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所要時間 5:35 水平歩行距離 9.1Km
【日 時】 | 2013年11月17日(日木) |
【山 名】 | 銅山 953.7m |
【天 候】 | 晴れ時々曇り |
【メンバー】 | 白馬夫婦、和田、ISO、Mickey-son (5名) |
【コース 】 | 第9号橋(450H)9:25→銅精錬所跡(505H)9:50→赤鋼側登山口(535H)9:55→標識(670H)10:40→尾根出会い(940H)11:30→銅山(954H)11:50〜12:40→大路越え(700H)13:25→ピーク(830H)13:45→大路山(822.3)13:50→大路越え(700H)14:15→倉床川源流(680H)14:20→大路側登山口(林道)(605H)14:30→第9号橋(450H)15:00 |
前回の三久安山のブナ林の紅葉で味を占め、以前登って紅葉が期待される極楽尾根を見たくて銅山に通常ルートで再び登る。しかし結果はやはり時期的に遅くて前回と同様、ほとんど落葉していた。
倉床川の分流点の第9号橋を渡った所に登山口の標柱とふるさと100年の森林の石柱があり、ここに駐車して時計回りに周回するため赤鋼(あかがね)側登山道を目指して左側の林道を沢を左に見ながら歩いていく。沢向こう側には人工林密度管理試験地で若木のケヤキが見事に紅葉している。やがて右側にフェンスで囲まれた銅精錬所跡が現れる。近くには坑道もあるのだろうか。更に進むと登山口の標柱が現れ、右に林道を進むが木材の運搬のためトラックが出入りし、林道は泥だらけの深いぬかるみでとても歩ける状態ではない。ぬかるみを避け、林道を外れて歩くが何度か林道を横断しなければならず、その度に苦労して渡らなければならない。大分時間をロスする。
林道を離れて杉林の中、ただひたすら急登を登り、やっとのことで標識のある尾根出会いに到着。ここで右に折れ(左はと藤無山への登山道)、尾根筋を登り、アップダウンを繰り返した後、銅山の頂上に到着。木々が遮り展望は無いため昼食を摂るのみ。
極楽尾根の両サイドは広葉樹林でサロンパスの木(アズサの木。別名ミズメ。枝や葉っぱをちぎって匂いを嗅ぐとサロンパスの香りがする)や栃の巨木があるが殆ど葉は落ちて楽しみにしていた紅葉は無し。足元にうっそうと積もった落ち葉を踏みしめながらの下山となる。左手の梢の先には須留ヶ峰(するがみね)が望める。木々につかまりながら急激に下る。
今回は林道歩きを避けるため大路越えでそのまま直進し、富士野方面に進み、759.9ピークで右に折れ緩やかな尾根筋を歩き、第9号橋に下るコースを歩く予定である。しかし途中で雲行きが怪しくなり、雨が降り始めたため大路山でこのコースは諦め、大路越えまで戻った後、左に折れて、大路側登山道で下山することにした。すぐに揖保川支流の倉床川源流 瀬戸内まで68Kmと書かれた立派な標識を見て、沢沿いに下っていく。林道に出た後、途中左手に野外活動センターと坑道らしき穴とを見て車に到着。
第9号橋→ | 左に揖保川を眺めながら→ | ケヤキ人工林付近→ |
銅精錬所跡→ | 赤鋼側登山口→ | 尾根出会いで右に折れる 左に折れると藤無山へ→ |
銅山頂上→ | 極楽尾根で左側に栃の巨木→ | 大路峠手前に行くと沢沿いの下山道→ |
大路山頂上→ | 揖保川支流の倉床川源流 瀬戸内まで68Km→ | 大路側登山口で林道に出る |
紅葉には10月末が良いのかも知れない。まほろばの湯温泉に入り、帰路に着く。
地図でコースをを見る 所要時間 5:10
【日 時】 | 2009年11月19日(木) |
【山 名】 | 銅山 953.7m |
