Mickey-sonのホーム→登山の部屋→登山の記録→兵庫県→五峰山、角尾山、引尾山
地図でコースを見る 所要時間 5:30 水平歩行距離 9Km 累積標高 ±720m
【日 時】 | 2020年4月16日(木) |
【山 名】 | 扇山 258.2mH 角尾山 343.7mH 引尾山 279.2mH |
【山 域】 | 加東市滝野町 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | Mickey-son 1名 |
【コース 】 | 駐車場(160mH)9:30→大慈院分岐(215mH)09:40→みはらし台(230mH)9:45→仁王門(220mH)9:55→光明寺本堂(230mH)10:00→#3鉄塔(240mH)10:10→扇山分岐(220mH)10:15→みはらし台分岐(245mH)10:20→#2鉄塔(245mH)10:21→役行者石像(220mH)10:35→#2鉄塔(245mH)10:40→みはらし台分岐10:43→扇山(258.2mH)10:45→高倉越(210mH)11:10→272mピーク11:20→八王子池分岐(280mH)11:45→芳田分岐(310mH)11:55→角尾山(343.7mH)12:10〜13:10→八王子池分岐13:25→#148鉄塔(290mH)13:30→#149鉄塔(235mH)13:40→引尾山(279.2mH)13:50→#150鉄塔(210mH)14:05→#5鉄塔(205mH)14:10→八王子池(80mH)14:25→滝野公園裏口(80mH)14:40→光明寺登山口(80mH)14:50→駐車場15:00 |
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が出されている中、ひとけの少ない山に出かけるために実に18年ぶりの五峰山に登ることにする。今回は前回の登山コースに角尾山(つのおやま)への往復をプラスする基本、時計回りの周回コースである。光明寺の駐車場に駐車するが車は3台止まっているだけである。記憶は薄れているが周りの雰囲気は全く変わっていない感じである。
勾配のきつい光明寺のコンクリートの参道を登り、大慈院手前から左に折れてまずは見晴らし台に進む。南側の展望が少しだけ開けている。直進には更に道が続いているが右に折れ、参道に戻る。仁王門をくぐり、常行堂、本堂と通過して本堂裏にある合戦本陣跡へと続いて裏参道に出る。
#3鉄塔の北側にあるピークからは北側の展望が開け、奥池、中池、明治池の池群などが望める。しっかりとした足を進めると標識が現れ「扇山登山口」が指示されているので左に曲がる。その先にはまた標識があり、右は「みはらし台」、左は「扇山登山口」と指示されている。扇山登頂前に少し気になっていたある物を見学するため扇山登山道を下っていく。手摺が現れた付近の左側にあった。斜めを向いた役行者の石像で文字がたくさん刻まれているが無学な私には慶応二寅だけが読み取れるので1866年に設置されたのだろう。満足して来た道を登っていき、先ほども分岐を直進し、扇山頂上に向かう。
二等三角点のある扇山頂上はベンチが在るが木立に囲まれて展望無しで早々に退散。本道に戻らずそのまま直進して尾根伝いに西進するコースを選択する。ここからは雑木林の中の道となり、取っ掛かり個所にマーキング紐があるだけで道は判然としない。僅かな踏み跡と所々に現れるコンクリート柱の境界杭を頼りに進んでいく。途中、本道らしき道と合流するがその道もしっかりしていない。どうもその道もあまり通っていないようで現在の本道は別にあるようだ。次のピークも平らであるので進むべき道が判らなくなる。少し方向を間違えたが無事、鞍部にある「高倉越え」の十字路に合流。
