Mickey-sonのホーム山の部屋山紀行→兵庫県→阿瀬渓谷

山紀行  兵庫県

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 阿瀬渓谷(あせけいこく) 洗心台(せんしんだい)

地図でコースを見る  所要時間 4:55  水平歩行距離 7.4Km

【日  時】 2017年5月31日(水)
【山  名】 洗心台 650m 
【山  域】 兵庫県豊岡市
【天  候】 曇り
【メンバー】 白馬夫婦 和田 Mickey-son 4名
【コース 】 第2駐車場(245mH)9:50→思案橋(240mH)10:15→蔵王大権現(310mH)10:20→若林橋(440mH)10:25→摩崖仏(425mH)10:55→若林取水ダム(440mH)11:00→洗心台(650mH)11:20~12:35→松風園(605mH)12:45→一休亭(535mH)12:55→金山口(455mH)13:10→金山廃村(505mH)13:30→金山口13:55→阿瀬取水ダム(450mH)13:57→からん橋(330mH)14:25→思案橋14:35→第2駐車場14:45

 突然の降雨があるかもと予想された天気であり、自宅から曇り空である。新しくできた和田山八鹿高速道路で終点の日高神鍋高原インターで下り、国道482号線から259号線で阿瀬渓谷(円山川水系)へ。集落を過ぎ、渓流沿いに危なっかしい細い道を抜け、車止めがある手前で右に入り広い第2駐車場に車を止める。ルート案内、植物、木の説明看板が入り口に設置されている。

 舗装された森林浴コースからすぐに左側に分かれた遊歩道に進んで渓谷沿いに歩き始める。左に「鋳物師(いもじ)が滝」「長持ぶち」、「じょろ滝」を眺めながら橋で渓谷を渡り、右手に「蛇(じゃ)滝」、大きな「源太夫滝」、「出合の滝」を過ぎると本来の森林浴コースに合流する。多くの滝は樹木に遮られているため渓流に下らないと全体像が見えない。「源太夫滝」、「出合の滝」は河原に下りて間近に鑑賞する。

 「恐れ滝」で鳥やドングリの説明看板で勉強してから、すぐに左手にある思案橋を渡り、阿瀬川から離れ、若林川沿いに歩くルートを目指す。先ほど見た「源太夫滝」を右に見てからしばらくは森林浴コースを歩いて行く。あちこちにタニウツギ、ノリウツギが花をつけている。左の谷に落下防止のロープロープが張られた狭い道を過ぎ、「蔵王大権現」を左に見て(右側の岩壁には石積みの祠に入った石仏が佇んでい る)から「かえでの滝」を通過して「岩切り滝」の後、若林橋で対岸に渡り、しばらくは少し渓谷を離れる。

 「かえで滝」、「樅が滝」、「もみが滝」を過ぎると対岸に若林の廃村をうかがわせる石積が見えてくる。更に行くと道横に石積みの祠があり、その中に石仏像が安置されている。次に摩崖仏の標柱があったので鎖がある左上部を見上げてもそれらしきものは確認できなかった。やはりよじ登っていかないと駄目か。諦めて先に進む。

 やがて関西電力の建物が正面に見えてくる。昭和31年にできた若林川取水ダムであるがダムには長年の土砂が堆積して埋まってしまっている。ここから2Km下流の阿瀬発電所まで送られている。右手には北側にある阿瀬川からの背丈ほどの吐出用トンネルが見える。どうやってこのトンネルを阿瀬まで掘ったのだろう。大したものだ。木橋で若林川を渡り、渓谷から離れて登山道となり、4回ほど丸太橋で支流を渡り、急斜面を登って行く。関電の点検路となりいつものプラスティックの階段が設置されている。最後のつづら折りの道を登りきると尾根道となり、ここで左に折れて広くなった尾根の背を進んでいくと、 右側(東側)が開けていて、山並みを眺められる展望地になっている。再びプラ階段を登りきると広々とした洗心台に出る。何故かターザンロープがぶら下がっている。ここで昼食とする。北西方面は開けており蘇武岳が迫ってきているがあそこまで行くには大分時間がかかりそうである(駐車場からは6時間と書かれていた)。

駐車場 奥にトイレがある→ まずは左の遊歩道に進む→ 各滝に案内標識が立っている→
森林浴コース→ 源太夫の滝→ 思案橋で阿瀬川から離れ、若杉川に沿いに→
蔵王大権現→ 「岩切り滝」で若林橋を渡る→ ウツギの花が満開→
若林廃村が段々畑のように→ 関電の若林取水ダム→ 阿瀬川からの取水トンネル→
いつもの関電のプラ階段が現れる→ 初めて右側に眺望→ 開けた頂上の洗心台→

 昼食後の尾根筋の下りはあちこちの木々に取り付けられた木の名前や説明文で学びながら快適な雑木林の中を歩いて行く。右側遠くには日高町の市街地が望める。少し登り返すと手作りのブランコなどがある古めかしい看板が掛かっている松風園である。どういったいきさつでこの名前が付いたのであろう。洗心台からここにかけて一帯を遊園地にするつもりだったのか?

