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登山の記録  兵庫県

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 愛宕山(あたごさん)登山

地図でコースを見る  所要時間 4:55 水平歩行距離 5.5Km

【日  時】 2016年2月28日(日)
【山  名】 愛宕山 648.0m
【山  域】 兵庫県加東市
【天  候】 晴れ
【メンバー】 白馬夫婦、和田、知加良、Mickey-son 5名
【コース 】 駐車場(280m)9:45→龍蔵寺(310m)9:50→中央ルート登山口(310m)9:55→忍の滝横道(435m)10:15→愛宕堂分岐(470m)10:20→愛宕堂(490m)10:25→分岐(480m)10:35→岩場(515m)10:40→滝谷口(560m)10:50→向山坂分岐(620m)11:05→愛宕山頂上11:10〜11:20→ピーク(如意ヶ峰?655m)11:30→#133鉄塔(590m)11:45〜12:30→武庫川源流(535m)12:45→中尾の峰(658.8m)13:15〜:25→555ピーク14:00→墓地(280m)14:30→登山口(270m)14:35→駐車場14:40

 国道372号のデカンショ街道脇にある龍蔵寺への案内板で南に折れて龍蔵寺に向う。左手の龍蔵寺川沿いに走行し、広い駐車場に到着。ここから約200m先に龍蔵寺と登山口がある。川を渡り、山門をくぐり抜けると天台宗の龍蔵寺となる。予想に反してこじんまりとしたお寺である。対岸に中央ルート登山道の石階段が見える。気温10℃の中、登山を開始する。

 上り始めから結構、急な自然石の階段となっており、周りは杉林に囲まれ鬱蒼としている。所々にある石仏を眺めながら左側に何箇所か斜面に積まれた石垣を見ながら進む。かつての宿坊跡かなぁ。
左手に「忍の滝横道」の標識が吊るされてるが立ち寄らずそのまま足を進め、高く積まれた立派な石垣を横に見てその先の門を抜けると正面に石の鳥居と100段はあろうかの長い急な階段が現れる。その上部には愛宕堂が見える。しかしこの階段にはロープが張られ、立ち入り禁止となっている。仕方ないので鳥居の手前右にある迂回路を登って行く。やがて分岐に案内板が在り、左に折れて行くと先ほど見えていた愛宕堂に到着。2月にはここで護摩法要が営まれるようだ。上から見ると先ほど見上げた階段は怖くて降りる気にはならない。元の分岐まで引き返して左に折れ、本来の登山道を更に進む。次にまた分岐が現れ、左側の尾根筋に入る。直進ははっきりした道であり間違って進みそうだが山腹を巻いているようだ。

 やがて縦に真っ二つに割れた石仏が置かれてある大きな岩場を過ぎてからは急激な登りとなる。虎ロープがずーっと設置されているが途中に結び目を作っていないため手が滑ってしまう。仕方なしに適当にジグザグにやっとの思いで登りきり「滝谷口(たきだにぐち)」の標識、次に「向山坂(むかいやまざか)」と近畿自然道の道標に出会うとT字分岐である。左に行くと稲荷神社、美濃坂峠へ下る道である。右に折れ、更に登って行くと岩場の上にある愛宕山頂上となる。頂上手前の岩場では北西方面のみ視界が開けて遠くは多紀アルプスが、近くには西に中尾の峰が展望できる。

駐車場横の案内板→ 予想外の小さな龍蔵寺→ 龍蔵寺前にある参道登山口→
鬱蒼とした木々の中の参道階段→ 立派な石垣の奥に入り口がある→ 100段はあろうかの長い階段の上に愛宕堂→
愛宕堂→ 左に折れ、尾根筋に入る→ 縦に真っ二つに割れた地蔵がある岩場→
左に稲荷神社に下る道標がある分岐→ 向山坂で右に進む→ 愛宕山頂上→

 愛宕山を後にして南に向かって尾根道を下るがここからは左右に張られたワイヤーに赤ふんどしが掛けられたマーキングが付けられている。正面先に鉄塔が見えるピーク(如意ヶ峰?)に到着して右に折れると2本の鎖が設置された大岩場に差し掛かる。左手には岩場を迂回できる道もある。緩やかな尾根道となり、境界杭に沿って歩いていく。左手(南側)は広葉樹の林となっているので秋には紅葉がきれいと思われる。昼時間になったため、道から左に少し離れた#133鉄塔(播磨中央線)の下で昼食とする。南側は少し霞んでいるが虚空蔵山、茗荷山、千丈寺山などが望める。

 鞍部では地面がじめじめしてくると武庫川の源流である小さな流れが右側に下っている。枯葉で滑る急登を登りきると三角点のある中尾の峰である。木立が在り、あまり展望は良くない。北側にも道があり、先ほどの源流下流に下り谷筋の道となるが最後の方はきつい坂となっていそうなので反対側にある南方面への道を選択して緩やかな尾根道を下るルートを選択する。

 広々とした緩やかな道であり、気持ちよく歩ける。大きく右に方向を変えてからしばらくすると左手に舗装路が現れるがそのまま進み、正面に見えるピークの手前で右手に折れ、ピークを巻いていくとピークから下ってきた尾根道に合流する。この尾根道もしっかりした道で迷うことは無い。この辺りから道に建てられた鉄パイプが道案内となる。何のためにあるのか判らないが大体20〜30m毎にあるようだ。地図では555ピークの手前に鳥居のマークがあるので参道沿いに幟でも建てるためなのかもしれない。

 555ピークを過ぎてからは鉄パイプを見かけなくなって代わりにビニール紐のマーキングが現れる。下り道は細くなり、急勾配になってきた。右手下方に杉林の合間から建物が垣間見られるようになる。墓地に到着すると下山口となり、龍蔵寺への舗装路となる。右に100m程歩くと駐車場に戻る。

鎖場を下る(横に迂回路がある)→ 南側に展望が開けた#133鉄塔で昼食→ 中尾の峰→
左手に舗装路が現れる→ 広々とした尾根筋→ 鉄パイプが点々と建てられている道を進む→
555ピーク 鉄パイプが転がっている→ 墓地が見えると下山は近い→ 駐車場の手前100mにある下山口

 愛宕山と中尾の峰の直下は激登りであるため今回と反対方向の周回が楽そうである。本日も他の登山者には誰にも会わなかった。
入山禁止:9月10日〜11月15日
狩猟期間:11月15日〜2月15日
下山後は今田ぬくもりの郷温泉(火曜日休館700円)で汗を流して帰路に就く。

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