「高倉越え」からは多少のアップダウンがあるがしっかりした「奥の谷」コース道である。両側に満開のピンク色のツツジに癒されながらピーク272を超えると岩場が現れて展望が開けてくる。大きなスラブ上からは正面には角尾山(つのおさん)が、振り返れば扇山を見ることができる。展望箇所は数ヶ所あり、休憩を兼ねながら眺望を楽しむ。初めてのロープ場を超えると帰りのコース予定である八王子池に下っていく「奥の池裏道」分岐が右手に現れる。そのまま正面に赤白の鉄塔を眺めながら行くと今度は左手に分岐があり、標識には「芳田へ下山道」と書かれている。
頂上直下はロープが張り巡らされたジグザグの急登を登らなければならない。頂上近くになると女性3人グループが下りてくる。「ぽかぽの湯」からのピストンと言っていた。本日、唯一出会った登山者である。三等三角点のある角尾山の頂上雰囲気は「桶居山」の雰囲気によく似ており360度の眺望が広がっている。しかし本日は天気の良い分、かなりガスっていて遠望は効かないが南側には六甲山、雄岡山、雌岡山、その手前にはサイクリングでいつも坂に悩まされる三木市と明石市の境に東西に延びる丘陵が横たわっている。北側には笠形山、妙見山などが確認できる。眼下には野間川が蛇行して流れている。地図では頂上に東西それぞれから登頂できる道が記載されているが頂上周りを観察するが登山道らしき所は見当たらない。
光明寺の駐車場からスタート→ | 駐車場東側からの滝野の町並み→ | 急坂の参道入り口→ |
みはらし台から南側の展望→ | 光明寺本堂→ | #3鉄塔北側からの展望→ |
しっかりとした本道→ | 扇山へは分岐で左へ→ | 扇山頂上は右だが先ずは左へ→ |
役行者石像を確認→ | 扇山頂上→ | 扇山頂上から雑木林の中を進んでいく→ |
高倉越えに出て本道へ→ | ピーク272に到着→ | 行く手に角尾山が顔を出す→ |
岩稜になると展望が開ける→ | 振り返ると扇山→ | ツツジの中の岩稜歩き→ |
右手に引尾山→ | 紅白の鉄塔を見ながら→ | 最後のロープのあるジグザグの急登→ |
角尾山頂上→ |
頂上には誰も登ってくる人はおらず、一人寂しく?ゆっくり昼食をすました後、「奥の池裏道」(八王子池)分岐まで来た道を引き返し、左に折れるが細いロープが張られ、イノシシ対策のため通行止めとなっている。まあ何とかなるだろうと無視して予定のコースを下っていく(済みません)。ここからも前回に通った道であるが全く記憶が無いので新たな気持ちで下っていく。直ぐに#148鉄塔下を通過して急坂を下るとなだらかな尾根道となる。この道は関電の点検道のようで関電の「火の用心」の立て札を見ながらどんどん下っていく。
次の#149鉄塔では眼下に下山場所の八王子池が見える。登り返すと四等三角点の引尾山(ひきおさん)頂上に到着。梢越しに少し展望はある。その後、高圧線が直交しているため接近して立っている#150と#5の鉄塔下を相次いで通過するとその先にも「イノシシ被害防止のために「八王子池」入り口を閉鎖している」旨の張り紙が掲示されている。ここまで来た以上このまま下るしかないので関電点検道用のプラススティックの階段を急激にジグザグに下っていく。途中、道はシダで覆われて足元が見辛くなってくる。
「八王子池」に出ると正面のフェンス扉は通常は簡単なレバーハンドルであるが開閉できないようにボルトで締め付けられしている。周りを見渡しても回避する箇所無さそう。思案の末、池に落ちないように回り込んでからフェンスを乗り越えてどうにかクリア。なぜ普通のレバーでは駄目なのだろう。登山者がちゃんと閉めないからなのか?「八王子池」の堰堤沿いに歩いて行き、生活道に出て右に折れて「天神池」方面に向かう。