 また現れたプラ階段の急坂をつづら折りに下って行くと「一休亭」の標柱が立っており、ここから道が直線的に下る「白寿階段」と右に斜面を下っていく「のんびりコースの迂回路」の二手に分かれている。20mぐらいの先で合流している。更に下草が殆ど無いすっきりした樹林帯の斜面をジグザグに下っていくと植林地となり、地面もぬかるんでくる。やがて「金山口(きんざんぐち)」の案内標識がある開け地に出る。左への道は「蘇武岳6.5km 金山峠3km 金山廃村1km」、 右への道は「思案橋1.2km」、今下ってきた道は「若林口1.8km 洗心台1km」が地図と伴に書かれている。

 折角なので左に折れ、金山廃村まで行ってみることにする。しばらくはなだらかな渓流沿いの道を歩いて行くが「二段の滝」、「八連の滝」、「紅葉の滝」を過ぎ立派な橋を渡ると石積みの住居跡が段々畑のように左右に点在しており、その間を石が敷かれたメイン道路を進んでいくと大きな案内板が立っている所に出る。室町時代後期に全盛で廃坑になったのは江戸中期でそれからは炭焼きで生計を立てて生活していたが昭和37年に最後の家族が去ったと書かれていた。周りにはかつての生活の名残りの五右衛門風呂や、モーターウィンチなどが転がっている。鉱脈を手掘りした穴が200程残っていると書かれていたので周りを見渡すがそれらしき所は見られなかった。

 しばらく散策後、「金山口」まで戻り、崖沿いの道を進んでいくと、すぐに開けた河原の傍に出る。 山際に続く道を進んでいくと「阿瀬取水ダム」がある。若林取水ダムと同じ造りである。三角屋根のトイレの前を過ぎていくと、岩壁の曲がり角に「金山不動尊」が左手にある。左手にある阿蘇渓谷はかなり切れ込んだ崖となっているため道には鎖が設けられている。少し下ると不動尊の裏手に「不動滝」隠れている。

 「龍が滝」では5、6人が沢登りの訓練?を行っていたので少し見学する。「月照滝」を過ぎてから阿瀬川に鉄製の橋が架かっており、 橋を渡って振り返ってみると「からん橋」と書かれた標識が手すりに取り付けられてい た。ここから阿瀬川を右に見て下ることになる。崖の下に大きな岩があり、岩の間を抜けていくと、「倒れ岩の伝説」と題した解説板が立っている。 倒れ岩が崖の上にあった頃は、金山村の人々の格好の雨宿りの場所になっていたと書かれている。「座禅の滝」の標識を過ぎていくと、思案橋のある分岐に戻ってきた。崖沿いに続く広めの道を更に下ると右手に「氷ノ山後山那岐山国定公園 阿瀬渓谷休憩所」と書かれた観瀑休憩所で中にはベンチが設置され、トイレもある。ここからは舗装路となり、朝の遊歩道の案内を右手に見ると駐車場に無事到着。

北西方面に蘇武岳→ 気持ちの良い樹林帯を進む→ 松風園 ブランコなどがある→
金山口分岐 金山峠へは奥(左)へ→ 金山廃村行くため阿瀬川を遡上する→ 立派な橋を渡る→
金山廃村に到着→ 金山廃村でかつての生活の名残→ 阿瀬取水ダム→
金山不動尊→ 沢登りの訓練中→ からん橋を渡る

 森林浴コースの道はしっかりしていて迷うことはない。トイレは駐車場、観瀑休憩所、若林、阿瀬取水ダムそれぞれにある。
 四十八滝と言われているが多くは大した滝はなく、やはり5爆のいもじが滝、源太夫滝、恐れ滝、龍王滝、不動滝がまあまあの部類である。森林浴コースから各滝を撮影したが梢に遮られたり、いずれもうまく撮れていなかった。やはり河原に下りて撮影しないと駄目である。
 帰りは途中にある「湯の原オートキャンプ場」の温泉(500円)で汗を流す。

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