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登山の記録  兵庫県

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菊水山(きくすいやま) 登山

地図でコースを見る  所要時間 4:20  水平歩行距離 6.7Km 

【日  時】 2018年5月10日(木)
【山  名】 菊水山(きくすいやま) 458.8m
【山  域】 兵庫県神戸市北区山田町下谷上
【天  候】 晴れ時々曇り
【メンバー】 にっしゃん、あやちゃん、のむさん、いなさん、Mickey-son 5名
【コース 】 鵯越駅(135mH)9:50→公園(130mH)9:55→鳥原ポンプ場(120mH)10:05→分岐(120mH)10:10→鈴蘭台処理場(130mH)10:25→分岐(170mH)10:35→石井ダム上(235mH)10:50→妙号岩横(220mH)11:05→菊水ルンゼ入口(240mH)11:15→ルンゼ下(250mH)11:30→ルンゼ上(355mH)12:10→菊水山頂上(458.8mH)12:30~13:15→池(415mH)13:20→中里分岐(420mH)13:25→#8鉄塔(350mH)13:45→左に分岐(315mH)13:50→下山口(290mH)13:55→鈴蘭台駅(280mH)14:10

 にっしゃんに誘われ、菊水ルンゼにトライする。神戸電鉄有馬線で鵯越(ひよどりごえ)駅まで行き、駅東側から細い道を少し下り、右に折れて公園にて出発の準備を整え出発する。街中とは思えない鬱蒼とした森の中にある。
しばらく進むと、車道に出会うので、左に折れ、道なりに進んでいくとポンプ場の少し先に菊水山は右への標柱が現れる。これを無視して舗装路を登っていくがその先で山麓バイパスに突き当たり行き止まりとなっていた。道の間違いに気付き、先ほどの標柱まで戻り、左(間違ってなければ右に)に折れ正規のルートに入る。

 下るとすぐに舗装道路に出会うので左に折れ、谷沿いの道を歩みを進める。右側には鳥原川(からすはらがわ)の流れがあり滝となっている所もある。昨夜までの雨で増水しているのか水量が多い。山麓バイパスや導水管下をくぐり、正面に鳥原(からすはら)処理場を見てから左に緩やかに曲がっていき、左上側に神戸電鉄有馬線を眺めながら平坦な遊歩道を進んでいく。

 正面にどでかいが格好いいダムが見えてくる。石井ダムである。レクリエーション多目的ダムとして作られているため多くの散策者がダム周辺を歩いている。ダム前の広々とした広場左側から階段を折り返しながらダムの上まで上がる。ダム上から南側を見ると神戸電鉄高架越しに三菱造船所が見える。巨大なダムに反して貯水量はショボく、まるで溜め池のようである。しかしダム側面を見るとかなり高い所まで茶色になっているので満水時には大きな貯水池となっているのだろう。

 散策路は右岸に続いている。その正面には「妙号岩(みょうごういわ)」がそびえている。近くまで来ると左側の垂直岩壁でロープを使ってロッククライミングをしている人達がいる。その傍には大きく「南無阿弥陀仏」と文字が彫り込まれており、「妙号岩」の案内板には150年前に極楽寺和尚が1文字1.3m角の大きさで彫ったと書かれている。折角なのでその案内板がある所でガードレールを乗り越えて分け入って「南無阿弥陀仏」の真下まで這い上がっていく。

 橋を渡った先で何の案内も無いが電柱の脇から右に茂みの中に入り込む。ここからはルンゼまで急斜面をトラバースしていくがこれだけでも難所歩きである。途中、大きな看板の残骸があったがなぜこんな所に設置したのだろう。ようやくルンゼ下まで辿り着き、超急こう配のルンゼの遡行を開始する。見上げると急こう配の直線的なルートが続いている。ルンゼとはいうものの小滝が連続している。岩質は一部を除いて全般的にしっかりしていて水に濡れていてもグリップは確保されているが大石は丸っこいので登りづらい。基本的には水流の右側を遡行していく。途中で振り返ると足元は急激に落ち込んでおり、とても降りられそうもない。このルートはやはり登り専用だ。貯水湖対岸には先ほど歩いてきた道路と「妙号岩」が見える。

 やっとの思いで遂にルンゼを攻略。50m程の登りに50分かかっている。ここからは右方向に登っていくとルンゼ西側の尾根道に合流して左に折れて進み、アンテナを左に見て菊水山頂上となる。頂上の展望台からは霞んではいるが加古川方面から神戸市方面まで見渡せられる。ここで昼食とする。

公園で準備してスタート→ 鬱蒼とした森の中を進む→ 菊水山への指示で右に折れる→
昨日の雨で→ 鈴蘭台処理場への導水管の下をくぐる→ 石井ダムまで平坦な遊歩道を歩く→
石井ダムを見上げて→ 石井ダムの階段を登っていく→ ダム湖沿いを前方に「妙号岩」を見ながら→
対岸より「菊水ルンゼ」を見る ルンゼコース→ 妙号岩の岩壁でロッククライミング中→ 案内の無い所を右に入り込む→
ルンゼ(岩溝)登行を開始→ 天を仰いで登っていく→ 上から見る高度感→
一息入れる→ 両手両足を使って慎重に→ ついに登り詰めた→
菊水山頂上からの展望 西から南側

 下山は鈴蘭台駅に向かって下山する。整備された緩やかな道を辿っていく。鯉が泳いでいる池を左に見て次に中里の住宅街のすぐ左を通過する。山の中とは思えない。グラウンドが右脇に見えその内、石畳エリアとなる。左上からは階段道が合流してくる。#8鉄塔を通過し、正面に神戸電鉄の車庫が見えると下山口である。後は線路沿いに北上すれば鈴蘭台駅に到着して本日の登山は終了。

菊水山頂上→ 鈴蘭台方面にへ進む 右は鍋蓋山へ→ この先の車道脇に鯉がいる池がある→
鈴蘭台・車庫方面に進む→ 下山口 鈴蘭台駅に向かう

 菊水山からはいろいろなコースがあり、返って迷いやすい。要所要所に標識が有るので地図としっかり照らし合わせる必要がある。トイレは石井ダム管理棟にある。
鈴蘭台駅から新開地まで電車で移動して源泉かけ流しの「朝日温泉」430円で汗を流す予定であったが手前の湊川駅で下りてしまいJR沿いの「朝日温泉」まで歩く羽目になる。入浴後にみんなで飲み会をするために神戸駅まで行くが5時前のため何処とも開店しておらず、またまたうろうろすることになってしまった。結局、地下街の高速神戸駅付近まで歩いてやっとビールにありつけた。

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