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登山の記録  兵庫県

石戸山(いしどやま) 高見城山(たかみじょうやま) 頭光嶽(ずこうがく) 岩屋山(いわやさん) 登山

 地図でコースを見る   所要時間 6:15  水平歩行距離 9.0Km 累積標高は±1070mH
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【日  時】 2023年2月4日(土)
【山  名】 石戸山 548.5mH 高見城山 485.0mH 頭光嶽 439mH 岩屋山 490mH
【山  域】 丹波市氷上町
【天  候】 晴れ時々曇り
【メンバー】 もりごん、のむ、Mickey-son 3名
【コース 】 石龕寺駐車場(165mH)9:25→参道入り口(210mH)9:30→防獣フェンス(215mH)9:35→鐘楼/奥の院/足利将軍屋敷跡(350mH)9:50~10:00→#57鉄塔/頭光嶽(439mH)10:10~:20→金屋鉱山跡(450mH)10:35~:40→岩屋山分岐(480mH)10:50→石戸山頂上(548.5mH)11:00~:05→丹波の森公苑への分岐(465mH)12:05→赤白鉄塔(460mH)12:10→高見城山分岐(455mH)12:16→高見城山頂上485.0mH)12:20~13:00→赤白鉄塔(465mH)13:10→丹波の森公苑への分岐(465mH)13:15→石戸山頂上(548.5mH)14:10→石龕寺分岐(480mH)14:30→岩屋山頂上(490mH)14:35→重ね岩分岐(475mH)14:42→#56鉄塔(370mH)15:05→北谷分岐(275mH)15:17→毘沙門堂(190mH)15:30→石龕寺駐車場(165mH)15:35

 「丹波紅葉三山」の1つで有名な「石龕寺(せきがんじ)」を起点に石戸山から高見城山までピストン登山をする。往きは「奥の院」経由で登り、復りは「岩尾山」経由で下るコース。石龕寺で皆さんと待ち合わせ。岩屋川に沿って石龕寺に向かう際に車から「金屋鉱山跡」の崖が見えている。

 紅葉の時期には多くの見物客でにぎわっているがこの時期は人っ子一人もいない。従って仁王門前の駐車所まで車を進め、ここに駐車。気温3℃の中、まずは仁王門付近に残っている雪を踏みしめて門を潜っていく。左右にある国の重要文化財に指定されている定慶作の金剛力士像(仁王像)の「阿形」と「吽形」を眺めてから奥の毘沙門堂の右手にある「奥の院参道入り口」の石柱が建っている所から参道を登っていく。

 しばらくは九十九折りの参道である。防獣フェンスを抜け、護摩場分岐を左に見て更に九十九折りの参道を登っていく。植林帯の中を抜け、所々荒れた道を登っていくと休憩所を兼ねている「地蔵堂」に到着。この辺りにはちらほらと残雪があり、その次に鐘楼が現れる。ここからは岩屋山の切り立った断崖を見ることができる。掘削した「金屋鉱山跡」であろう。鐘を各人が一突きした後、その奥にある「奥の院拝殿」へ、この奥が「石龕寺」の謂れのある石窟があるのだろう。更に奥にある足利義詮の「将軍屋敷跡」まで足を延ばす。「足利将軍屋敷跡」と書かれた石柱の横に今はみすぼらしい小屋が建っているだけである。

 一旦、鐘楼まで戻り、左に折れ、登山続行。#57鉄塔がある開けた場所に出ると「頭光嶽(ずこうがく)」である。兵庫100山のガイドブックには頭尖嶽(とうせんがく)と書かれているが現地説明板は頭光嶽であり、お寺の云われからして頭光嶽が正しいと思われる。近くには「金屋鉱山跡」が緑の中に赤茶けた山肌を見せている。北西側に展望は開け、遠くに雪を頂いた山々を眺めることができる。鉄塔周りにはまだ雪が大分残っている。高見城山への道は木が生い茂り、見つけ辛い。短い急坂を下るとなだらかな尾根道となる。道上の雪はだんだん多くなる。

 左側の切り取られた断崖に沿って下っていくと林道のような広い道にでた、道の横に廃屋(昔の飯場か?)があり、やがて石だらけの底部に下る。露天掘りの左右が大きく削り取られた山、岩屋山の崖である。案内板に金屋鉱山跡と書かれ、大正時代から昭和50年代までカオリナイト(ろう石)を産出していたようである。主成分のカオリナイトは耐火煉瓦、タイル、陶磁器の原料にされるとのこと。えぐり取られた奥にブルトーザー2台とトラック1台が放置されている。南東に金屋方面に下る分岐があった、昔は金屋から車で登られたのだろうが今は廃道で車は通れそうにない。

 ここから急登を少し登ると堀切跡(峠道?)となり、城跡(岩屋山)経由石龕寺と石戸山への分岐に出る。下山はこちらから下る予定をして右に折れ、石戸山に向かう。だんだん登山道の積雪量が増えてきて登りでは枯葉と相まって足が滑りだす。アイゼンを付けることにするがもりごんさんは持参してきていないという。アイゼン無しではまだまだ先があるので体力的にしんどくなる事が予想されるため、私のチェーンスパイクの片足分を貸すことにする。まあ片足だけでも滑りにくくなるので大分、歩き易くなる。のむさんはちゃんと6本爪のアイゼンを持ってきている。

