Mickey-sonのホーム山の部屋登山の記録→鳥取県→大山(弥山)

山紀行  鳥取県

大山(だいせん)登山

コース2 大山雪山登山(夏山登山道ピストン)

地図でコースをを見る  所要時間 4:20  水平歩行距離 4.9Km 累積標高 ±1400mH

【日  時】 2023年2月26日(日)
【山  名】 大山 1709.4mH
【天  候】 曇り時々晴れ
【メンバー】 もりごん、のむ、Mickey-son 3名
【コース 】 大山屋内駐車場(775mH)10:10→夏山登山口(790mH)10:20→登山届提出ポスト(820mH)10:24→1合目(870mH)10:32→2合目(985mH)10:49→標高1000m10:51→標高1100m11:05→5合目(1230mH)11:33→行者谷分れ(1260mH)10:09→6合目避難小屋(1411mH)11:58→草鳴社碑柱(1520mH)12:30→6合目避難小屋(1013mH)12:50~13:10→大山屋内駐車場(775mH)14:30

 約30年ぶりの大山登山である。前回は夏山登山道から行者道の秋山周回ルートであったが今回は雪山での夏山登山道ピストンである。天気予報では寒気が入り込むが曇りのち晴れということであり、決行することする。途中の車窓から伯耆富士がくっきりと見えている。9時半ごろに現地に到着したものの日曜日ということで南光河原駐車場を含め付近の駐車場は満杯の状態で県営大山屋内駐車場(1500円)でも10台ぐらいが待ちの状態である。ようやく狭い場所の空きスペースに潜り込むことができた。

 駐車場で身支度してアイスバーンとなっている御幸参道を歩き、ベンチのある店前でのむさんから拝借した12本詰めのアイゼン(軽アイゼンとチェーンスパイクしか持っていないので)を装着。もりごんさんも難儀しながらも無事装着を終え、「佐陀川」を大山寺橋で渡り、夏山登山口に向かう。

 道路脇にある夏山登山口からスタート。鳥居を潜り、周りは5cm位の深さの雪と樹林帯である。さらさらの雪道を直進的に登っていく。すでに多くの人達のトレースで雪が締まっていてスパッツやアイゼン無しでも難無く登っていける。合目を表記している案内柱は雪に埋もれて僅かに顔を出している状態である。標高1000mの案内辺りからだんだんと傾斜がきつくなってくる。まだ10時頃なのに続々と登山者が下りてくる。

 五合目から先はブナ樹氷林を抜け稜線に出て傾斜はより急になり、時より風も強く吹くが、体が温もっているのでまだ寒さは感じられない。そんなことよりも目の前の絶景に何度も足が止まってしまう。稜線上に出て視界が開け、大山の北壁を間近に見ることができる。左側眼下の元谷の堰堤付近ではテントと人達が、その元谷を挟んで対面山の鞍部にはユートピア小屋も見える「三鈷峰」や「宝珠山」にもちらほらと登山者が歩いているのが見えている。右側には名前の如く大きく弧を描いた「弓ヶ浜」が見えている。素晴らしい雪山風景である。

 早々の下山者の中には風が強くて撤退してきたと言っている人達もいるが5合目辺りまではそんな気配も無い。軟弱だなと思いながら登っていくが後からこの考えが間違いだと気付くことになる。こんな私を笑ってやってください。

 6合目の避難小屋を過ぎた辺りから風が強くなり、指先がかじかんでくる。日本海の弓ヶ浜の写真を撮ろうとスマホを取り出すが寒さのために電源が落ち、役に立たなくなってしまう。眼上の7合目辺りでは遭難者の救助のためヘリコプターが飛来して強風の中、ロープで救助者を下ろすため何度もトライして苦労している。救助者を下ろした後も強風を避けるため山陰で旋回しながら待機している。我々もその作業を避けるために待機するが寒さで体が芯から凍えてきたためにここで勇気ある(軟弱?)撤退することに決定。

 6合目の避難小屋まで下りてくると不思議と風は無くなり暖かく感じられるのでここで昼食とする。食事後は登りの時と違った風景を楽しみ美しい霧氷を眺めながらどんどん下っていく。元谷方面に下っていく人達もいる。緩斜面になると登山道を離れ、ブナ林の中に入り込み、未踏の雪上を歩く。雪山で無ければコースを外れて歩くことは許されないだろうがこの時期だからこその楽しみである。

 途中でスマホの電源が寒さのためダウンしてしまうが幸いにも一部軌跡は残っていた。これからは人間と共に寒さに弱い軟弱なスマホにも防寒対策をしなければならないと実感(笑)。

御幸参道を歩く→ 南光河川駐車場前から夏山登山口へ→ 登山届提出ポスト→
1合目→ 2合目→ 標高1000m→
三鈷峰→ きれいな霧氷の中  5合目→
弓ヶ浜と霧氷→ 宝珠山の稜線→ 弓ヶ浜と霧氷→
6合目避難小屋前から日本海を眺める→ エビのしっぽ →
6合目避難小屋からの眺望→
下りでは未踏の気持ちの良いブナ林歩き→ 未踏の雪とアイゼン→ のむさんも楽しそうにブナ林間歩き→
蒜山高原SAから見る蒜山3山→ 蒜山高原SAから見る大山

 本日は残念ながら6号目からは風が強く寒さが厳しかったので心折れて登頂を諦めてしまったが6合目まではトレースがありアイゼンが無くとも何とか登れる状態であった。下山後の道路は雪が消えていたので麓では暖かったのあろう。やはり休日は駐車場の確保が難しい。

大山(だいせん)登山

コース1 夏山登山道→行者道 周回

【日  時】 1992年10月30日(日)
【山  名】 大山 1709.4mH
【天  候】 晴れ
【メンバー】 白馬夫婦、相良、水田、山崎、池田夫婦、玉井、Mickey-son 9名
【コース 】 夏山登山口→大山頂上→行者谷分れ→元谷入口→大神山神社奥宮→大山寺→南光河原駐車場

 前日より山崎さんの手配で近くのNTT保養所に泊まり宴会。 

 単調な階段で登る。

 下山の行者コースはブナ林の中、見事な黄色に紅葉を楽しみながら下っていく。登山道の崩落で何度か高巻きをしなければならない。

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