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登山の記録  京都府

ポンポン山(ポンポンやま)

【日  時】 2001年11月17日(土)
【山  名】 ポンポン山 678.9m
【山  域】 京都西南部
【天  候】 晴れ
【メンバー】 白馬夫婦、相良夫婦、西、玉井、ISO208、堀下、Mickey-son 9名
【コース 】 原立石09:00→神峰山寺09:25〜:40→川久保分岐09:55→行者衣掛松10:30→本山寺10:45〜11:00→夫婦杉11:20→ポンポン山11:55〜12:55→釈迦岳分岐13:05→杉谷集落13:30→金蔵寺分岐13:40→三鈷寺分岐13:40→善峰寺13:55〜14:05→光明寺15:15〜16:15

 JR高槻駅からバス(15分)にて原立石(はらだていし)下車。標識には神峰山寺(かぶさんじ)まで1.5Km、本山寺までは4.8Km、ポンポン山は8.3Kmの距離と書かれてあった。右側の用水路に沿ってアスファルトの道を歩いていく。本山寺まではほとんどアスファルトが続く。10分ぐらいで鳥居が現れ、ここから少し緩やかな登りとなる。再び鳥居が見えると神峰山寺である。この鳥居には縄に樒を結び上から吊してある。聖地との境を示すもので勧請掛け(かんじょうがけ)と呼ばれている。山門をくぐり境内にはいるとカリンの木が何カ所かにあり、実を付けている。更に賽銭箱横にも持ち帰り自由のカリンが置かれている。ここのもみじの紅葉もきれいだが本数は少ない。

 更に車道を登っていくと右に川久保方面の車道があるがそのまま直進、途中、左手には大阪市街が会間望める。しばらくしてから鳥居、山門をくぐり、本山寺(ほんざんじ)手前で舗装路から離れ、左側の旧の登山道にはいる。行者が衣を掛けた松(枯れている)を通り過ぎ、今回初めての少しきつい坂を登り、石段を登ると本山寺に到着。ここではイチョウ、もみじが見事に紅葉しており、色も黄緑、黄色、赤と色とりどりですばらしい景観である。また手水にも使われている冷たい水を補給し、休息(トイレ有り)。そのまま境内を横切り、裏手に回り、後は尾根伝いに小さなアップダウンを繰り返し歩いていくが檜、杉の樹間のため景観は良くない。途中に樹齢330年の2本の夫婦杉に出会う。

 特に急な登りもなくポンポン山頂に到着。気温は8℃ぐらい。四股を踏むとポンポンと地響きがしてポンポン山の由来が分かる。ここで昼食にする。東には京都市内、比叡山、更に大津まで、南には淀川、大阪のビル群が見える。

 来た道を少し戻り、左に折れ、釈迦岳方面に向かう。後は下るのみのコースである。急な下りもなく出灰への道を左に見て、更に右に川久保渓谷へ分岐を通過、また左に小塩への下り道を見てやがて釈迦岳分岐。右は釈迦岳山頂へ。我々は左の道に進むが杉谷集落までは1.2Kmの標識、階段状の道を下り途中から現れる渓流を右に見て、どんどん下っていく。

 やがて三叉路(左は金蔵寺への道)。我々は右の道をとり、杉原集落を通過し、車道を下っていくと三鈷寺への道を左に見る。三鈷寺からは京都市内が一望できると書かれてあったがそのまま直進し、急斜面のつづら道を下ると、やがて正面の山麓と眼下に色とりどりの見事な紅葉が目に飛び込んでくる。西国33カ所の20番札所、善峰寺(よしみねでら)である。敷地の左側に出、紅葉を眺めながら駐車場を通り抜けて正門に出る。敷地内には遊竜の松などの寺宝が有るが(拝観料は500円)大きな敷地を散策するには時間がかかりそうなため、次の目的地である光明寺へ急ぐ。
善峰寺の紅葉
 竹林が多くある車道を約1時間ほど歩き、少々歩きくたびれた頃に光明寺に到着。観光シーズンのため混雑しているがやはりもみじ、イチョウの紅葉がすばらしい。特にもみじ通りは最盛期である。
目の保養をした後、バスで長岡京駅までいき、阪急電車で帰路に着く。

 ポンポン山はハイキングとして適当なコースである。紅葉にはちょうど良い時期であった。
善峰寺のホームページへ
 

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