Mickey-sonのホーム山の部屋登山記録→兵庫県→七種薬師

登山記録  兵庫県

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七種薬師(なぐさやくし) 登山 

コース2

地図でコースをを見る  所要時間 6:35  水平歩行距離 8.7Km 累積標高 ±830m

【日  時】 2019年4月4日(木)
【山  名】 七種薬師 616.1m 十字峰 550m 岩ヶ谷 334.9m 行者山 290m
【山  域】 姫路市福崎町
【天  候】 晴れ
【メンバー】 にっしゃん、Mickey-son 2名
【コース 】 宝積院駐車場(110mH)9:10→村上牧場入口(120mH)9:22→三叉路(125mH)9:25→明王寺池(155mH)9:35→尾根(280mH)10:00→ナイフリッジ(365mH)10:25→377ピーク10:35→ゴジラ岩(415mH)10:50→十字峰分岐(535mH)11:25→七種薬師頂上(616mH)11:45〜12:30→十字峰分岐(535mH)12:43→十字峰(550mH)12:47→ピーク(480mH)13:05→展望地(450mH)13:15→ピーク(350mH)13:35→岩ヶ谷山頂上(334.9mH)13:50→ゴリラ岩上部(325mH)14:10→明王寺池分岐(300mH)14:30→ピーク(280mH)14:35→#86鉄塔(255mH)15:00→行者山頂上(290mH)15:10→南無不動明王(195mH)15:30→宝積院駐車場15:45

 地獄鎌尾根から七種薬師に登頂し、西尾根からゴリラ岩経由で縦走し宝積寺に下る反時計回りの周回路を歩く。前回は11年前に登り、地獄鎌尾根から東尾根に縦走するコースであった。
 播但自動車道から中国自動車道に入り夢前スマートICで降り、県道67号線、407号線を走行して下山予定の宝積院の駐車場に車を止めさせてもらい、ここから歩いて村田牧場に向かう。だんだん匂いが漂ってくるので牧場が近づいていることが判る。左側に巡視路の「火の用心」の標識が現れる。ここからは行者山に登れそうである。最初の三差路で左に進むと左右には牛小屋が現れ、近づくと牛たちが寄ってくる。やがて明王寺(みょうおうじ)池が現れる。左側には西尾根からの下山口がある。右に折れてその堰堤を進んでいく。

 正面に「地獄鎌尾根」の赤プレートがある登り口が現れるがいきなりの急勾配のため各自適当に登っているようで道ははっきりしていない。時折、マーキングテープを見かける。尾根まででひと汗をかく。尾根に到着すると右手には尾根筋にしっかりした道が見える。新しい尾根道ルートができているようだ。ここからは北に方向転換して緩やかな尾根道となる。ここで持ってきた自転車用のヘルメットを装着する。左側の西尾根にはゴリラ岩とその先には明神山が梢越しに常に見えている。この道ははっきりしているにも拘わらずやたらとマーキングテープがつけられている。

 やがて岩場が現れると最初のピークとなり次にシダに覆われた道を過ぎるとナイフリッジとなる。右側(東)は切れ落ちている。前回はそれ程恐怖に感じられなかったが年と共に足元が不安定となっているのを感じる。行く手には岸壁が立ちはだかっているのが見える。更に岩稜を越えていくとデコボコした岩肌の「ゴジラ岩」(ゴリラ岩ではない)となる。近くで見ると持つ所がある上、グリップがあるため結構登りやすい。柱状節理の岩のようであるが更にその上部では板状節理(鉄平石)となって板状に岩がはがれている。家庭で飾りとするために20cm程度の石板を持ち帰ることにする。お陰ですっかりリュックは重くなってしまった。

 トラロープのある急登を登っていくと十字峰直下に標識が現れるので右に折れて七種薬師を目指す。尾根道を一旦、下った後、正面に見えるピークが頂上のように見え、頑張るが更にその先にまたピークが見える。いつものごとく偽頂上に騙される。頂上手前の展望所からは先程登ってきたゴジラ岩の東側の岸壁が望める。