【山 域】 | 山崎 |
【天 候】 | 曇り時々晴れ |
【メンバー】 | 白馬夫婦、和田、Mickey-son (4名) |
【コース 】 | 小倉屋敷跡(340H)9:55→尾根(600H)10:50→807mピーク(807H)11:20→古屋山頂(935H)11:55→銅山(954H)12:05〜12:45→大路越え(700H)13:30→林道(340H)14:40→コンクリート橋(275H)14:50→舗装路出合(595H)14:55→小倉屋敷跡(340H)15:05 |
宍粟(しそう)50名山の一つである銅山に登る。
本日は和田氏の提案によるルートを登る。県道6号線の大家町和田から入り、古屋まで詰め、北側から銅山を攻める。小倉屋敷跡横に車を止め出発。小倉屋敷跡は城跡みたいに立派な石垣がありかなりの広さを占めている。なぜこんな山奥に豪壮な邸宅を構えたのであろう。養蚕業のためだろうか。1751年に完成し、明治の中ごろまで住んでいたそうである。
右側の沢を詰めていき、分水嶺の所で左に直角に折れ、尾根に取り付く。マーキングは全く無いので地図と周りの地形を確認しながら慎重に登っていく。急な尾根筋を登っていき、807mピークを過ぎるとやがて巾広い尾根になる。ここを逆に下る場合には方向が分からなくなる可能性は多分にありそうである。鹿が人の気配で逃げていく。迷ったときのことを考え、所々に倒木で来た道に印をつけていく。しかし最後の上り辺りまでに来ると境界石が転々とあるので迷うことはなくなる。
尾根を登りきり、東西に伸びる尾根に出会い、右に折れると古屋山頂の杭が立っている。しかし何故こんな所が古屋山頂なのかよく分からない。更に進むと#28銅山頂上である。アルミ製角パイプの標識が立っている。頂上での展望は無い。昼食とするが北側からの風が冷たい。気温は5℃ほどである。
帰りは先ほどのT字路まで戻り、そのまま直進すると緩い勾配の極楽尾根である。ここからは一般的な登山道となるため適所にピンク色のテープでマーキングされている。右手は赤松、左手はブナ林。紅葉に間に合わなかったが紅葉時にはすばらしい景観と想像できる。途中、左手にはトチの大木という案内板もある。この辺りからは左右ともブナ林となる。急激な下りとなる。枯葉が積もってルートは判明しないがどこでも歩いていける。
鞍部となると大路越えである。通常のコースは右に折れて一宮倉床に下るルートであるが、我々は反対側の左に折れ、沢沿いに下っていく。このルートはかつては峠越えの道があったと思われるが今はまったくもって道を失っている。杉林の中、急激な下りを適当に沢沿いに下っていく。いたるところで倒木が横たわっていて非常に歩きにくい。途中には大きな滝があり、そのまま下ることができないため左側のもう一つの沢に移動して更に下っていく。やがて元の沢に合流して下っていくと杉が伐採されている所でやっと人気を感じる。更に下ると林道古屋支線に降り立つ。ほとんど使われなくなっているらしい荒れた林道を下っていく。
車のところまで帰る途中の道に大きな果実が落ちている。花梨である。見上げるとたくさんの花梨をつけた木が4本ほど道路際に育っている。花梨からは甘い匂いがしている。何個かひらって持ち帰ることにする。
本日のコースは極楽尾根道以外、マーキング及び案内板はなく周りの風景を地図と見比べながらの登山であった。帰路にまほろば温泉(600円)で汗を流す。
出発地点の小倉屋敷跡→ | まだ続く小倉屋敷跡→ | 尾根を登っていく→ |
やがて幅広い尾根筋になる→ | #28 銅山山頂→ | 心地よい極楽尾根→ |
極楽尾根から見る銅山→ | まだ少し残っている紅葉→ | 大路越えで左の谷に下りる→ |
林道に出て振り返ると極楽尾根→ | 下山口を振り返る |