Mickey-sonのホーム→登山の部屋→登山の記録→兵庫県→段ヶ峰 フトウヶ峰 達磨ヶ峰
所要時間 6:40
【日 時】 | 1999年09月26日(日) |
【山 名】 | 段ヶ峰 1103mH フトウヶ峰 1083mH 達磨ヶ峰 912mH |
【山 域】 | 兵庫県生野高原 |
【天 候】 | くもり時々晴れ |
【メンバー】 | 白馬夫婦、水田、山崎、井上、池田、知加良 、Mickey-son 8名 |
【コース 】 | 栃原8:50→倉谷分岐09:35→千町峠11:35→段ヶ峰12:00〜12:50→フトウヶ峰13:25〜:40→達磨ヶ峰14:45〜15:00→生野国民宿舎15:30 |
登山道入り口の標識は栃原バス停(高度339m)横にあるが、ごみ集積場の陰になって見逃しやすいので注意。ススキが風になびき、いがぐりも落ちており、すっかり秋の風情である生活路を経て倉谷橋、龍山橋と川を横切っていく。今年の豪雨のためか川の擁岸が所々大きく崩壊している。元々地盤が弱い所みたいである。
しばらく林道を進んでいく。倉谷分岐では右に行くと滝登りコース、左は我々がいく一般登山道である。沢沿いに檜の植林地を横に見ながら登って行くが、やはり雨水の浸食で道が何ヶ所か寸断されているので道を見失わないよう注意しながら登る。対岸をよく見るとかすかに道が見えている。何回か沢を横切るが少し水量が多いため置き石をしながら渡る。それ以外は歩きやすく楽しいコースである。
途中、対岸にたわわに実った大きなアケビを見つけるが採りにくい場所にあるため未練を残しながら通り過ぎる。
最後の檜林のつづれ急坂を登り切ると新たに造成中の広い林道に出会う。この林道の下りははゴルフ場横まで続いている。これを左に50mほど進むと千町(せんちょう)峠である。小屋(別荘風)が現れるのでそこを右に登る。灌木の中を少し登り、ススキの中を進んでいくと視界が開けてきて左手の方向には山々が一望できる稜線道となる。段ヶ峰を前方に見ながら笹道をドンドン進む。涼しい風が心地よい。
段ヶ峰山頂は木立がほとんどなく四方が展望できる。ここで昼食とする。南には暁晴山が西側には氷ノ山が遠く望める。倉敷から来ているパーティと少し話をする。
フトウヶ峰に向かう。案内書にある避難小屋は朽ち果てて今はもう無い。フトウヶ峰までは右手は視界を遮るものはなく気持ちのいい稜線道である。紫色のリンドウの花が時折見られる。フトウヶ峰は高原状になっており、ここでも360度の展望が見られる。少し休憩をとる。
達磨ヶ峰までは樹間の中を何度か上り下りしながら淡々と歩いていく。後方には段ヶ峰が垣間見られる。左手に枯れ木の多い所を登り切ると右手下方ににゴルフ場及び栃原の集落が見られるようになる。段ヶ峰山頂は視界は効かず長居は無用である。
ここからは下りのみの道となるが滑りやすいので注意が必要。生野荘の横に下りる。前回はここで風呂に入って汗を流したのであるが、閉鎖されており、残念。近くに谷水の集水口があったため汗を拭いて帰路に向かった。
所要時間 5:55
【日 時】 | 2005年03月05日(土) |
【山 名】 | 達磨ヶ峰 912mH フトウヶ峰 1083mH 段ヶ峰 1103mH |
【山 域】 | 兵庫県生野高原 |
【天 候】 | くもり時々晴れ |
【メンバー】 | 白馬、礒崎、鷹崎 、Mickey-son 4名 |
【コース 】 | 生野国民宿舎跡(530H)9:05→達磨ヶ峰肩(820H)9:45〜9:50→達磨ヶ峰10:05→フトウヶ峰12:20〜:30→達磨ヶ峰14:25→生野国民宿舎跡15:00 |
播但線の生野駅前を西に折れ栃原のトンネルを抜け、生野高原CCの標識に沿って右に折れ、坂道を登っていく。この段階から道には雪が10cm程度積もっている。途中更に右に折れ、国民宿舎跡の駐車場に車を止めアイゼン、スパッツを装着し登山の準備を開始する。ここにはトイレがある。
最初の登りは20cm位の積雪である。まだ誰も登った形跡がない。我々が本日最初の登山者であるようだ。わずかにウサギか動物が歩いた跡があるのみである。最初から登りはきつく次第に汗が出てくる。逆コースで登った時にはこちらから登らなくて正解と思って下りた覚えがある。尾根に出る頃には積雪も多い所では50cm程になっている。時々深みに足を取られる。北風のために道の淵には雪庇ができている。
達磨ヶ峰肩から道標があるもう1つのピークをすぎると達磨ヶ峰。少し樹林帯を下っていくと網で囲いをした所にでる。植樹のため動物から幼木を守るためであろう。以前には無かった物で、道を見つけられず、しばし思案をするがフェンスを乗り越えてどんどん下り進んでいく。しかし実際にはここを左に折れ網のフェンス伝いに下っていく道が用意されていた。このあたりは吹きさらしで風が非常に冷たい。鞍部に降り立ち、再び登り始めると上方に鹿がつ二頭駆け抜けていった。
アンテナが見えてくると広々とした高原に出てくるがフトウヶ峰頂上まではまだかなり歩かなければならない。山道は大体見当で歩くのだが時々、深みにはまりこむ。アンテナを支えているワイヤにも雪が張り付いている。頂上での視界は雲がかかり余り良くない。時折、段が峰、峰山が垣間見える程度である。南側下にはゴルフ場が見える。
本来は段ヶ峰まで行く予定であったが積雪のため時間が過ぎ、また疲労も多いため今回はここで折り返すことにする。少し下った風のない所を選び昼食とする。コンロで暖かい食べ物を口にするが手先は寒さのため、かじかんでしまう。
達磨ヶ峰から下りる頃には気温が上がってきたため、登山道は山肌が見え、泥んこになっている。滑らないように慎重に下っていく。本日出会った登山者は我々の後から来た2パーティ計4人のみであった。寒い中でも満足する雪山登山であった。