 トラロープのある急場を登りきると頂上である。頂上には2等三角点と小さな丸太の椅子が準備されていたのでこれに座り昼食とする。本日は天気が良すぎて靄がかかっておりその上、風も無いため南側は遠望が利かないが北側には近くは七種滝、七種山、七種槍が遠くには段ヶ峰、千ヶ峰が望める。七種薬師から十字峰までは所々遭難用位置表示が設置されている。七種青少年野外活動センターが七種山周回ハイキング用に設置したのだろう。

宝積院→ 牛達が出迎えてくれる→ 明王寺池の堰堤を進む→
明王寺池に映った十字峰→ 急こう配を適当に登っていく→ 緩やかな尾根道→
左の西尾根に「ゴリラ岩」とその先に明神山→ 迫力のあるナイフリッジと
奥に十字峰と七種薬師→
ナイフリッジを振り返って→
次に正面に岸壁(ゴジラ岩)が立ちはだかる→ ゴツゴツしたゴジラの背中でガッツポーズ→ ゴジラ岩上部から明王寺池を見下ろす→
見事な板状節理(鉄平石)→ 褶曲した岩→ 七種薬師への分岐で右に折れる→
先程登ってきた地獄鎌尾根が右下に見える→ 丸太椅子がある七種薬師頂上→ 頂上にある祠→

 昼食後、来た道を引き返し、右に折れて十字峰を目指す。十字峰頂上は位置記号の標識が掲げられているだけの何の変哲も無い。十字峰とは名ばかりであり、実際はT字路である。右方向(北)には七種山へのルートがある。左には「西尾根」の赤色プレートがロープにぶら下げられている。すぐに左(西)に折れ、尾根伝いに下っていく。ウバメガシが多い自然林の中を進み、途中にはタムシバが白い花を咲かせている。次のピークで進行方向が南に変わる。

 道が露岩に変わると展望が開け左側には午前中に歩いてきた地獄鎌尾根が展望できる。右下には夢前川が見えてくる。相変わらず明神山も見えている。正面にはこれから行く赤白の鉄塔や行者山の尾根筋が見ることができる。ピークを過ぎ、岩稜細尾根を注意して通過して岩場を登っていくと次のピークが「岩ヶ谷」となる。

 左に十字峰や七種薬師を眺めながら尾根を順調に歩いていると突然目の前にトラロープで通行止めとなっている。ロープを超えて様子を見に行くと道が途切れ崖となっている、ゴリラの鼻は目の前に見えているが下ることができない。「ゴリラ岩」のおでこに出たことになる。ここからは周りのほとんど見渡せられ、行者山までの尾根筋もはっきりと確認できる。少し戻って左側(東)の迂回路に下っていく。目の前の大きな岩稜に出ると「ゴリラ岩」の左頬辺りに出る。右目辺りには小さな石仏が安置されている。しばらくゴリラの鼻と戯れてからシダ道を下っていく。

 左に樹間越しに村田牧場が見えると目立つ赤いテープがあり、多くの方はここから明王寺池へ下る道となる。我々は更に西尾根を南に攻めるために直進していく。マーキングは無いが道は結構しっかりしており、時々シダで踏み跡が隠された所があるが時折、幅広い尾根道となる。これだと迷うことはない。日当たりが良いのか1本だけ満開の山ツツジが目を楽しませてくれる。笹薮を抜けてからヌタ場を何カ所か見かけながら4回ほどピークを通過すると右側に巡視路が現れる。今朝、村田牧場入り口で見かけた巡視路につながっているようだ。直前まではシダ類が道を覆っていたがここからは下草が刈られ整備された道となる。流石、関西電力。直ぐに斜面にある赤白にペイントされた#86鉄塔に到着する。

