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登山の記録  兵庫県

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 笠杉山(かさすぎやま)登山

【日  時】 2005年5月29日(日)
【山  名】 笠杉山 1032m
【山  域】 兵庫県一宮山系
【天  候】 晴れ
【メンバー】 白馬夫婦、西、知加良、鷹崎、Mickey-son 6名
【コース 】 堰堤(430m)9:30→東尾根(865m)10:50→笠杉山11:35〜12:30→笠杉峠(902m)12:55→ピーク(955m)13:05→大岩(1025m)13:20→ピーク(1085m)13:30→モミの木(1090m)14:00→段ケ峰途中→モミの木15:00→大岩15:30→谷の三俣→堰堤

 国道312号線を山口小学校手前で西に折れ、JRをくぐり抜けると田路(とうじ)川沿いに堰堤ある所まで車で行く。ここで車を止め、しばらくは林道を登っていく。橋を渡った後、ミツマタ木の群生を眺め、ヘアピンカーブを過ぎた当たりで適当に右側の斜面に取り付く。
 檜林の中をテープのマーキングに従って、道無き道を尾根伝いに進んでいく。所々に境界杭が打たれている。ピークを過ぎた当たりではほんの小さな水溜まりにオタマジャクシが泳いでいる。かすかな条件の中で生き延びているのに感心する。ここからはマーキングが無くなるがそのまま鹿の糞しかない急激な坂を滑りながら登っていく。
 頂上は小さな三角点があるのみで細長い岩場となっている。東西は見晴らしが良く、すぐ南東側には段が峰が見える。ここで昼食とする。
 頂上からは尾根伝いにしっかりした道であり、何度かアップダウンを繰り返しながら進んでいく。途中、朴の木、馬酔木、ドウダンツツジの花が咲いている。
 笠杉峠の鞍部では右は上千町へ、左は奥田路ルートと分かれている。しかしガイド図に書かれている祠の中のお地蔵さんは見あたらない。直進し、しばらくすると上り坂途中で右手に5m程の高さの大岩が現れる。その後、笹で覆われた高原風の場所に出ると前方に段が峰、右手に2本の無線アンテナ塔があるやはり笹に覆われたピークが見える場所に出る。広々とした気持ちの良い眺めである。ここで持参したガイド図通りに左に折れ、下りのルートに入る。しかしどんどん下るはずが段々登りとなり、不安に思いながら先を進むが結局、先ほどの高原から見た段が峰の景色となり、コースがおかしいことに気が付笠杉山より段が峰を見るく。分岐まで戻り、道を探るがそれらしき道はなく、時間が過ぎているため、更に笠杉峠まで戻り、標識案内がある奥田路への下山道を下るが下を見ると地崩れで倒木が多く、道が釈然としないため再び峠に戻り、更に来た道を引き返し、林道を選択する。急斜面を5m程下り、林道に下りる。しかし林道もまた去年の台風の影響であちこちで道が寸断されている。なんとか谷の三俣まで下りてくる。ここで沢が合流しており、休憩する。沢の水は冷たく気持ちがよい。山に向かって左側に先ほど下りようとした登山道がある。後は今朝歩いた林道を下って下山する。
 今回はポピュラーでない山のため、道標が無く、ガイド図頼りの我々には少し不満な結果となった。登山中、誰にも会わなかった。

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