「天神池」手前で右側にフェンス扉が在るので開けて入ると滝野中央公園敷地内となる。もう一度扉を開けると幅広いウォーキングコース道となる。このアスファルト道を南下して右手に現れる階段で光明寺への登山道に入り、駐車場まで最後の力を振り絞って登っていくと駐車場の東端下を回り込んで歩いて行くと案内石柱がある光明寺駐車場の南西部(車道付近)に出てくる。
左に折れて奥の池裏道で八王子池へ→ | #148鉄塔→ | #149鉄塔→ |
引尾山頂上→ | 関電の日の「用心の標識」に従って下る→ | #150鉄塔→ |
加美町線の#5鉄塔→ | #150と#5はすぐ近くにある→ | 八王子池に下山→ |
八王子池堰堤から見る歩いてきた峰々→ | 滝野中央公園施設に入る→ | ウォーキングコースから右折して光明寺へ→ |
光明寺への登山道→ | 光明寺駐車場に到着 |
本日は二等(扇山)、三等(角尾山)、四等(引尾山)と順番に三角点を歩いたことになる。ここに一等三角点があれば申し分ないのだけど。残念!!。トイレは光明寺周辺にあちこち在り。登山中は3人のグループとすれ違っただけで行き帰りは何処にも立ち寄らずで濃厚接触は無し。
五峰山(ごぶさん) 引尾山 登山
【日 時】 | 2002年1月19日(土) |
【山 名】 | 五峰山 258m |
【山 域】 | 東播磨滝野町 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | 白馬夫婦、西、知加良、井上、山崎、鷹崎、池田、Mickey-son 9名 |
【コース 】 | 滝野庁舎09:12→金剛池09:30→駐車場09:45→みはらし台10:05→光明寺本堂10:15→五峰山分岐10:35→五峰山10:42→高倉越11:00〜:50→272mピーク12:10→鉄塔分岐12:30→引尾山12:45→八王子池13:10→金剛池→滝野庁舎 |
滝野庁舎横の駐車場に車を置き、陸橋を渡り、野球場、テニスコート横を通り、五峰山登山口に出る。左は扇山への登山道。我々は直進し、しばらくは桜並木の緩やかな車道を上っていく。やがて光明寺駐車場に出、ここからは加古川を含め西脇の町並みが一望できる。左はお寺への参道となり、大慈院に出会う。ここを右に行くと奥の谷ハイキングコース、左の展望台に出る道をとる。
展望台からも播磨平野が一面に広がり、左手遠くには明石大橋の2つの橋脚がくっきりと見える。麓には播磨中央公園が。少し深い木立の中を歩いていき、仁王門をくぐり、光明寺本堂(251m)にでる。小さな山に似合わず鐘楼のある大きなお寺であり由緒ある建物が多い
。本堂裏手には南北朝時代、足利尊氏と兄弟合戦をした直義が陣を張った跡があり、しばし歴史に浸る。ここから尾根伝いに山道が続いていく。五峰山まで450mの距離。
最初の三叉路で右の道をとり(左は扇山コース)、しばらく岩場を下っていくと再び三叉路に出会うが左は鉄塔管理用の道で直進するとやがて鞍部に出、左に行くと五峰山山頂に到着。山頂は視界もなく、すぐにきた道を戻り先ほどの道を直進する。高倉越まで1300mの距離。
高倉越で昼食とする。ここからは眺めもよく、風もないため絶好の休憩場所である。しばらく行くと途中で須磨方面もよく見え、雄岡山、雌岡山もよく見える。急坂でロープを伝って下りていくと分岐尾根に出て鉄塔を右にとり、さらに次の鉄塔を通過し引尾山頂(視界はよくない)。ここから下っていき、さらに鉄塔(#150)をすぎるとプラスチックでできた階段をどんどん下っていく。 八王子池の堰堤に出る。しかしここからの登山口は案内もないため、道は分からないかもしれない。後は駐車場まで、工事中の道をてくてく歩いて行くのみ。大規模な公園工事中のため、道はわかりにくいので地道を歩く方がよいかもしれない。水場は行程間無し。
下山後はすぐ近くのぽかぽの湯(アルカリ単純温泉600円)に入浴して帰路に就く。