 鉄塔の下をくぐり急登していくと露岩がある行者山の頂上となる。ここは頂上を示す何のマーキングもない。少し下ってから左右の露岩の間を抜けていく。右側に踏み跡が見えるがこれは「諏訪」へ下る道のようである。左側にテープマーキングがあるのでそれに従って下っていくと自然に進路が東になり山腹を下るようになる。最後の急坂を下っていくと下方に赤い幟がはためいているのが見えてくる。幟には「不動明王」と書かれている。そこには岩の中央に大日如来が彫り込まれ、左側には不動明王がはめ込まれている。更に右側の祠には「天照大神宮」、「日本諸神?」と彫り込まれている。

 ここからは丸太階段の参道を下っていくが道端には番号が振られた祠が続いており、やがて風変わりな形をした墓石(安政四巳年と彫られている)を右に見て防獣ネットを抜けると宝積院の裏手に出る。

十字峰で左に折れ、西尾根に向かう→ タムシバが花を咲かせている→ 展望所 対岸にゴジラ岩と左奥に七種薬師→
前方に赤白鉄塔と行者山→ ピークを過ぎると岩稜が現れる→ 4等三角点がある岩ヶ谷山頂上→
左 十字峰 右 七種薬師→ 「ゴリラ岩」の東側を迂回する→ 「ゴリラ岩」の鼻先に立つ→
左は明王寺池へ 直進して行者山を目指す→ 満開の山ツツジ→ 赤白の鉄塔#86に到着→
行者山頂上→ 2つの岩が迎えてくれる→ 行程上で一番大きかったヌタ場→
石に彫り込まれた不動明王→ 参道沿いに地蔵さんが点在→ 宝積院→

ルート上にはトイレは無し。
 現在宝積院がたつ場所は平安時代末期の長寛二年に三枝正頼によって築城された三枝城跡とされている。院の正面はお城の石垣らしい。住職は温和な人で院の南側の道は西国三十三ヶ所の書写山観音霊場の二十七番目から板坂峠を越えて二十八番目の成相山への旧道と教えてくれる。

コース1

地図でコースをを見る  所要時間 5:45

【日  時】 2008年11月2日(日)
【山  名】 七種薬師 616m
【山  域】 姫路市福崎町
【天  候】 晴れ
【メンバー】 白馬、和田、今泉、Mickey-son 4名
【コース 】 墓地(95mH)08:45→三叉路(125mH)9:05→明王寺池堰堤(155mH)9:15→尾根(275mH)9:40→岩尾根(ナイフリッジ360mH)10:10→ゴジラ岩(395mH)10:30〜10:45→十字峰分岐(535mH)11:10→十字峰(550mH)11:15→七種薬師頂上(616mH)11:35〜12:45→野外活動センター分岐(570mH)12:50→ピーク(470mH)13:05→三枝草分岐(500mH)13:2→ピーク(440mH)13:30→ピーク(430mH)13:35→岩場(385mH)13:50→ピーク(390mH)14:00→岩場ピーク(390mH)14:02→四等三角点(397.3mH)14:07→岩場(320mH)14:30→板坂峠(210mH)14:40→お墓15:00

 三枝草集落の墓地の近くに車を止め、少し戻り、橋を渡って右に折れ、養鶏場がある方に舗装左側に明神山と西尾根路を歩いていく。養鶏場を抜けると三叉路が現れるが、七種薬師の道標の指示通り、左側の未舗装路をとる。可愛い目をして我々を眺めてくれる養牛場を通りぬけ、人工池の明王寺池を右に折れ(左側は西尾根への登山口である)、堰堤上を歩き対岸に渡る。ここからは樹林帯の中を直線的に登る急な登山道となる。地獄鎌尾根ルートと道標に書かれている。途中、あちこちに道らしき踏み跡があり紛らわしい。獣道か、下りる人たちがいろんなルートを作ってしまったのかもしれない。案内の赤いテープを確認しながら登っていく。尾根までは急勾配を登るのでかなりしんどいコースである。。やがて尾根に出てコースを北に取り、ピークを過ぎると羊歯が生い茂った樹林の中の道を下っていく。この辺りは緩やかな上りであり、先ほどの体力消耗を挽回できる。しばらくすると左側に西尾根の岩場(ゴリラ岩)と明神山が見えてくる。
左右が切り立った岩尾根
 少し登りになると正面に大きな岩場が見えてくるがその両端は切り立った断崖絶壁となっている。一瞬歩くことができるのかなと思ってしまう。登山路はその僅かな稜線を歩く慎重に登るようになっている。此処の事を地獄鎌尾根と呼んでいるのだろう。特に右側の崖下は50mはありそうである。転落すれば一巻の終わりであろう。慎重に落ちないように登っていく。素人考えでは岩の感じから判断して北にある明神山、雪彦山と同様な地質のようである。
雲母のように板状に崩壊している。玄関タイルに使用したら趣のある家ができそうであるが持ち帰るには重量的に無理がある。

