Mickey-sonのホーム山の部屋登山の記録→兵庫県→三嶽、小金ヶ岳

登山の記録  兵庫県

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三嶽〜小金ヶ岳登山(みたけ〜こがねがだけ)

所要時間 5:50

【日  時】 2002年9月15日(日)
【山  名】  三嶽 793m 小金ヶ岳 726m
【山  域】 兵庫県多紀アルプス
【天  候】 曇り時々晴れ
【メンバー】 白馬夫婦、井上、山崎、鷹崎、Mickey-son 6名
【コース 】 火打登山口(265mH)9:00→鳥居堂跡(520mH)9:55→大岳寺跡(575mH)9:10→三嶽10:40〜:50→大タワ(515mH)11:20〜12:15→小金ヶ岳13:10〜:20→十字路(555mH)13:55→福泉寺跡(565mH)14:10→小金口(295mH)14:50

 火打岩(ひうちわん)バス停近くの道路脇左右に三嶽登山口の標識があり、そこから民家の路地を抜けて山道に入る。30分ほど登っていくと左側に三嶽道口への分岐に出会い、そのまま直進するとすぐに樹林の尾根伝いのゆったりした水平道となる。やがて左に鳥居堂跡の標識が現れるが現在は大売神社の境内に移され、跡を偲ぶだけとなっている。更に右手に分岐を見た後、大岳寺跡の標識が左手に現れるが、ここでも草木が生い茂り、少し大きい石があるばかりで付近には何も見あたらない。ここから登りとなった後、露岩場にでる。ここからは先ほど登ってきた集落が、また西の方向には西ヶ岳、東には小金ヶ岳が望める。景色観賞のため小憩を取る。

 しばらく笹道を緩やかに登っていくと杉林になり、程なく東風の避難小屋(トイレ有り)が正面に見えてくる。やがて稜線にでると左は三嶽山頂、右には役行者を祀る石室がある場所に出る。まず左に30m程登ると円形の方位盤がある三嶽頂上となり、傍らには鉄塔がそびえ立ち、眺望は余りきかない。すぐに石室に戻る。すぐ横の岩場からは周辺の山々が良く見渡せる。

 ここで昼食を取ろうとしたが先客が多いため下ることにする。いきなり急激な下りとなり、至る所に鎖やロープが用意されている。慎重に下り、笹道の中、整備された段差の大きい階段状の道になると大タワの鞍部はまもなくである。大タワでは県道301号線のすぐ横で広場となっており、トイレと駐車場がある。ここで昼食とする。

 県道を渡り、杉林の中を急な階段道を登っていくと岩場に出る。北壁北壁と呼ばれる岩場では後ろに三嶽が、正面にこれから登る小金ヶ岳が迫ってくる。左側は絶壁である。頂上には三嶽と同じく円形の方位盤があり、少し灌木に遮られるがここからの景色は十分である。

 以前には筱見四十八滝のコースからここ小金ヶ岳に来たのであるが今回は小金口へ下るルートを選択する。下り口は分かりやすいのであるが少し進むと急激な下りとなり、おまけに道が途切れてしまう。案内のマークもなく、しばし、樹木の枝を支えに周りを探しながら下っていく。石が浮いており、落石しやすいため注意が必要である。やっとの事で左側に案内のマークを見つける。ここから先は要所要所にマークがつけられており、やっと道らしくなる。下りきった鞍部で左は鍔市ダムへ、右は大タワへの分岐に出る。

 再び登りとなり、その後、緩やかな道となると福泉寺跡の案内が出る。福泉寺は平安時代の終わり頃に建立され、大峰山の竜泉寺に対抗して命名されたが大峰山の僧兵によってすべて焼かれてしまったが代表的な修験道場の遺構ということである。これを左に見ると、後は下り道となり、やがて谷川に出会い、沢沿いに下っていき砂防ダムを見かけるとほどなく到着である。

 帰りはいつもの通り温泉に立ち寄るが今回は「ささやま荘」で入ることにした。料金700円、泉質はまけきらいの湯(ナトリウム−カルシウム塩化物泉)。
4月、5月はヒカゲツツジ、クリンソウが見られる。

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