 残雪の石戸山頂上には立派な一等三角点と説明板があるが立ち木に囲まれて展望は無い。しばらくはなだらかな尾根道であるがだんだん急な下り道となってくる。途中には大量の獣の糞が。ここは獣にとっては重要な縄張り箇所か?登りになるに従い周りの雪は少なくなってくる。やがて開けたざれ場の展望場所に出て、更に巡視路の分岐路に出る。どちらもしっかりした道であるが左側の道には丸太が横たわっており、正規道でないことが見て取れる。しかし地理院地図で確認すると現在位置の右側に点線道が描かれているので左に行ってもこの先で正規ルートに合流すると判断して試しに左側の道に行ってみることにする。案の定、別の鉄塔に行く道と分かり引き返す羽目に(笑)。

 高見城山への登山道はほとんどのピーク部を避けて裾を巻いていく道となっているので結構、楽ちんである。やがて多くの標識がある分岐に出会う。直進は「丹波の森公苑/悠々の森」へ、左側の道を取り、高見城山へ向かう。柏原の町並みが右側に見えてくる。赤白の鉄塔を左に見ながら更に進むと再び分岐が。そのまま直進すると「悠々の森」へ、高見城山へは左側の道をとり、短いながらも頂上直下の急登を登ると広々とした頂上となる。そこには残雪の中、四等三角点と近隣の山名を紹介案内板と椅子が置かれている。丁度三人分の椅子があり、そこに腰かけて気温は6℃の中、昼食とする。風は僅かなので日差しで暖かく感じられる。360度の眺望である。

仁王門前→ 国の重要文化財の「吽形」と「阿形」像→ 九折の奥の院参道→
方向転換→ 植林帯の中の参道→ 地蔵堂で金屋地区の展望が開ける→
鐘楼で一突き→ 石龕寺奥の院拝殿へ→ 足利義詮の将軍屋敷跡→
岩屋山の切り立った断崖 金屋鉱山跡→ #57鉄塔のある頭光嶽頂上→ 頭光嶽からは西側の展望が開けている→
判り辛い高見城山への道→ なだらかな尾根道→ 左下側に金屋鉱山跡が見えてくる→
谷底のような金屋鉱山跡→ 岩屋山/石戸山分岐で右へ→ 石戸山頂上→
雪の中の尾根道→ 何物かの糞→ 雪が無い開けた場所に出る→
巡視路分岐→ 丹波の森公苑への分岐→ 柏原の町並み→
赤白鉄塔分岐→ 悠々の森への分岐→ 高見城山 頂上→
西方面→ 南方面→ 東方面→
 
北方面→ 高見城山から見る石戸山→
高見城山からの展望→ 

 昼食後、周りの山々を眺めて適当な山名を挙げながら眺望を楽しんだ後、出発。来た道を引き返す。往路は横目に見ながら歩いた紅白の鉄塔に立ち寄る。北西方向の展望が広がる。右側には先程歩いてきた高見城山とそこまでの尾根筋が見えている。

 往路では下りだったので気付かなかったがこれほど長く、きつい登りだったとは思わなかった。やっとの思いで石戸山に到着。しばらく下って堀切跡で石龕寺分岐となり、そのまま直進して岩屋山に向かう。2つの堀切跡を通過していく。

 左側にある岩屋山の狭い頂上に到着すると祠と岩屋城跡の説明が書かれていた案内板がある。この狭い部分に城が?案内では城跡の大部分が鉱山の採掘した辺りにあったらしい。その先まで行くと断崖となっており金屋鉱山跡が見える。尾根道の途中に直径10㎝位の鉄パイプが南北それぞれに尾根越えの急勾配の斜面に敷設されている。何のため?大変な工事だ。そこから直ぐに分岐、右(西)に行けば“重ね岩”と書かれた標識があった。

 道標がしっかりしているので石龕寺の指示に向う。関電のプラスチック階段が現れる。ジグザグのかなりの激下りで、途中、鎖で下る所もある。#56鉄塔からは展望が開け、その先には奥の院、頭光嶽と、南に岩屋集落が一望できる。更に急降下を繰り返して、北谷へ(東)となめらの谷広場へ(西)に下る分岐に、そのまま真っ直ぐ南に下る。そのすぐ下になめらかの谷広場への分岐、ここも真っ直ぐ石龕寺へ下っていく、岩屋川に近づき防獣フェンス沿いに下り、扉をを通過すると石龕寺の薬師堂、薬師堂に降りてくる。こちら側から登る場合には色々な取っ掛かりの道があるようで判り辛いので我々が歩いた参道からのコースが判り易く無難である。

赤白鉄塔に立ち寄る→  石戸山/岩屋山分岐で岩屋山へ→  狭い岩屋山頂上(城跡)→ 
設置された謎の尾根越え配管→  重ね岩分岐で直進→  厳しい鎖場を下る→ 
岩場の巡視路を下っていく→  #56鉄塔に出る→  まだまだ激坂が続く→ 
北谷分岐→  毘沙門堂で無事のお礼参り

 適度に案内標識が設置されているので特に問題無いが岩屋山からの激下りには注意が必要。
雪がこれほど積もっているとは予想もしていなかった。気温は3℃~6℃の中の登山。トイレは石龕寺のみ。

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