 ここを登りきると次にゴジラの背中のような、凹凸が多数ある岩場にでるが表面に凹凸があるため滑らないで容易に登ることができる。左側に脇道があるがそのまま直線ゴツゴツした岩場的に岩盤の上を四つんばいで登っていく。ここから振り返ると鶏舎、牛舎及び先ほど登ってきた尾根筋が見える。また、断崖には所々、うるしの葉が赤くなっているが全体的に広葉樹は少ないため紅葉を楽しむところまではいかない。






登ってきた地獄鎌尾根の絶壁を振り返って十字峰手前の案内板 尾根が十字に交わる十字峰のやや手前に、右方向が七種薬師への分岐の案内がある。しかし十字峰を確認するためにそのまま登る。実際の十字峰での分岐道は十字でなくT字で、直進は七種山方面、左は西尾根への分岐である。元に戻り、七種薬師を目指す。いくつかの小さなコルとピークを越えて町界尾根を上っていくと、薬師ノ峯の山頂に達する。
右手には先ほど登ってきた地獄鎌尾根の絶壁がチラチラと見える。あそこを登ってきたのだと感心する。

 頂上はあまり広くなく、4畳半程度の平地となっている。昼食にする。ここからは北には段が峰、東には七種槍、南も視界が開けていてそうびろ山が見える。残念ながら瀬戸内海は霞んでいて見えない。この山を象徴する薬師如来の石像は、山頂のすぐ下の簡素な石の祠の中に座っていた。

 昼食後、進路を東にとり、急な道をしばらく下っていく。頂上近くには所々にイノシシの大きなヌタ場があり、その周りにはあちこちの木々に猪が擦り付けたであろう白い泥が付いている。左手に野外活動センターに下りる分岐道標が現れる。そのまま直進し、ピークを通り過ぎると今度は同じく左側にそうびろ山への分岐に出会う。ここを一旦、西に向きを変え、しばらくすると南に進路が変わる。何度かピークを過ぎると岩場が2箇所あり、そこからは視界をさえぎる木々は無いため見晴らしは良好である。ここでも西側は絶壁断崖である。このコースはこれらの岩場以外は樹林の中を歩くため、ただ黙々と歩くのみであり、あまり面白みの無いコースである。4等三角点でしばし休憩。

 ほとんどが尾根筋のルートであるが途中、2箇所、コースが左に変わる箇所があり、マーキングが無ければルートを見逃すところがある。杉林になると下りが急になりやがて鞍部に到着する。板坂峠である。ここにも薬師如来の石像がある。ここを右に曲がれば出発地点に戻る。

 この道は比較的道幅は広く、馬車でも通れそうである。西国古道の標識が立っている。昔は三枝草と板坂の集落を行き来していたのであろう。下るにつれ、また鶏糞の匂いがしてくる。右手に池を見ると匂いの元である養鶏場が現れ、ここからは20分ほどで墓地に到着。

 今回の登山では誰にも会わなかったのでマイナーな山なのかな。しかし、このルートには、これでもかという程に木々にビニールテープでマーキングされているため道に迷うようなことはない。帰りは「サンピア姫路ゆめさき」で汗を流して帰路に着く。ここは600円で入浴客が少なく穴場である。

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