れのち曇り |
【メンバー】 | 白馬、鷹崎、Mickey-son 3名 |
【コース 】 | 親水公園キャンプ場09:40(660H)→布滝9:50(710H)→不動滝10:00(760H)→地蔵堂10:25(900H)→木地屋跡10:35(935H)→とうろう岩11:20(1080H)→氷ノ山越え11:25〜:35(1250H)→昼食12:00〜12:50→仙谷口分岐12:55(1380H)→こしき岩13:00(1400H)→氷ノ山13:15〜:30→古千本13:40(1475H)→神大ヒュッテ1355〜:55(1340H)→人面岩14:15(1225H)→避難小屋14:55(1025H)→東尾根取付15:20(825H) |
【日 時】 | 2006年6月18日(日) |
【山 名】 | 氷ノ山 1509.6mH |
【山 域】 | 兵庫県但馬 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | 白馬夫婦、西、知加良 、和田、鷹崎、Mickey-son 7名 |
【コース 】 | 親水公園キャンプ場09:00(660H)→布滝9:15(710H)→不動滝9:25(760H)→地蔵堂9:50〜10:00(900H)→木地屋跡10:10(935H)→とうろう岩10:30(1080H)→弘法の水10:35(1100H)→一口の水10:50(1225H)→氷ノ山越え11:00〜:10(1250H)→仙谷口分岐11:40(1380H)→氷ノ山12:05〜12:55→古千本13:101475H)→神大ヒュッテ13:30〜:40(1340H)→人面岩13:55(1225H)→一ノ谷飲み場14:00(1200H)→避難小屋14:40(1025H)→東尾根取付15:00(825H) |
梅雨のまっただ中、太平洋側は雨上がりのためガスっていたが生野峠を越えるとすっきりと晴れていた。播但高速(1400円)を利用して2時間で現地に到着。今回は前回の登山大会で歩いた逆のコースを採用。氷ノ山国際スキー場横の道を通り、親水公園駐車場に車を置く。山頂まで「4.5km」の三角の標識。あずきころがしコースはきれいなトイレ小屋の奥を進むとすぐに河原に出る。人工堰の滝を左に見て小橋を渡ると沢が右に見えるようになり本格的な登山道になる。道を右にそれ、2分ほどで布滝が現れる。緑が生い茂っているため、滝の上流が良く見えないがかなり高い。元の道に戻り、少し急なつづら折りの道を登っていく。遭難者の石碑を左に見て少し行くと、のぞきの滝の標識。これが不動の滝であり、もう少し上に行くともう一度見ることが出来る。先週の千ヶ峰と同様もう蝉が鳴いている。
「曲がり坂終わり」の標識が現れると道が平坦となり、トタンで覆われた地蔵堂にでる。更に左に木地屋跡(何の跡?)の標識を見て上部に大きな岩が2つあるトウロウの岩、右に水が涸れている弘法の水場、ちょろちょろしか水が出ていない一口水場を次々に通過する頃になると左上に氷ノ山の頂上が見えてくる。
やがて避難小屋が現れ「氷ノ山越え」の峠に到着。右はブン回しコースの鉢伏山に至る道、直進は若桜へ下る。このあたりから左右に笹が生い茂り、登山客は盛んにスズザサ(チシマザサ)のタケノコ(スズコ)を採取している。1本口にするがあんがい甘い味がする。左に折れて小休止後、ブナの原生林帯にはいる。大きなブナがあちこちに生えており気持ちが良い。ウグイスの鳴き声を聞きながら森林浴。
左下方に鉢伏高原スキー場全体が見えてくる。ちょっとしたリゾート地の雰囲気がある。尾根沿いにブナの根が露出している道を進んでいくと正面に大きなコシキ岩壁が見えてくると仙谷口分岐。鳥取県の標識となっていた。右に曲がると仙谷へと下る。直進し、木階段を登っていく。コシキ岩の上部にコシキ沼があるためいつもは道がどろんこになっているのであるが今回はしばらく天気が良かったせいなのか道は乾いておりラッキーであった。山頂直下は木道階段が続く。
頂上は広々として360度の展望である。このため日陰はない。日差しの元、昼食とする。太陽光パネルで運転している氷ノ山山上休憩所を兼ねたトイレ棟
横を下っていくとまろやかな形の三ノ丸方面の登山道。
