Mickey-sonのホーム山の部屋登山の記録→兵庫県→日笠山、一本松山

登山の記録  兵庫県

日笠山から一本松山 縦走登山

 地図でコースを見る  所要時間 5:25  水平歩行距離 7.4Km 累積標高は+984m -851m
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【日  時】 2021年11月25日(木)
【山  名】 日笠山(ひがさやま) 62.1mH 一本松山(いっぽんまつやま) 135.7mH
【山  域】 姫路市大塩町
【天  候】 晴れ時々曇り
【メンバー】 Mickey-son 1名
【コース 】 大塩駅(5mH)11:30→馬坂峠入口(5mH)11:40→馬坂峠(35mH)11:45→92ピーク分岐11:50→夫婦岩(80mH)12:00→日笠山頂上(62.1mH)12:10→のじぎく園(30mH)12:15~:20→下山(7mH)12:25→馬坂峠入口(5mH)12:35→馬坂峠(35mH)12:40→#37鉄塔(60mH)12:45→大塩山城跡(80mH)12:50→桜見はらし台(85mH)12:55→木陰休息所(80mH)13:00→十字路(55mH)13:05→分岐(80mH)13:15→T字路(120mH)13:20→子亀岩(130mH)13:30→亀岩(110mH)13:35→一本松山山頂上(135.7mH)13:45→一本松山展望所(130mH)13:45→清勝寺登山口(15mH)14:00→大塩駅(5mH)14:20

 兵庫県の花であるノジギクを見るため有名な日笠山に行くことにする。標高は低いため水だけをもって出発。地元の人に聞くと今年のノジギクは8月の長雨で生育はもう一つということらしい。まずは自転車で何回か来たことがある「馬坂峠」から登ることにする。

 馬坂峠道を登っていくと「馬坂峠」手前で今日初めてのノジギクの群生を見ることができる。「馬坂峠」は市境でこの先は高砂市曽根町となる。峠でまずは右手にある山道へ登って「日笠山」を目指す。
いつの間にかピーク62を通り過ごして登り切った先に「夫婦岩」がある次のピークとなる。周囲は木が成長して展望はあまり良くない。「夫婦岩」に上るがそれでも梢越し。ここからは竹林に囲まれた道を通り過ごし、どんどん下っていく。

 登り返して開けた場所に出ると中央に少し盛り上がった所にブランコと四等三角点がある「日笠山」頂上に到着。その横には大宰府に赴く菅原道真公が座ったという柵に囲まれた「腰掛岩」もある。その脇には頂上まで登ってこられる車道があり、車も駐車している。ここからは大塩の町並みと共に瀬戸内海が望める。

 少し南に下っていくと「のじぎく園」があり、きれいに整備された敷地のあちこちにノジギクが咲いている。更にそのまま下って、平地に下ってから民家の小路をくねくねと歩き、再び馬坂峠に到着して今度は左手の道を進んで「一本松山」を目指す。

 すぐに北側の風景が見えてきて#37鉄塔付近からは姫路バイパスと山陽新幹線が並列して走っているのを見ることができる。その奥には高御位山や桶居山の播磨アルプスの山並みも見える。鉄塔点検路は左手方向に進んでいるがそのまま直進していく。再び回りが笹で囲まれた「竹林坂」に差し掛かり登りきると「大塩山城跡」となるが城のの面影は全く無い。奥に続く踏み跡があるので行ってみるとちょっとした空き地があるだけでやはり何の面影もない。

 「花門坂」を登ると「桜見はらし台」となり、今度は南側の展望が開ける。息切れ坂を通過して十字路になる。右は「牛谷」方面、左は「北浜」方面でかつての交流路である。そのまま直進して「一本松山」、「亀岩」に向かってロープが設置されている急坂を登っていく。また分岐が現れ、左手前は北浜トンネル南側へ、そのまま直進していく。

 やがて左に折れてから谷筋を登っていくとT字路になる。右は亀石、イタチ山へ、左は「一本松山」の案内表示がある。まずは右に曲がり「亀岩」を見に行くことにするが間近に「岩上展望所」の案内が左側にあったのでそちらに向かうとスラブが現れ、目の前に大塩方面が一望できる絶景ポイントとなる。

 尾根道に引き返し、少し進むと「奇岩 亀」の案内があるので又、左に折れると小さな「子亀岩」がある。どうってことは無いが展望あり。再び尾根道に戻り、西に歩みを進めるがどんどん下っていくのでこのまま「イタチ山」まで行ってしまうのじゃないかと不安になるが左側にようやく「亀岩」案内板が現れる。西側の下から見ると蛙に見えるらしいがここからでもそれらしい露岩と見える。眺望も良い。ここで折り返し、引き返して「一本松山」頂上を目指す。

 T字路を通り過ごしてほぼ平坦な尾根道を進んでいくと四等三角点(点名:北脇)の「一本松山」頂上に到着。表示板には「壱本松山」と書かれている。その先にはベンチが置かれた広場となり、一本松山展望所となる。ここからも前面に展望が広がる。展望を楽しんだ後、進路を南東に取り、グリップのある露岩上をどんどん下っていくと清勝寺墓地裏に出て階段を降りると下山となる。

馬坂峠入口から登山開始→ 馬坂峠手前で早速、のじぎく→ 馬坂峠→
ピークで夫婦岩→ 竹林に囲まれた道→ 四等三角点のある日笠山頂上→
日笠山頂上にある腰掛石→ 日笠山直下のじぎく園のノジギク→ のじぎく園の上にある?寺→
日笠山をバックにのじ菊の里公園→ 北側に高御位山が見える→ 正面に#37鉄塔が見えてくる→
大塩山城跡→ 桜見はらし台→ 十字路→
T字路分岐→ 岩上展望所→ 亀岩→
四等三角点のある一本松山頂上→ 一本松山展望所→ 清勝寺墓地に出ると下山

 ノジギクが咲いている個所は馬坂峠手前、日笠山のじぎく公園、地上ののじ菊の里公園の三ヶ所だけであった。やはり少し量的には少ないと感じた。
 極低い山にもかかわらず2つの三角点を制覇できた。時折展望が開ける箇所があるぐらいでほとんどが道の両側が笹に囲まれた登山道であるが道はしっかりしていて案内板もあり、迷うことは無い。
 地元の人たちがボランティア精神で憩いの場にしようと色々整備されているようだがあちこちに生活臭いものが置かれており、また自然でないアジサイを植え付けている。これでは自然の山の雰囲気を台無しにしている。要らぬお世話であるとついつい感じてしまう。
 山中にはトイレは無し。

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