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登山の記録　　兵庫県

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大段山登山（おおだんやま）

地図でコースをを見る　　所要時間　4：35

　宍粟（しそう）５０名山の一つである大段山に登る。国道２９号線の安積橋の三叉路で県道６号線、国道４２９号線と進み、百千家満（おちやま）公民館の先で右に折れ、草木ダム、こぶしの村を通過、左側の道路脇にある広場に車を止める。

　ここからは車道を上千町まで歩く。いろりの里を右に、神社を左に見て５分ほどで左に民家の横に登山口の案内柱が現れる。民家の横を通り杉林に入るとすぐに右に折れるよう案内矢印が現れる。左に巻いて登っていくと一宮町黒原に通じる峠に出る。峠の反対側は舗装された林道がある。左に折れ、更に尾根を登っていく。左側は植林された針葉樹、右側は広葉樹の雑木林である。展望の良い所で右手に笠杉山が見える。しばらくすると赤松が増え始め、松食い虫に荒らされた松の多い松林に出てくる。マツタケは採れるのかな？頂上は近い。

　広々とした場所に出る。足元にはたくさんの毬栗が落ちている。冬眠から覚めた熊が来そうな感じである。正面に案内板があり、左はこぶしの村へ、指示通り右に折れ、奥の少し盛り上がった所に進むと2等三角点の大段山頂上となる。ここも広々としている。昼食は少しもどって、開けた場所でとる。

大段山登山口→	尾根道に出て左に折れる→	尾根を登っていく→
松が多く現れる→	右手に笠杉山→	松林越しに左手に暁晴山と砥峰→
千町ヶ峰→	大段山頂上手前の広場　頂上は右手奥→	大段山頂上→

　昼食後、こぶしの里に下る尾根道の右側を 50mほど下った所にカール状に開けた湿地帯があり、探索に行く。枯葉で覆われており水は一部しか溜まってはいないがあちこちにミズゴケが見られる。水溜りには蛙の卵らしきものが多数ある。

　稜線に引返し、更に尾根道を行くとやはり右側に同じような湿地帯が２回現れる。同じような雰囲気である。付近には馬酔木が多い。左側には西段ヶ峰や段ヶ峰が望める。急坂を下り、左手に「こぶしの里」への分岐の標識が現れる。我々は直進し、草木ダム方面の下山道を進むがここからはマイナーな登山道となる。右手奥には氷ノ山がうっすらと見える。気持ちの良い尾根筋をドンドン進む。あまり高低差は無い。９１５のピークを過ぎてしばらくしてから左に進路をとり、別の尾根に取り付く。この辺りも雰囲気の良い鞍部である。８００ピークから真南に下り、車道に出る時のことを考え谷筋に入る。しかし枯葉の下はガレ場であり、おまけに急坂であるため足を滑らしながら下っていく。非常に歩き辛い。下山して空き地に出ると車道である。　

頂上から雑木林の中を下って湿地に向かう→	開けた湿地帯→	水溜りの中に蛙の卵が→
西段ヶ峰→	広々とした尾根道→	左にこぶしの里への分岐→
915mピーク→	氷ノ山が霞んで見える→	800.3mのピークを目指す→
雰囲気の良い鞍部→	下山口までガレ場→

　下山後は車道を駐車場まで歩いて行く。沿道にはあちこちにミツマタの花が咲いている。右側の道路端には樹齢300年を超える高さ３０ｍの大ミズナラの木が一本現れ、その説明板が立てられている。次にこぶしの村の小屋の手前左側には登山口が、更に右側には草木川を渡って千町ヶ峰登山口が現れ、千町ヶ峰を右に見ながら駐車場に到着。

あちこちに咲くミツマタの花→	大ミズナラの木→	こぶしの村からの登山口→
こぶしの村→	車道右側にある千町ヶ峰登山口→	車道から見る千町ヶ峰

　大段山の尾根道は至る所で広々とした広葉樹林で雰囲気が良く、紅葉時分にもう一度来たい山である。
帰路にまほろば温泉（400円）で汗を流す。本日はR29に因んで29日のためキャンペーンで200円割引の400円で入湯。

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