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登山の記録  兵庫県

藤ヶ峰(ふじがみね) 南千町ヶ峰(みなみせんちょうがみね) 登山

地図でコースを見る  所要時間 3:45  水平歩行距離 6.1Km 

【日  時】 2017年11月5日(日)
【山  名】 藤ヶ峰 941.9m 南千町ヶ峰 985.6m
【山  域】 宍粟市一宮町
【天  候】 曇りのち晴れ
【メンバー】 カツミさん、平、春九、みよ、Mickey-son 5名
【コース 】 千町越登山口(845mH)9:45→南千町ヶ峰(985.6mH)10:05→展望地(960mH)10:10→#44鉄塔(920mH)10:20→917ピーク(917mH)10:30→藤ヶ峰頂上(941.9mH)11:20〜12:00→917ピーク12:40→#44鉄塔12:45→展望地13:00〜:10→南千町ヶ峰13:15→千町越登山口13:30

 宍粟別選5名山の一つの藤ヶ峰までの往復コースに登る。国道29号線から県道6号線、39号線に入り紅葉が素晴らしい「福知渓谷」沿いに走行するが通行止めの案内標識があり、心配しながら車を進める。福知渓谷休養センターを過ぎ、やがて右側に大きな崩落個所があったが車の通行には差し支え無さそうなのでそのまま進行。途中で猟師が道端にたむろしている。話を聞いてみるとこれから鹿と猪の駆除をするとのこと。誤射を避けるために無線で連絡してくれると言ってくれたので一安心。千町越まで行き、峠の三叉路にある広場に車を止める。すでに8台ぐらいが駐車しており、登山者も20名ぐらいが準備をしている。その後、このグループとはほとんど同じように行動することになる。

 登り始めるといきなりの急登であるが道はどこでも歩けるため早速、赤テープから外れて登ることになってしまう。修正してすぐに尾根道となると勾配もなだらかになる。自然林の中で展望は無いが、気持ちの良い落ち葉の絨毯を歩いて行く。樹木の葉はすでに大半が落葉している。少し紅葉には時期が遅かったようである。

 4等三角点の南千町ヶ峰(点名 下千町)山頂は周りが木々に囲まれ展望はない。直ぐに案内テープに従って広々とした境界尾根を下っていき、小ピークとなるといきなり北側の展望が開ける。遠くは北西に氷ノ山、近くには北東に千町ヶ峰が望める。この場所が今回の登山で一番の展望地である。

 グループが休憩している草木南小田第1線の鉄塔「#44」に到着。ここからは南側に砥峰高原のススキ原と夜鷹山を遠望できる。周辺には赤や青のテープがやたらと木々に取り付けられているが登山道の目印でないと注意書きもある。どうも関電の伐採目印らしい。付近には鉄塔の南北に点検道らしき道があるのでどちらにも下りられそうである。

 2度鞍部を通過して917ピークで左に直角に折れる。この付近からの稜線に先だっての猟師達が銃を持って所々に立っている。持っている銃は散弾銃でなくライフルで、熊でも殺傷できるが熊の許可は出ていないとのこと。ピークを過ぎてからは周りは植林帯に代わり薄暗くなる。檜の緑色の葉枝が沢山落ちている。先日の台風で折れ落ちたものと思われる。そういえばあちこちで立ち枯れの木や根の浅い大木が倒れていた。風の通り道がひどいようだ。

 あと5分と書かれた標識で左に折れると三等三角点がある藤ヶ峰頂上である。ここからの眺望は北側は檜の植林に囲まれて南東に砥峰高原が見える程度である。ここでグループの人達と一緒に昼食とする。グループの中に6年前にシアトルから来たと言う英語の先生や宍粟50名山の整備をしている人と暫し話をする(日本語)。

 下山はそのまま直進すると福知渓谷に下る激坂道?である。我々は予定通り、来た道を戻ることにする。登山口にはグループと同時間に到着。登山口の標柱には「藤ヶ峰登山口」と書かれているが何故、途中の一番高い山の「南千町ヶ峰」にならなかったのだろう。
登山中は銃弾の音や犬の吠え声は聞かれなかったので不猟であったのだろう。

千町越登山口→ 落ち葉を踏みしめて→ 南千町ヶ峰頂上(点名 下千町)→
 広々とした気持ちの良い尾根道→ ミズナラの中を進む→ 千町ヶ峰→
左手に砥峰高原→ #44鉄塔を直進する
左右には点検道がある→
ライフルを持った鹿、猪の駆除猟師→
ライフルの弾→ 植林体に入る→ 藤ヶ峰頂上→

 下山後、近くの砥峰高原に立ち寄る(駐車料金500円)。時期は少し遅くススキの穂は散りかけていたが見事なススキの草紅葉である。時間をかけて高原の周りをほぼ一周する。多くの観光客も訪れている。

砥峰高原→   砥峰高原から見た藤ヶ峰(左端)→ 夕日に映えるススキ

 天候は登山中は曇りで下山の頃になると晴れてきて紅葉映えがしてきた。行程のほとんどが広々とした稜線歩きで目印テープは要所要所に有り、迷うことは無い。トイレは無し。

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