下りは東尾根コースを辿る。避難小屋を右に見て下り始めるとすぐに古生沼(こせぬま)が右手に現れる。高地湿原植物群落であるが、保護のためフェンスで囲われている。古千本から千年杉までは木の階段を樹林帯の中を下っていく。神大ヒュッテ横には水場がありホースで水が導かれている。まずはクールダウンで一杯飲む。付近にはオオバコが群生している。直進すると大段ケ平コースであり、我々は左に折れ、途中、下から眺めると人の顔ににも見える人面岩、ドウダンツツジ群生地を過ぎると正面に避難小屋が見えてくる。ここからは雑木林の中、木の階段が続く道を下っていく。もう一台の車を置いてあった奈良尾キャンプ場に到着。
帰りは「万灯の湯」で汗を流す。
所要時間 6:30
【日 時】 | 1999年10月16日(土)〜17日(日) |
【山 名】 | 氷ノ山 1509.6mH |
【山 域】 | 兵庫県但馬 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | 白馬夫婦、山崎、ISO208、池田夫婦、知加良 、Mickey-son 8名 |
【コース 】 | 福定第一駐車場06:50→地図看板07:30→東尾根取付07:55〜08:05→神大ヒュッテ9:10〜:20→氷ノ山9:50〜10:10→氷ノ山越え11:00〜:50→地蔵堂12:25〜:35→不動滝12:50→布滝13:00→親水公園キャンプ場13:20 |
氷ノ山、鉢伏山紅葉登山大会に参加することにした。この大会は毎年行われおり、今回で10回目である。コースは氷ノ山、鉢伏、東鉢伏の3つがあり、我々は一番距離の長い氷ノ山コースを選択した。
土曜日には前夜祭が当地の体育館で行われた。食事メニューは但馬ビーフ、おでん、舞茸すまし、ビール、酒で余興は氷ノ山太鼓、餅つきなどがあった。参加者は総勢800人ほど。
翌朝、急に冷え込んだ朝となったが前夜の雨もすっかり回復して最高の登山日和である。出発点(555mH)で受付を済ませ、早速登山開始。いったん谷底におり、沢づたいに登り、まずは氷ノ山国際スキー場を目指す。スキー場横の道では冷たい風が吹き下ろしてくる。第一ロープウェイ下車場のロッジをすぎ、キャンプ場を抜けると右手に登山口(660mH)がある。このあたりからは対面の鉢伏山、高丸山、高坪山など鉢伏高原全体が見渡せる。
しばらく階段状の急な道を上るとやがて東尾根林道へ行く道との交差点にでる。ここを右に折れ、すぐ避難小屋(845m)を右に見てさらに尾根伝いに上っていく。今度は左側(南側)に但馬の山々の峰が見渡せ、雄大な景色が楽しめる。少しぬかるんだ道を登り、広葉林を抜け、一の谷水飲み場を過ぎると神大ヒュッテ(1215m)に到着。ここで少し休憩。通過の証のスタンプを押す。左に行くと大段平からの登山道。我々は右側の道を上っていく。
やがて千本杉を通り、標高1490mの県指定天然記念物である高地湿原の古生沼を守るための木道を歩いていく。みたらしの池の標識がある所では見晴らしが良いが肝心の半洞窟状になった池が見あたらない。
笹道を抜けると氷ノ山頂。頂上は広場になっており、北には扇ノ山、更に遠くには日本海、西には大山、南には雪彦山、三室山、その右後ろに後山が望める。しかし風が冷たくスタンプを押して早々に下山に入る。
前夜降った雨でかなりぬかるんだ道が非常に滑りやすい。また逆コースからきた参加者と出くわし、長い間待たされる。途中、ブナ林、楓が群生しているが今年は今まで暖かったためかほとんど紅葉が見られず、寂しい景色となった。氷ノ山越え(1250m)で食事にする。時間が早いため直進して鉢伏の方に回っていくことも考えたが予定通りに右の道を下山する。左にぶな、ならの林、右手には杉林のなだらかな道を下ると地蔵堂(950m)に出会う。
その後、急勾配のつづら道を沢の流れ音を聞きながらおりていくと、右手にくのじ滝、不動滝をみて、さらに下ると左に白布を垂らしたように岩肌を流れ落ちる布滝(65mの高さ)と次々に滝が現れる。
しばらく下って沢にでるとすぐに福定親水公園キャンプ場に降り立ち、後は地道を歩くのみ。無事ゴールに到着。完歩賞バッチをもらい、地元の人が作ってくれたぜんざいを食べ、全行程終了。
この大会は新緑シーズンにも行われ、来年5月3日〜4日に開催される。
問い合わせ 氷ノ山、鉢伏山新緑登山大会実行委員会 Tel.0796-67-3113