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地図でコースを見る 所要時間 3:55
【日 時】 | 2012年11月8日(木) |
【山 名】 | 波佐利山(はさりやま) 1191.6mH |
【山 域】 | 音水湖 |
【天 候】 | 晴れ時々曇り |
【メンバー】 | 和田、白馬、谷口、Mickey-son 4名 |
【コース 】 | 登山口(1015mH)10:00→分岐(1055mH)10:15→沢を渡る(1030mH)10:40→Uターン(1030mH)11:05→分岐(1040mH)11:15→一般道合流(1185mH)11:50→波佐利山頂上11:52〜12:50→1122ピーク(1122mH)13:15→分岐13:45→→登山口13:55 |
音水渓谷の一番奥で鳥取との県境にある波佐利山に登る。国道29号線から逸れ、音水(おんずい)渓谷林道を遡り、東屋を過ぎるころから未舗装となり、渓谷のブナやミズナラの紅葉を眺めながら渓谷沿いに進む。登山口にはすでに乗用車が1台駐車している。乗用車ではこの林道を来るにはかなり慎重に運転しなければ車底をするだろうに。登山準備中にもう1台、車が到着する。その夫婦の意見を聞き、当初予定したコースを逆回りに登ることにする。
登山開始後すぐに分岐が現れ、90度左へはメインルートで我々は直進し、音水105林班管理歩道に入る。ここからは斜面に這う曲がりくねった細い道でほとんど水平歩行である。信州黒部の水平歩道をほうふつさせる。宍粟の天然杉と紅葉した広葉樹が迎えてくれ、気持ちの良い散策路といった感じである。
途中で管理歩道を離れ、東側の尾根に取り付き、頂上を目指す予定であるがヘアピンカーブで沢を渡った後、管理歩道はドンドン下って行き、更に先を進めるがなかなか分岐らしき所が見当たらない。左に見える尾根が更に高くなっていく。どうもこのまま行くと管理歩道の周回路を進んでいるようなので先ほど左側に見かけた赤テープの所まで戻ることにする。約50分ほどのロスである。この分岐に入り、その先にも赤テープが在るため確信して進んでいくがすぐに赤テープは無くなり、道は判然としなくなる。おまけに急勾配であり、背丈ほどの笹の中を進むことになる。しかし笹は疎らであるので薮こぎとまではならない。
やがて行く手に空が見えると一般道と合流して右に折れるとすぐに波佐利山頂上である。そのまま進むと大ボウシや戸倉トンネルへの縦走路が続く。頂上は周りが木々に囲まれているため展望はあまりよくない。かろうじて北側が開け、1166mのピークとその先に氷ノ山が見える。風を避けて少しに下に移動、昼食とする。
波佐利山登山口→ | 登山口からの道→ | 一般登山道と音水105林班管理歩道の分岐→ |
音水105林班管理歩道に入る→ | ブナの木も現れる | 紅葉に色どられた対岸に先ほど歩いた道が→ |
音水105林班管理歩道からの分岐点→ | 波佐利山頂上→ | 氷ノ山→ |
帰路は南にもと来た道を引き返し、そのまま直進してメインルートを下る。途中、右側に三室山、竹呂山が木々の間から見える。道はほとんど尾根筋であり、左側に登山口に止めた車が見えると簡単に登山口に到着。
尾根筋を下山開始→ | 途中で木間から右端に三室山が覗く→ | 伐採された尾根 |
1122mピークの標識→ | 奇妙な形のブナ→ |
番外編
時間にも余裕があるため、音水渓谷途中にある音水103林班管理歩道を散策することにする。東屋近くに車を止め、しばらく登りとなり、その後は渓谷沿いに歩く。広々とした川原にたくさんの広葉樹があり、色とりどりに紅葉している。ちょうど一番良い時期であろう。落ち葉で道はふわふわで気持ち良い。奥まで歩いた後、音水川を渡り、林道に出て車まで林道を歩く。最後に巨岩でせき止められてできた明神滝にも立寄る。
東屋近くに駐車→ | 音水103林班管理歩道入り口案内板→ | 紅葉の中の管理歩道→ |
見事な紅葉。しかし黄色が多く赤色は少ない→ | 広々とした空間 | 明神滝 |
帰りは真っ赤なもみじの紅葉がすばらしい楓香荘(ふうかそう)で、リンゴがたくさん浮かんでいる楓湯で汗を流す。(600円)