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地図でコースをを見る 所要時間 3:45 水平歩行距離 6.3Km
【日 時】 | 2015年3月5日(木) |
【山 名】 | 天狗山(てんぐやま) 391.9mH |
【天 候】 | 晴れ |
【メンバー】 | ISO208、和田、Mickey-son 3名 |
【コース 】 | 寒河駅(20mH)10:15→登山口(45mH)10:40→下池(172.4mH)11:00→中池(150mH)11:05→奥池山(175mH)11:07→西峰(185mH)11:35→中峰(185mH)11:40→東峰(180mH)11:50→天狗山頂上12:00〜13:05→小天狗(230mH)13:10→八幡宮(180mH)13:50→寒河駅14:00 |
最近は低山ばかりであるが今のシーズンは牡蠣ということで岡山では有名な「かきおこ=牡蠣を入れたお好み焼」を食べるために日生にある低山の天狗山に向かう。
本当に久しぶりに電車で移動。しかし、電車は人身事故で遅延しており予定の乗継に乗れず、大幅に遅れて赤穂線の無人駅の寒河(そうご)駅に到着。本日は登りが楽そうな時計回りの周回コースを選択。駅前の国道250号線で左に折れ、コミュニティセンター前を通り、日生東小学校前の橋の手前で民家の中に入り、山麓沿いに歩いていく。やがて塀や道上に書かれた赤ペンキの矢印の指示通り進むと登山道に入っていく。
すぐに滑らかな岩場となり、その岩の表面をさらさら流れる沢沿いに道は進む。所々には小さな滝もある。道はぬかるんでいて滑りやすいが岩の所々にはセメントで足場が作られている。足場を確認しながら慎重に登っていく。沢は所々で小さな滝となっていて右手上方には鷹ノ巣山の岩石が迫ってくる。正面に下池の堰堤が見え、登り切ると3つの池を整備するための幅広の林道となる。順に中池、奥池が現れる。
中池と奥池の間の堰堤を抜けると平坦路となり、正面にはこれから登る西峰、中峰が見えてくる。足元はウラジロで覆われてくる。上りになると周りは低木であるため見晴らしは良くなってくる。西峰手前の開けた場所では瀬戸内海の全貌が見えてくる。低木の稜線歩きで中峰、東峰を過ぎると胸突き八丁の道となり、登り切ると頂上である。一緒に電車を降りてきたおばちゃん連中は八幡宮から登ってきており、すでに下山準備中であった。我々が登ってきた谷筋は滑り易いので止めてそのまま同じ道を下ると言う。頂上は岩場で360度の展望である。北には三濃山、南には瀬戸内海が見渡せられる。少し霞んでいるが手前に鹿久居島、遠くには小豆島、西島などが望める。昼食中には曇りだして少し雪が降り出し寒くなってくる。
登山口付近から鷹ノ巣山を望む→ | 次々に小滝が現れる→ | 下池(1654年建設)が見えだした→ |
中池(1835年建設)→ | 奥池(1880年建設)から天狗山方面を見る→ | 左から中峰、西峰、天狗山→ |
中峯付近から見る瀬戸内海の島々→ | 天狗山頂上→ | 頂上から瀬戸内海を望む→ |
昼食後は再び晴れてきて暖かくなってきた。下山道は足元に両側からシダが迫ってくる。小天狗を過ぎると下り勾配は少しきつくなり、どんどん下っていく。右手の対面山麓にはかなり長い滝が見える。展望も次第に無くなってくる。左手に貯水槽を見るとすぐに八幡宮本堂となり、境内を通り、そのまま参道を進むと国道250号線に出会う。左に折れ、本日のもう一つのメインエベント「かきおこ」を食べに駅前のタマちゃんの店に向かう。2時にもかかわらず、まだ店内は満員。少し待った後、評判の「かきおこ」950円と大瓶ビール600円を注文。今年の牡蠣は小さいらしい。まだお腹がすいていないので堪能するまではいかず。
中央に鹿久居島、一番奥に小豆島→ | 何も無い小天狗頂上→ | 対面に細長い滝 |
八幡宮に下りてくる→ | 950円のかきおこ |
この山も高御位山と同様な岩山で大きな木々は無いため、見晴らしは良い。帰りの寒河駅ではわざわざ岡山と広島から「かきおこ」を食べに来た女性2人連れに出会う。電車のため温泉には行かずそのまま電車に乗って帰宅。