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地図でコースを見る 所要時間 4:35 水平歩行距離 5.1Km
【日 時】 | 2017年3月4日(土) |
【山 名】 | 朝来山 756.4m |
【山 域】 | 兵庫県朝来市 |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | 白馬、和田、Mickey-son 3名 |
【コース 】 | 立雲峡駐車場(260mH)10:00→竜神の滝、祠(350mH)10:15→第1展望台(430mH)10:25→堰堤池(450mH)10:30→尾根取付(720mH)11:20→朝来山頂上11:30→展望台(719.8mH)11:50~13:15→道標#7(630mH)13:40→林道(480mH)14:05→東屋(440mH)14:10→「愛宕神社」(445mH)14:15→東屋(340mH)14:25→駐車場14:35 |
今シーズンにもう一度雪山に登りたいと思い、朝来山を目指す。国道312号線を北上して立雲峡(りつうんきょう)の看板に従って県道277号線に入り、更に右に折れ、狭い道路で山麓を登っていく。終点の駐車場(桜シーズンは有料)に車を止めてから階段状の遊歩道を歩き出す。雪を期待してやってきたのであるが残念ながらまったく雪は見かけない。折角持ってきたワカン、アイゼンは必要なさそうなので車に置いてきた。天気は前回ほどとはいかないが今日も快晴で適度な温かさである。
竹田城跡が丸山川を挟んで相対した位置にあるため、所々に展望台があり、老桜(おいざくら)越しに竹田城跡を見ながらしばらくはゆっくりと歩いて行く。日陰には所々にわずかであるが雪が残っている。愛宕神社の鳥居を左に見た後、竜神の滝の標識や苔むした大岩がゴロゴロ転がっている雰囲気のある所を眺めながら更に遊歩道を登って行く。
堰堤でせき止められた池(おおなる池)を丸太橋で渡ると正面に植林が伐採された緩やかな斜面の開地に出る。その跡に杉ではない常緑樹と思われる苗木が多く植樹されている。登り口には米ぬかが撒かれた捕獲檻が設置されている。鹿用らしい。ここからは遊歩道を離れ、開地の右端を防獣ネットを左に見て本格的な山道の尾根を登っていく。相当きつい登りであり、休憩を余儀なくされる。登りきった所で右からのびてきた尾根道に入ってからは大分緩やかな尾根道となり、一息付く。
三角点のある朝来山頂上はまったく雪は無く、広々としているが木々に囲まれて展望はない。ここでの標識には756.5mと書かれているが国土地理院地図には756.4mとなっている。頂上をやり過ごし、緩やかな道を更に東に進むと雪で覆われた開けた広場に出る。積雪は50cmはあろうか。しかしざれ雪となっておりツボ足にはならない。「展望地」であり、方位盤とベンチが設置されている。ベンチに腰掛けここで昼食とする。風もなく、穏やかな天気の下でおいしくビールをいただく。ここからの展望は360度の視界で方位盤を参考に周りの山を見渡す。 「三久安山」が「みくやす山」と書かれている。正しいのかなぁ?
立雲峡駐車場に駐車→ | 対面に竹田城を望む→ | 日陰に残雪のある散策路を登っていく→ |
第1展望台でひと休憩→ | 堰堤に溜まった池を見て→ | 朝来山頂上→ |
雪が多くなった→ | 展望台に到着→ | 方位盤が設置されている→ |
昼食後は頂上の東端から右は「くまのコース」、我々は「むささびコース」で下っていく。道が雪で覆われており少しルートを確認する。ここからはしばらく雪道を歩くことになる。#7の立て札でショートカットをするため左の尾根道に入る。この尾根道は痩せ尾根であり、おまけに急坂である。マーキングも全くないが微かに踏み跡がある。雪は無いのだが土は湿っており、枯れ葉もありよく滑る。周りの木々に摑まりながら苦労して下っていく。
林道に出会うと左に折れ、しばらく30cmぐらいの雪道の林道歩きとなる。やがて右手に東屋が現れ、その左奥に今朝見かけた「おおなる池」を見える。右側に折れ、遊歩道を下っていく。愛宕神社を左に見て次にもう一つの東屋が見えると今朝通った道に合流する。この時間帯となると観光客がちらほらと訪れている。
吹き溜まりには20cm程度の残雪→ | 道標#7から右にショートカットする→ | 痩せ尾根の激坂をを下っていく→ |
東屋で右に折れる→ | 愛宕神社を左に見る→ | 更に次の東屋を見ると下山近し |
立雲峡は竹田城の雲海と桜で有名であるためシーズン中は混雑している。今の時期はちらほらと観光客が訪れる程度である。駐車場にはトイレがある。この日も他の登山者には出会わなかった。
下山後は「よふど温泉」(600円)で汗を流して帰路に就く。