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登山の記録  兵庫県

 禅師山登山(ぜんじやま)

地図でコースを見る  所要時間 3:55 水平歩行距離 4Km

【日  時】 2015年8月22日(土)
【山  名】 禅師山 434.1m
【山  域】 兵庫県宍粟市山崎町
【天  候】 曇り
【メンバー】 白馬夫婦、和田、知加良、Mickey-son 5名
【コース 】 戸原ふれあいセンター駐車場(85m)9:10→鳥居(115m)9:20→伏見稲荷大明神(135m)9:25→左下に揖保川(270m)10:00→展望地(400m)10:25〜:45→禅師谷分岐(390m)10:45→川戸、安富分岐(415m)10:50→反射板(450m)11:00→禅師山頂上11:05〜12:00→大岩(215m)12:45→観世音菩薩お堂(115m)13:00→戸原ふれあいセンター駐車場13:05

 宍粟50名山49番目の禅師山に登る。久しぶりの登山である。国道29号線から県道80号線で西進し、地元の人に許可をもらい、戸原ふれあいセンターの広い駐車場に車を止めさせてもらい、時計回りの周回コースを歩くことにする。
案内標に従って民家の中を進んでいくと地元の人に山ヒルに注意しろと忠告があって予想だにしなかったことに一瞬ドキッとする。

 個々の敷地の広い墓地を左右に見ながら杉林を過ぎると正面に防獣用のフェンスと赤い鳥居が見えてくる。右に折れると禅師谷コースとなるが本日は暑いので尾根コースを選択しているため直進し、石段で鳥居を何個かくぐり抜け、伏見稲荷大明神に到着する。左側に回り込み本格的な登山を開始する。この辺りからは今までのちゃんとしたルート案内が全く無くなり、時々ルートを探索しながら登っていく。

 国土地理院の地図ではこの辺りで分岐があるが道は判然とせず、そのまま適当に踏み跡らしき所を選択しながら登っていく。やがて尾根筋に出て、道はしっかりして再び案内標やテープが見られるようになる。風も微かに吹き少しは涼しく感じる。しばらくすると左下方に視界が開け、大きく湾曲している揖保川が真下に見える。W氏が立ち止り、ズボンをたくし上げると脛にヒルが吸い付いている。火であぶり取ろうとするがなかなか取れない。取った後も血が止まらないのでバンドエイドで処置する。

 しばらくは尾根伝いに歩くが樹林の中のため黙々と進んでいく。右手上には禅師山が見えてくる。その内、T氏も脛にヒルが吸い付いているのを発見する。払いのけたヒルは地面でピョコピョコ飛び跳ねている。こう頻繁にヒルが取り付くようでは地元民が注意してくれるはずである。頻繁にお互いの体中をチェックしながら登っていく。ピークに到着すると左側に「展望地」の標識が現れる。休憩を兼ねて初めての眺望を楽しむ。ここからは送電線と北西に後山、北に黒尾山、北東に暁晴山など多くの山々が望める。

 少し進むと右に禅師谷分岐を見た後、更にヒノキの植林の中を進んでいくとまた分岐が現れ、直進は川戸、安富へと下る道であるが我々は右に折れ、境界尾根道に入る。すぐに禅師廃寺跡の記念石碑が現れる。かなり広い敷地でお寺の面影は全くないがあちこちに礎石が見られる。今はすっかり木立に囲まれている。次の分岐で標識の指示通り、大きく右に折れ、歩を進むと反射板が現れる。左横を抜けて少し下ってから、登り返すと4等三角点がある禅師山頂上となる。頂上では北西側のみわずかに樹木が伐採されており、その先には山崎市街方面が望める。

戸原ふれあいセンターに車を止める。→ 登山口案内標に従い民家の中を進んでいく→ フェンスと鳥居が見えてくる→
連続鳥居の先に伏見稲荷大明神→ 左真下に揖保川が見える→ 展望地より山崎市街を望む→
更に後山、黒尾山、暁晴山などが望める→ 右手に禅師谷コース分岐が現れる→ 次の分岐で右に折れる 直進は川戸、安富へ→
禅師山廃寺跡(養法寺)が現れる→ 右に鋭角に折れ、境界尾根を離れる→ 反射板で左に少し下り、登り返す→

 ヒルに注意しながら昼食を終え、下山を開始する。谷筋は蒸し暑いし、ヒルを避けるため禅師谷コースを避け、南側へ尾根筋を下っていくことにする。わずかに残るピンクのテープを目印に下っていくがそれも直ぐに無くなり、今回も適当に踏み跡らしき所を選んで尾根筋の急坂をどんどん下っていく。右側に大岩を見てからは少し西にコースを逸れてしまい谷筋となってきて、風が通りにくくなってきたため蒸し暑くなってくる。予定していたコースから外れてきているがそのまま植林帯を下っていく。

 やがて観世音菩薩のお堂に到着。その先には防獣用フェンスが見える。右手にはフェンス沿いに禅師谷コースへと通じる道が続いている。フェンスの扉を通り抜けるとうまく今朝歩いてきた民家の中に出てすんなりと駐車場に戻ることができた。結果オーライである。

ほとんど樹林に囲まれた禅師山頂上→ 禅師山からの南側へ下る→ 大岩の横を下った後、植林帯に入る→
観世音菩薩に到着→ フェンスが見えると下山

 登山を終えた後もヒルが取り付いていないか体中をチェックする。やはりヒルが女性の靴下にくっついているのを発見。前日の雨で地面が湿っていて、気温も高かったのでヒルも元気そのものである。この山はヒルに要注意である。しかし私は幸いなことに一度もヒルに取りつかれなかった。ヒルが嫌がる匂いを発していたためか。

 はやしだ交流センター ゆたりん温泉(600円)で汗を流して帰宅につく。

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